【労組反戦】国際反戦デー・イスラエル大使館抗議行動を実施
全国一般東京東部労組が加わる労組反戦行動実行委員会は「国際反戦デー」の10月21日、パレスチナ自治区ガザへの軍事攻撃に抗議するイスラエル大使館前緊急行動を実施しました【写真】。
現在、イスラエル軍によるガザ地区への無差別空爆で多数のパレスチナ人民が虐殺されています。またイスラエル政府がガザ地区を完全封鎖したことで、現地では電気や水道が遮断され、食糧や医療品の供給もストップし、死者や病人が急増しています。さらには近日中にもガザ地区への地上軍投入が予想され、そうなればいっそう多くの命が奪われることが必至です。
イスラエル政府はパレスチナのイスラム組織ハマスへの「報復」と称していますが、イスラエルによる長年のパレスチナ占領(入植地の拡大)と人民虐殺の歴史が根本的な問題です。また、それを一貫して支えてきた欧米諸国と日本政府にも大きな責任があります。
このような状況を日本の労働者・労働組合として見過ごすわけにはいかないということで、昨年来のロシア・ウクライナ戦争をきっかけに様々な労働組合で活動している同実行委として、イスラエル大使館に「戦争やめろ!パレスチナ侵攻やめろ!」と訴えるための緊急行動を取り組むことにしました。
当日の午前、最寄り駅である麹町駅に集合した参加者はプラカードや横断幕を手に大使館前に向かおうとしたところ、手前の道路を警官隊がバリケード封鎖し行く手を阻みました。これは何の法的根拠もない不当な規制にほかなりません。やがて警官隊は行く手を阻むだけではなく、抗議する参加者らをさらに大使館から遠ざけようと押すなどし暴力的に行動を妨害しました。これこそ米国と一体でパレスチナ人民への戦争・虐殺に加担する日本政府の姿そのものです。
警察の妨害と弾圧に屈さず、参加者たちはプラカードを掲げ、「イスラエルはガザへの攻撃をやめろ!」「パレスチナ人民を殺すな!」などのシュプレヒコールを上げました。
労働者の国境をこえた連帯で戦争を止めよう!
日本政府・岸田はパレスチナ侵攻に加担するな!
万国の労働者は団結しよう!