シリーズ「解雇理由」2015年1月分

みなさんへ　
シリーズ「解雇理由」です。
2015年1月にＮＰＯ法人労働相談センターと全国一般東京東部労組に寄せられたメール相談の「解雇・退職勧奨・退職強要」事例からまとめました。

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「解雇・退職勧奨・退職強要」のメール相談事例のまとめ
ＮＰＯ法人労働相談センター
全国一般東京東部労組
2015年3月9日

１、 多摩北部のシルバー人材センターで大量解雇が発表された。このような場合、どこに相談したらいいのでしょうか。

２、 事務員。営業への異動辞令がでた。私としては、「あなたがいなくなれば業務がまわらなくなる」と言う同僚の声もあり、会社に「異動に応じられない」と伝えたところ、会社から「事務員として雇い続けるつもりはない。辞令を断るなら、自己都合で退職届をだせ」と言われた。労働契約法16条に違反しているのでは。

３、 長年嘱託社員として働いきた。私たち嘱託社員は、正社員と同等もしくは正社員以上の仕事をしてきているが、ボーナスなど理不尽な差別の下で働いてきた。ここにきて、会社は嘱託者に対して、週5日勤務から4日勤務にすると突然通告してきた。「受け入れないのであれば辞めろ」とも。ひどい仕打ちではないでしょうか。

４、 派遣社員。派遣先の上司は、私が重い生理痛で2・3日休むことが気にいらない。派遣先とは次回の契約更新をしたばかりなのに、派遣先の上司からは「今月一杯で解除」と言われた。

５、 ハローワークの求人から入社して３週間。会社が「あなたは使えない。即戦力にならない。退職届を提出しろ」と強要してくる。

６、 正社員。怪我をして入院中。上司が病院に来て「他の職員に迷惑をかけている。復職してもあなたの居場所はない。こう言えばわかるよな」と自己都合の退職届を提出しろと言ってきました。これは解雇ではないでしょうか。

７、 勤続５年の女性事務正社員。会社から営業への異動、しかも遠隔地への異動が決定されたと告げられた。業務内容は全く異なり、また、健康や家族の関係からも到底受け入れない中身です。辞めさせようとするパワハラではないでしょうか。

８、 看護師。一年間の契約社員の後、正社員になるという事で働きはじめた。しかし、ひとりの上司が、すぐに興奮するなど大変問題のあるパワハラ人物でした。ほどなく「解雇通告書」が渡され、中には「コミュニケーション能力が無い」と記載されていた。

９、 正社員として雇用されたが、試用期間満了時に社長から「辞めるように」と圧力があった。断ると「一年契約社員」に降格させられた。その後、職場で罵倒されたり、ゴミを投げつけられたりのいじめが始まった。

１０、 地方に転勤して15年という長きにわたってそこで働いてきた。ここにきて大阪への転勤を打診されたが、家族の病気もあり断ったところ「退職してくれ」と言われた。

１１、 スクールカウンセラー。３年間契約社員で来年からは正社員になれることになっていたのに、労使双方に原因があるささいなミスを理由に３月末での退職と言われた。

１２、 外資系のマネージャー。会社から「ポジションが無くなったので辞めろ」「みんながあなたを認めていない」「パフォーマンスが悪い」と言われ、退職を求められ続けている。

１３、 店のオーナーが、ＬＩＮＥで職員全員に「店を閉鎖するので、全員解雇」と言ってきた。解雇予告手当も解雇通知書もくれない。

１４、勤続８年。会社から「退職か3か月間の休職」を求められた。辞めたくないのでやむなく休職を選択したが、休職中は無給でかつ健康保険も返還させられ、事実上の失業状態。こんなことは許されるのか。

１５、歯科医院の雇われ医師。医院ではカルテを改ざんする不正請求行為が行われている。「不正を止めるように」と意見をいったとたんに、まったく聞く耳をもたず、逆に「もう来なくていい、クビだ」と言われた。

１６、希望退職に応じてしまった直後、後悔して取り下げたいが可能か。

 

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