写真は11月10日の東部けんり総行動旅行綜研事務所前要請行動
旅行綜研とダイヤモンドシステムの11月10日付け文書
<「派遣添乗員就業規則」作成と適用開始のお知らせ>について
<文書の概略は以下の通りです>
両社は、冒頭から「組合の主張は論外で、その妥当性を欠くもの」と平然と主張します。
しかし、「当社への労基署の聞き取り調査が行われた結果、これまでの慣例での運営方法に対する是正勧告の指導がなされたため、就業規則を作成することとなりました」
「三田・中央労基署は、派遣先旅行会社がまず添乗員の労働時間管理を行い、所定の労働時間を越える労働には時間外勤務手当てを支給するとともに早朝深夜労働、休日労働、有給休暇付与等も含めて適用し、実施に移すよう両社への是正指導を下した」
「重要なことは、・・・・管轄の労基署には業界の現契約形態は労働基準法違反であり、受け入れられないという結論に至ったということです」
「勧告の内容を受け止めて、業界団体へ報告を行うとともに派遣先旅行会社に対する派遣条件改定の依頼を行っていくことにしました」
「11月後半から12月初めまでに、当就業規則を掲示しますので、内容を確認していただいた後、添乗員の代表者を社内選出するとともに、時間外労働および休日労働に対する協定(36協定)を結んでいただく予定をしております」
「有給休暇は、来年7月末日には取得できるように進めていきます」
という内容です。
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<私たち東部労組の見解>
会社が本当に法律を守るのであれば大勝利であり大歓迎ですが、
重大な問題点が三点あります。
第一点目は今後のことです。
会社は今後、果たして本当に法律を守り、時間外手当など支払うのでしょうか。
とんでもない誤魔化しをやってくる危険性はないのでしょうか。
新しい就業規則を全添乗員に付与しないのは何故でしょうか。
その中身をきちんと点検する必要があります。
また、労基署に届ける就業規則には民主的に選ばれた労働者代表の意見書を添付しなければなりません。
いつその民主的選出を行ったのでしょうか。選出をやったという話は誰も聞いていません。
会社の手先の会社の意向を受けた人物がかってに意見書をだしたとしたら大変な文書偽造です。犯罪となります。
みなさんの声で就業規則をみんなに付与するように要求しましょう。労働者代表を民主的方法で選出しましょう。中身をよくよく批判的に分析しましょう。
有給休暇は今日にでも取らせないと違法となります。「来年7月から取得できる」はとんでもない労基法違反です。起算日は労働者の入社日から数えないと違法です。
第二点目は、今までのことです。
添乗員や社員など全スタッフへの過去の未払い賃金(時間外・早朝深夜・休日等)の問題です。
ひとの貴重なお金をとっておいて、これからは払うからで済む話ではありません。本来であれば入社以来の全額を払い戻すべきですが、少なくても未払い賃金の時効は2年間ですから、最低でも過去2年分の全額と遅延損害金(在職者は6%、退職者には14.6%)の支払い義務が生じます。
過去2年分だけでも、一人あたり数百万円にはなるはずです。
この過去分を戻すことについて一言も触れていません。
同じく有給休暇を取得させなかった損害分はどうやって補填するつもりなのか。半年で10日分の有給が発生しています。今までは丸々損をしていたのです。
また雇用保険などの社会保険の未加入で受けた損害部分はどう補償するつもりなのか。何一つ触れていません。まさに<盗人猛々しい>文書と言わざるを得ません。
第三点目は、会社の姿勢についてです。
会社として今までの反省はないのでしょうか。
そもそも、労働時間や時間外労働の改善を求めたとたんに解雇するという暴挙とも言える会社の反社会的姿勢が今の危機的事態を生み出していることに何故気づかないのでしょうか。
「組合の主張は論外で、その妥当性を欠くもの」は二人や全国の添乗員全員を怒らせるだけで争議は拡大するだけです。
最初に心から二人に謝罪し解雇を撤回して争議を一刻も早く解決して平和的労使関係にまず戻すことです。それが道というものでしょう。
また添乗員や全スタッフへの謝罪はないのでしょうか。未払い賃金などみなさんに謝罪しなければなりません。すぐに払えないのであれば待ってもらうように頭を下げてお願いするしかありません。何故そういう誠実な姿勢を示さないのでしょうか。
