葛飾区労協総決起集会 三浦議長とともに闘おう!
全国一般東京東部労組が加盟している葛飾地区労働組合協議会(葛飾区労協)の総決起集会が10月20日夜、葛飾シンフォニーヒルズで開かれました【上の写真】。
この集会は、葛飾区労協の三浦徹也議長(東京清掃労組)が今年6月に筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断されながらも労働運動を闘い続ける決意を示したことを受けて、地域の仲間もよりいっそう奮起していこうと誓いあうために企画されました。
集会には葛飾区労協の加盟労組や地域の諸団体から約100人が参加。葛飾区労協の須田事務局長(東部労組)が集会の基調を提起した後、三浦議長が「地域共闘の強化を―わたしと労働運動―」と題して講演しました。その中で三浦議長は自らの労働運動人生を振り返りながら、「職場の違いを越えて労働者が地域で一緒に怒ることができる区労協運動をもっと盛り上げていきたい。病気にはなったが、自分も最後の最後まで仲間とともに闘っていく」と語りました。
その後、争議を闘う仲間としてJAL被解雇者ユニオン(JHU)の鈴木圭子さんとフソ―化成の不当労働行為を闘う東部労組の北澤亨介さんが勝利に向けた決意を発言。東部全労協、部落解放同盟葛飾支部、大椿ゆうこ参院議員から連帯あいさつを受けました。葛飾区労協の加盟労組はそれぞれ三浦議長とともに職場と地域で闘っていく決意を明らかにしました。
続いて葛飾区労協の小笠原副議長(全労)による音頭で参加者全員が「三浦議長とともに闘うぞ!」「最後の最後まで闘うぞ!」などのシュプレヒコールを上げ、さらに三浦議長と同じ職場の仲間がギターで伴奏し労働歌『インターナショナル』をみんなで歌いました。
最後に三浦議長が「私が頑張れば、みんなも頑張る。みんなが頑張るから私も頑張れる。残りの労働運動人生をまっとうしたい。争議に勝とう、差別も戦争も許さない、地域から階級的労働運動を再構築しよう」と腹の底から訴えて、団結ガンバローで集会を締めくくりました【下の写真】。