写真=東部労組大会で裁判結審の行動を呼びかけるメトロコマース支部組合員(2018年11月4日)
11/19 東部労組メトロコマース支部 非正規差別なくせ裁判結審の行動にご参加を!
東京メトロ駅売店の非正規労働者でつくる全国一般東京東部労組メトロコマース支部が正社員との賃金差別をなくすために闘っている裁判の控訴審が11月19日に東京高裁で結審を迎えます。当日は裁判所に対して非正規差別を許さない公正な判決を出すよう求めるため、裁判所前でのアピール行動、法廷での支援傍聴、議員会館での報告集会を行います。みなさんのご参加をよろしくお願いいたします。
2014年5月に始まった同支部の裁判闘争は、同じ駅売店で同じ仕事をしているにもかかわらず正社員と著しい賃金差別を受けている非正規労働者が労働契約法20条を「武器」に会社を訴えたものです。裁判の過程で、非正規労働者が差別によっていかに生活と尊厳を傷つけられているかが明らかになりました。しかし、2017年3月に東京地裁は非正規差別を容認する不当判決を言い渡しました。
その後、同支部は東京高裁に控訴するとともに、多くの仲間とともに様々な大衆行動に取り組みました。非正規差別の撤廃を求める声は社会的に広がっています。非正規労働者は賃金が低くても仕方ないと決めつけた東京地裁の不当判決は約2000万人の非正規労働者にとって怒りと憎しみの的となっています。東京高裁が再び差別追認の判決を出すことは絶対に許されません。
11月19日の裁判では結審にあたって組合側原告と弁護団から意見陳述します。そのうえで結審すれば、判決日が決まる予定です。今こそ私たちは「非正規労働者への差別をやめろ!」の声を強く上げていかなければなりません。非正規差別を徹底糾弾し、裁判所に正義の判決を出させ、全国の非正規労働者にともに立ち上がるよう呼びかけるため、東部労組メトロコマース支部の控訴審結審の行動に結集してください!
【東京東部労組メトロコマース支部 非正規差別なくせ裁判控訴審結審の行動】
■日時:2018年11月19日(月)
・11:30~12:30 東京高裁正門前アピール行動
・13:30~ 法廷での支援傍聴(東京高裁812号法廷)
・裁判終了後 参議院議員会館B104で報告集会(裁判所から徒歩で移動します)
※ 雨天決行
※ 労働組合の方はできるだけ旗を持ってご参集ください。