(証人尋問を終え、裁判所前で。)
「週刊金曜日」の取材に応じたことで、阪急トラベルサポートから「アサイン停止」(事実上の解雇)を受け、その撤回を求めて闘っている東部労組HTS支部の塩田委員長(写真右)。
2011年2月の東京都労働委員会(都労委)に続き、、同11月、中央労働委員会(中労委)からも「アサイン停止は不当労働行為」と断罪されたにもかかわらず、阪急トラベルサポートは塩田さんを職場に戻さず、同12月、命令の取り消しを求め、中労委を相手に裁判を提起しました。
一方で組合も、都労委命令より大幅に後退した中労委命令(記事について、塩田さんにも「一定の責任が認められる」としてバックペイを1年間分に限定、など)の取り消し(都労委命令への回帰)を求め、中労委を提訴しました。
会社・組合双方が原告となり中労委を提訴した裁判。1月18日、東京地裁において証人尋問が行われました。
東部労組各支部の仲間が支援の傍聴で見守る中、組合からは当事者である塩田委員長、会社側は田中和男前東京支店長が証人として証言しました。
初めに田中前支店長が証言しました。田中前支店長は塩田さんにアサイン停止を通告した張本人です。
会社側伊藤隆史弁護士による主尋問で、田中前支店長は、塩田さんが当該記事について、いかに「責任」があるかを滔々と証言しました。
しかし、組合側弁護団の蟹江弁護士による反対尋問で、塩田さんの「責任」を強調しておきながら、発行主体である週刊金曜日や執筆者であるライターの野村さんに記事の訂正を一切求めていないなど、会社側の不当労働行為意思が明らかとなりました。
次に塩田さんの証言。
弁護団の松浪弁護士による主尋問で塩田さんは、野村さんに取材を受けた際の詳細なやりとり、アサイン停止通告当日(2009年3月18日)に会社に呼び出された際の会社側の対応などについて証言。会社側伊藤弁護士による執拗な反対尋問に対しても、毅然と事実を証言しました。
この裁判はこの日の尋問をもって結審。3月27日(水)午後1時20分、東京地裁527号法廷において判決が言い渡されることとなりました。
塩田さんがアサイン停止(事実上の解雇)を受け、今年で4年になります。
塩田さんは添乗業務への復帰を求め、生活も苦しい中、歯を食いしばって闘っています。引き続き、みなさんのご支援、激励をお願いいたします!
阪急トラベルサポートは
塩田さんをただちに添乗業務に復帰させなさい!
塩田さん本当に辛い日々ですよね
阪急のツアーはどんどん観光地を増やし、ガイドの仕事は添乗員に丸投げ
そりゃあ燃油含めて10万台のツアーできますよ
けどもう限界です。。。