(上の写真=静岡市内をデモ行進する参加者ら)
浜岡原発を廃炉にしよう!すべての原発をなくそう!
静岡での反原発全国集会に東部労組が参加
私たち全国一般東京東部労組は7月17日、静岡市内で市民団体や労働組合が主催した「『廃炉は浜岡から』反原発全国集会」に参加し、約700人の仲間とともに浜岡原発(静岡県御前崎市)をはじめとするすべての原発の廃炉を訴えました。
私たちは上部団体の全労協が貸りたバスで東京から現地に集まりました。集会には福島県の佐藤栄佐久前知事、福島みずほ社民党党首も駆けつけました。「最悪の危険を防ぐ道はただ一つ、浜岡原発の完全廃炉しかない」「浜岡廃炉を突破口にして日本中の原発の廃炉を実現させるまで、運動を日本中に広げていく」とする集会決議を採択しました。
その後、参加者は炎天下の中、静岡市内の目抜き通りをシュプレヒコールを上げながら道いっぱいに広がったデモ行進で反原発をアピールしました。申し入れを拒否した中部電力静岡支店の建物玄関には集会決議文が次々と貼り付けられました。
浜岡原発は、今後30年以内に87%の確率で起きるとされるマグニチュード8程度の東海地震の震源域に位置しています。福島原発事故を受けて、菅首相が5月に中部電力に要請した結果、現在は浜岡原発が停止していますが、おざなりの対策を講じた後に運転を再開するつもりです。大震災に原発は耐えられません。福島の事故を教訓にして、全国の原発をただちに廃炉にしましょう。