150名が結集!TCSAに抗議の声
TCSA事務局長と話し合い実現
<熱い日差しの中、日比谷メーデー開催>
5月1日、全労協日比谷メーデーが日比谷野外音楽堂で開催されました。
日比谷メーデー集会最後の「宣言アピール」は参加者を代表して、コナカ支部やHTS支部の担当でもある全国一般東京東部労組菅野書記長が読み上げました。
東部労組はHTS支部組合員と他社の添乗員も含め、130名を超える人数が結集しました。
この日はTCSA前でのアピール行動までの「1日行動」となりました。熱い日差しの中、日比谷野音での集会、官庁街を新橋までデモ行進。道行く人々に「働く者の生活と権利を守るぞ!」「添乗員に人権を!」「名ばかり管理職を許さないぞ」とシュプレヒコールでアピールしました。
メーデー集会とデモの様子(動画)
http://video.labornetjp.org/Members/akira/videos/0501.wmv
<TCSA前抗議アピール行動に150名を超える参加>
デモ終了後、東部労組は浜松町のTCSA前に移動、この場から参加した添乗員の皆さんも合流して参加者は150名を越える規模となりました。
参加者は、「添乗員に人権を!」の横断幕と多くのプラカードを高く掲げ、「怒っているのは、添乗員だ!」「労基法違反を是正させないのは、TCSAだ!」とシュプレヒコールをあげ、集会は始まりました。
HTS支部の塩田委員長は、「TCSAをはじめとする旅行業界を動かし、派遣添乗員の労働条件改善をかちとっていきたい」と力強くあいさつ。続いて、HTS支部の江口副委員長が「TCSAは偽装事業場外みなし労働撤廃を表明せよ」「組合との話し合いを行え」との申し入れ書を読み上げ、代表10名がTCSAへの申し入れに臨みました。
対応したのはTCSAの理事の鈴木事務局長。TCSAビル2階の会議室にて話し合いがもたれました。
集会参加者全員も会議室に入り、話し合いを傍聴。
鈴木事務局長は当初、「今日は申し入れ書を受け取るだけ」との消極的な対応でした。
しかし、HTS支部組合員一人ひとりは鈴木事務局長に対し真剣に訴えます。
「TCSAは添乗員の実態についてアンケートで把握しているはず。なぜ改善に動き出さないのですか」「JATA、サービス連合といっしょになっておこなった厚労省への『派遣添乗員にみなし労働を適用せよ』との要請をすぐに撤回してください」「1万2千名の添乗員があの申し入れのせいでどれほどみんな苦しんでいると思いますか」と次々に発言しました。
この真剣な訴えを受けて鈴木事務局長は、「東部労組による2年前の旅行綜研、昨年からの阪急トラベルサポート支部の問題提起から添乗員問題は国全体で、今、大きく動きだしています」「TCSAも東部労組の提起を受け真剣に取り組んでいきたいが、TCSAだけでは限界がある。JATAの協力と理解がどうしても必要」「ただ、ここに来て、各旅行会社もコンプライアンス上、時間管理で動き始めている。その一環として国内日帰り旅行については、時間管理を行うようにする。不十分だとのお叱りもあることは承知しているが、これを突破口にしたい」。
これに対して、HTS支部組合員からは、「国内日帰りで時間管理ができるのであれば、宿泊、海外についてもできるはずだ」と厳しい指摘がありました。
最後に、私たちとしては、添乗員の社会的地位の向上のために、今後も東部労組とTCSAが話し合ってお互いに協力し合おうと要請して、この日の申し入れは終わりました。
TCSA前アピール行動の締めくくりに、HTS支部組合員と参加した添乗員の皆さんからひとりづつ決意表明。今後も派遣添乗員の労働条件改善、みなし労働撤廃で闘っていくことを確認し、この日のアピール行動は終了しました。
TCSAは今後も派遣添乗員の労働条件改善に向け、HTS支部と真剣に
話し合ってください!添乗員の声に耳を傾けてください!
HTS支部はこれからもみなし労働撤廃、派遣添乗員の労働条件改善を求め
闘っていきます!
皆様の活動に本当に感謝しております。
ありがとうございます。
今こそ、添乗員の地位(処遇)向上を図るときが
きました。今までがひどすぎたのです。この動きは
あって然るべきなものなのです。
お客様からは「最近、旅行代金が上がった」と言われ
それに見合ったものを要求してきますが、今までが
異常な状況だったのです。お客様からも理解を得て、
正当な料金まで旅行代金を上げ、辛い思いをしている
添乗員やバス会社、その他関連機関に還元すべき
です。
このままでは旅行が成り立たなくなります。
旅行会社がお客様に旅行代金の値上げを理解して
頂ける様、努力すべきです。そして、派遣会社は
添乗員に正当な賃金を支払うべきです。
もう動く時期です。FJの中西社長、真剣に
お願いします。
鈴木さん、何とかしてくださいよ!いいかげん、時間稼ぐのはもう、やめませんか?
