(写真:09年11月「東部総行動」。プラカードを掲げてアイビイケイ本社に抗議)
(株)アイビイケイ石下工場のローラー清掃中に指を巻き込まれ、指3本を切断してしまった安田さん。その労災損害賠償を求める裁判の第5回公判が2月2日、東京地裁で行われました。
組合側からは安田さん、アイビイケイ支部役員2名、本部役員、そして玉木弁護士・河弁護士が出席。会社側は森田弁護士他1名が出席しました。
会社側はこの公判に際して、安田さんの同僚、直属の上司の「陳述書」を提出しました。
それは、「事故の責任はすべて安田さんにあった」という、この間の会社の主張に沿った内容のものでした。
「安田さんをはじめとする現場の労働者に対し、徹底した安全教育が行われていた」
「安田さんには安全指導が受け入れられていなかったと思い、残念」
指を切断するという重大な事故に被災し、それに対して会社の責任を追及するため敢然と闘う安田さんを励ましこそすれ、そうではなくむしろ安田さんの「自己責任」を強調する、このような「同僚」「上司」。私たちは非常に悲しい思いです。
この日の裁判では、今後の進行についても協議になりました。
近々、証人尋問が行われる段階になってきています。
労災事故の責任と誠実に向き合わない(株)アイビイケイ。
東部労組・アイビイケイ支部はこんな会社のやり方を絶対に許すことはできません!
証人尋問が決定しだいお知らせいたします。みなさんのご支援、お願いいたします!