東部労組は宇都宮健児さんを推薦します！

 

（上の写真＝東部労組2013年新年会であいさつする宇都宮健児さん）

東部労組は宇都宮健児さんを推薦します！

１月23日告示・２月９日投開票の東京都知事選に立候補を表明した日本弁護士連合会前会長の宇都宮健児弁護士を、私たち全国一般東京東部労組は執行委員会で推薦することを決定しました。

宇都宮さんは、弁護士としてヤクザ・ヤミ金業者と敢然と闘い、過酷な取り立てに追われる人びとの側に立ち、貸金業法の改正を実現した第一人者です。2008年暮れには東京・日比谷公園で行われた「年越し派遣村」で名誉村長をつとめました。労働者を使い捨てる「ブラック企業」への怒りを燃やし、東部労組も具体的な支援を多く受けてきました。

障害者差別による不当な処遇を変えるために立ち上がった非正規労働者の女性組合員を支援するための弁護団長を無報酬で買って出てくれたのが宇都宮さんでした。団体交渉に出席し、当事者とともに会社に差別をなくすよう迫ってくれました。そのおかげで彼女は現在、正社員化を勝ち取り、元気に働いています。

また、旅行添乗員でつくる東部労組ＨＴＳ支部の塩田委員長が週刊誌の取材を受けたことで不当解雇された問題では、「言論の自由に対する重大な挑戦だ」と率先して表明し、文化人・言論人アピール運動の呼びかけ人をつとめてくれたのも宇都宮さんでした。その結果、塩田委員長は昨年９月に解雇撤回し、添乗員として原職復帰を勝ち取ることができました。

このように宇都宮さんは労働者や弱い立場に置かれた人びととともに闘い、多くの成果を出してきました。また、原発再稼働・原発輸出や秘密保護法そして憲法改悪に反対し、悪政を推し進める自民党・安倍政権と真っ向から対決しています。東部労組が自信をもって推薦できる人です。

労働者の闘いを支え、生活と権利を守る宇都宮さんをよってたかって応援しましょう！