もう充分に、稼いだでしょうに?
かえって、いま、きちんと対応していくのなら、逃げ道もあろうというところ。
何か一つでもいいから、やってみせたらいいんじゃないですか?
いや、やるべきですよ!鈴木さん!
昼少し前だったので。途中からでも行けばよかった。でもヘトヘトで。言い訳ですみません。写真を見る限り劇的な感じがします。
僕もテクサには言いたいことがてんこ盛りにありました。研修で行って以来テクサには1度も行ってませんでしたが、あんな形で戻って行かなければならなかった添乗員達がどんな思いでいたか、テクサは真摯に受けるべきです。
添乗員に夢と憧れをもって研修し飛び立った、そして「だまされた」という思いで舞い戻ってき訴えたのです。これ以上裏切らないでくれ。
全国の添乗員がどれほど喜ぶことでしょう。
心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。
お疲れさまでした。
鈴木さん、早く動いて下さい。早く。
しかし結局、三橋専務理事・TEI社長は姿を見せなかったのですね。
本当に添乗員の声に耳を傾け、処遇改善に向けてTCSAが行動する意志がらあるなら、実質的な最高責任者である貴女がなぜこの場に出てこない?
いろいろなことが東部労組の尽力で改善されてきています
まだまだ、改善の必要な事だらけですが、人並みの仕事に近づきつつあるなーという実感があります
TCSAって、、、いったい何なんだろう、と最近思います
主任者証って、国家資格でもないし、なんの効力もなさそうだし、簡単に取れるし、添乗員の資格なんて紙切れか?
旅程管理を本当にまかされていないのがHEIの仕事ですけどね。。。
私たちはだまされていたのか、いいえ、あの時代はそれで納得するしかなかったんですよね。。。。。添乗員の処遇は今まで悪すぎました
添乗員になりたいがために、我慢して条件が悪くてもこの世界に足を踏み入れた人が殆どだったと思います
でも、これからの添乗員は会社の奴隷ではなく、もっと自分の正当な権利主張をして働いていくべきです
世の中の動きがそうなんですから
業界全体のことを考えたらそろそろ三橋さんも引退し、後を継ぐ人は更なる大改革をする時期だと思います
人間、引き際が大切ですよ
こんな時期に引退なんて意地でも嫌かもしれませんが、全国の添乗員の将来を考えることがあなたの残された最後の仕事ではないですか?
私は、お金の支払いをしているお客様たちにも、この私達の、暮らしていけないほどの低賃金を知って頂くことも、必要なのだと思います。黙っている必要などないのだと思います。添乗員さん達は、ある意味、かっこつけが多いのかもしれないし、この仕事で得られる収入なんか、あてにしてないくらいの大金持ちの人もいるのかしれないけど、そうじゃない人も多くいるのですから。
皆さんで伝えていくこと、それが急務ではないかと思います。世の中で、何一つとっても、自分に全く関係の無いこと、なんてないはずじゃないでしょうか?
新聞を読んでも、今世の中が大きく動いていることが感じられるのは私だけではないと思います。必ず、今までのことには、ゆり戻しがあると思います。
そして、一番改善の進まない、どこかの会社から、槍玉に挙げられることでしょう。それが、いつもの日本国のやり方ですね。まともにやりましょうよ、皆さんで。一人一人が、伝えていくべきことです。
メーデーにふさわしい素敵なコメント。
本当に心から賛成します。
更にTCの待遇改善が進み、法律を守り、まともな旅行業界になっていくよう多くの人が力をあわせていきましょう。
150名は多いとも少ないとも言えますが、全世界で固唾を呑んで見守っている人たちはこの百倍でしょう。世間には、取り上げられた記録も記憶も残ります。
自らが立っている位置を関係者は自覚し始めています。
一年前に比べたら完全に流れができていますね。
さんざん待たされて、異常な負担を強いられて別な道に転じた元TCと、もう待てない現役TCの想いがこの5月1日に結実していると思います。
もう「奴隷の幸福」に甘んじていられる局面ではないです。 同僚や家族や友人にまだもっと伝え広めていこうと思います。
責任を取るべき人は自らの出処進退をもうそろそろお考えになっても遅くはありません。
国土交通省や厚生労働省も本腰を入れて旅行業界に法令を遵守させないと存在が揺らぐことになるでしょう。
危機感を無くしていると世界中に恥をさらすことになりかねません・・・