3月の労働相談件数が600件を突破―単月で過去最高
解雇、サービス残業案件が際立つ
私たちNPO法人労働相談センターの今年3月の労働相談統計がまとまりました。
それによると、単月で過去22年間で最高の「607件」を数えました。
いままででは、2005年の6月の550件が最高で、昨年6月は525件でした。600件台になったのは初めてのことです。
労働契約更新のピーク時期の年度末とはいえ、労働者の置かれている状況の深刻さを改めて浮き彫りにしました。
相談内容を見てみると、「会社都合の解雇・退職」が「賃金」と入れ替わり首位になるという2008年秋のリーマンショック以来の傾向が依然として続いています。「サービス残業」「有休・休日」の伸び率が急上昇し、「いじめ・いやがらせ」も高止まりです。
雇用形態では、「正社員」からの相談が7割を占めますが、「派遣社員」が前月比2倍の伸びを示しました。
あなたが働いている会社で労働組合がなければ 泣き寝入りせず 組合をつくり 組合を通して解決していましょう!
一人でも組合はつくれますともに団結しましょう。