(団交に臨む塩田さんとHTS支部組合員)
阪急トラベルサポート「塩田さんを添乗業務には戻さない」
どこまで争うつもりなのか!
阪急トラベルサポートはただちに都労委命令を守り、
塩田さんを職場に戻せ!
3月3日、東部労組HTS支部と阪急トラベルサポートとの団体交渉が約2年ぶりに渋谷の貸会議室にて行われました。
組合からは塩田委員長はじめHTS支部組合員5名と本部菅野委員長、会社側は田中和男取締役(昨年、東京支店長より昇格)、中川東京支店長、細野課長、川上係長、伊藤隆史弁護士が出席しました。
この日の団体交渉の主な議題は、塩田さんの職場復帰についてでした。組合は、2月4日の東京都労働委員会(都労委)の命令(「塩田さんを添乗業務に復帰させよ」「バックぺイを支払え」「組合に謝罪文を交付せよ」)をただちに履行し、塩田さんを職場に戻すよう、要求。会社の見解を質しました。
会社の回答は、結局のところ、「塩田さんを職場に戻すことはない。中央労働委員会(中労委)で争っていく」というものでした。
田中和男取締役いわく、「できることとできないことがある。塩田さんが引き金を引いたんだから」「塩田さんには反省の態度が見られない。だから戻すことはできない」。
このような会社の対応こそが「不当労働行為」として都労委から断罪されたにもかかわらず、相変わらず、「週刊金曜日」の記事の執筆者でもなく、ましてや発行主体でもない塩田さんに「責任をとらせた」という態度です。
これに対し、塩田さん・組合員は怒りの声を会社に突きつけました。
「記事に問題を感じているのであれば、なぜ週刊金曜日に対応しないのか」「週刊金曜日が会社を訪ねてきても面会を拒否しているではないか」
このような組合の怒りにもかかわらず、会社は「記事の読み方」について「問題を感じないのか」、また、記事中の「死亡した3名の添乗員」との記述につき、「死亡した添乗員の名前をなぜ言えないのか」などと、塩田さん・組合に執拗に尋ねてきました。
組合が「死亡した人の名前はプライバシーもあって教えられない」と回答すると、伊藤隆史弁護士はあろうことか、「死人にプライバシーはないんですよ。知らないんですか」などと言い放ったのです。
また、会社は組合に対し、「週刊金曜日記事に係る組合ブログ記事の削除」「週刊金曜日への組合からの訂正申し入れ」を引き続き求める、としながらも、仮にそれが実現されたとしても、塩田さんを添乗業務に復帰させるかどうかは分からない、としたのです。まさに、塩田さんを放逐するという「結論ありき」の態度です。
田中和男取締役、伊藤隆史弁護士、会社の考え方、態度は都労委命令を受けても反省どころかまったく変わっていません。
組合は、このような会社の態度に、塩田さんを職場に戻すまで徹底的に闘う決意を新たにしました。
塩田さんを直ちに職場に戻せ。
至極当然の要求です。
会社の主張は公の場でもすでに完全に否定されているのですから。
塩田さん、HTS支部の皆さん、心より応援しています。
頑張ってください。
又、別の意味でいろんな会社に添乗しますが、阪急やHTSが添乗員の待遇改善に努力をされたことは評価に値します。まだまだ大手旅行会社や派遣会社で最低の法令をも守らない会社があります。特にJ-Bはひどいです。分社化されているので全てはわかりませんが、情報を下さい。
食費が出ない(機内食とかかれている所は有料であっても、スナック程度でも食費はでない。客と同様だそうです。)
早朝手当がでない。(現地出発日は、5時より早くても対象外)
オプション集金や返金等手当なし
休日手当がでない。(7日働くと次の日は、休日手当がつくはずでは?)
深夜手当は、どう考えても最低基準に満たない金額
まだまだ沢山有りますがこの会社は、驚くべき点が多くとても業界1番とは思えません。いったいどこからどこまでが労働時間なのか? 各社違うのでもちろん賃金違います。
最低のルールは旅行会社、派遣会社はそろえてほしいと思います。
どの様な条件が有るべき姿か教えてください。各社の情報教えてください。
最後になりますが、HTSの待遇は本当に羨ましく、それに努力された塩田さん頑張って下さい。