![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/a4/185f0ecbc82635f6fc33fa6936524159.jpg)
(写真=上野アメ横でマルゴーへの抗議アピール行動を行う組合員ら)
上野アメ横「マルゴー」社長は団体交渉に応じなさい!
文化と伝統ある商店街アメ横に「ブラック企業」はいらない!
2/20 東部労組マルゴー支部が抗議アピール行動!
東京・上野アメ横のガード下でモデルガンなどを販売している株式会社マルゴーで働く人たちでつくる全国一般東京東部労組マルゴー支部と支援する仲間は2月20日昼、違法・不当な行為で労働者を苦しめているマルゴー社長への抗議アピール行動を実施しました。東部労組が加盟しているコミュニティ・ユニオン首都圏ネットワーク1日行動の一環。約100人の参加者は買い物でにぎわうアメ横商店街でビラを配布するなど、マルゴー社長の横暴を訴えて注目を浴びました。
同支部は、社長から給料の30%カットを突然通告されたことをきっかけに約1年前に労働者6人で結成しました。その後、組合との話し合いで給料カットは撤回させ、これからは労働者の労働条件については組合と話し合って決めると社長は約束しました。昨年末にはずっと違法に未払いだった残業代も過去2年分(約720万円)を支払わせました。
ところが、今年に入って社長は60歳での定年退職制度を勝手に導入し、労働基準法で決められた有給休暇を取得できないように制限を加えました。組合員の配置転換やシフト・公休日の変更も一方的に通知してきました。これに対して同支部は団体交渉を開くよう求め続けていますが、社長はことごとく拒否したり無視したりしています。あげくの果てには話し合いを求める組合員を「解雇するぞ」と脅したり、組合員3人に懲戒処分(戒告)を強行したりしたのがマルゴーの社長です。
同支部は今年1月30日、東京都労働委員会に不当労働行為の救済申立を行いました。私たちが社長に望んでいることは労働者と対話してほしい、労働者の声に耳を傾けてほしいと言っているだけです。労働者が安心して生活ができて、はじめてお客さんへの親切丁寧なサービスも提供できます。こんなささやかな要求すら拒否する社長に対して、同支部は日本国憲法第28条の団体行動権を初めて行使しました。
アピール行動の参加者はアメ横のガード下にあるマルゴー本店を訪れ、マルゴー支部の保坂委員長が懲戒処分の撤回や団体交渉に応じるよう求める要求書を読み上げ、社長に手渡しました。その後「マルゴーはブラック企業だ」と書かれたビラを周辺の店舗や通行人らに配布し、組合の行動への理解と支援を求めました。注目度は非常に高く、沿道の店舗からは拍手が起きました。
アメ横は東京が誇る文化と伝統ある商店街です。ものを売る側も買う側も笑顔があふれる町です。そんなアメ横に働く人の生活をめちゃくちゃにする「ブラック企業」は似つかわしくありません。マルゴーの社長が法律を守り、正常な労使関係を回復させるまで私たちは労働委員会だけではなく社会的にもアピールを続けていく決意です。東部労組マルゴー支部にご支援をよろしくお願いします!
これからは組合員としっかり話し合って決めないとダメだよ!
幸い会長が団体交渉などの知識が皆無だったらしくノコノコ交渉に応じた為、最終的に退職金だけは確保出来ました
団体交渉の時は、組合委員の団結と役割分担が大事だと思いますので決してあきらめずがんばってください
不当解雇は違法です。
ましてこの年末に、社長さん何やってんですか。
専門知識とキャリアのある従業員の皆さんが支えて来たからこそ、お客さんの信頼を勝ち得たマルゴーじゃないですか。
40年以上前から仲良くしてくれてるスタッフもいらっしゃるんですよ。
会社と生活を支えあってきたスタッフの皆さんに最大限の感謝と敬意を払って「マルゴーここにあり」の姿勢を見せてください。
ネットや安売り店もあるなか、マルゴーで買うことに意義がある、と思える人も多かったのでは?表面仕上げなど、独自の展開もがんばってらしたのに。
再びシャッターが開くことを夢見ています。