旅行綜研とダイヤモンドシステムの11月10日付け文書
<「派遣添乗員就業規則」作成と適用開始のお知らせ>について
<文書の概略は以下の通りです>
両社は、冒頭から「組合の主張は論外で、その妥当性を欠くもの」と平然と主張します。
しかし、「当社への労基署の聞き取り調査が行われた結果、これまでの慣例での運営方法に対する是正勧告の指導がなされたため、就業規則を作成することとなりました」
「三田・中央労基署は、派遣先旅行会社がまず添乗員の労働時間管理を行い、所定の労働時間を越える労働には時間外勤務手当てを支給するとともに早朝深夜労働、休日労働、有給休暇付与等も含めて適用し、実施に移すよう両社への是正指導を下した」
「重要なことは、・・・・管轄の労基署には業界の現契約形態は労働基準法違反であり、受け入れられないという結論に至ったということです」
「勧告の内容を受け止めて、業界団体へ報告を行うとともに派遣先旅行会社に対する派遣条件改定の依頼を行っていくことにしました」
「11月後半から12月初めまでに、当就業規則を掲示しますので、内容を確認していただいた後、添乗員の代表者を社内選出するとともに、時間外労働および休日労働に対する協定(36協定)を結んでいただく予定をしております」
「有給休暇は、来年7月末日には取得できるように進めていきます」
という内容です。
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<私たち東部労組の見解>
会社が本当に法律を守るのであれば大勝利であり大歓迎ですが、
重大な問題点が三点あります。
第一点目は今後のことです。
会社は今後、果たして本当に法律を守り、時間外手当など支払うのでしょうか。
とんでもない誤魔化しをやってくる危険性はないのでしょうか。
新しい就業規則を全添乗員に付与しないのは何故でしょうか。
その中身をきちんと点検する必要があります。
また、労基署に届ける就業規則には民主的に選ばれた労働者代表の意見書を添付しなければなりません。
いつその民主的選出を行ったのでしょうか。選出をやったという話は誰も聞いていません。
会社の手先の会社の意向を受けた人物がかってに意見書をだしたとしたら大変な文書偽造です。犯罪となります。
みなさんの声で就業規則をみんなに付与するように要求しましょう。労働者代表を民主的方法で選出しましょう。中身をよくよく批判的に分析しましょう。
有給休暇は今日にでも取らせないと違法となります。「来年7月から取得できる」はとんでもない労基法違反です。起算日は労働者の入社日から数えないと違法です。
第二点目は、今までのことです。
添乗員や社員など全スタッフへの過去の未払い賃金(時間外・早朝深夜・休日等)の問題です。
ひとの貴重なお金をとっておいて、これからは払うからで済む話ではありません。本来であれば入社以来の全額を払い戻すべきですが、少なくても未払い賃金の時効は2年間ですから、最低でも過去2年分の全額と遅延損害金(在職者は6%、退職者には14.6%)の支払い義務が生じます。
過去2年分だけでも、一人あたり数百万円にはなるはずです。
この過去分を戻すことについて一言も触れていません。
同じく有給休暇を取得させなかった損害分はどうやって補填するつもりなのか。半年で10日分の有給が発生しています。今までは丸々損をしていたのです。
また雇用保険などの社会保険の未加入で受けた損害部分はどう補償するつもりなのか。何一つ触れていません。まさに<盗人猛々しい>文書と言わざるを得ません。
第三点目は、会社の姿勢についてです。
会社として今までの反省はないのでしょうか。
そもそも、労働時間や時間外労働の改善を求めたとたんに解雇するという暴挙とも言える会社の反社会的姿勢が今の危機的事態を生み出していることに何故気づかないのでしょうか。
「組合の主張は論外で、その妥当性を欠くもの」は二人や全国の添乗員全員を怒らせるだけで争議は拡大するだけです。
最初に心から二人に謝罪し解雇を撤回して争議を一刻も早く解決して平和的労使関係にまず戻すことです。それが道というものでしょう。
また添乗員や全スタッフへの謝罪はないのでしょうか。未払い賃金などみなさんに謝罪しなければなりません。すぐに払えないのであれば待ってもらうように頭を下げてお願いするしかありません。何故そういう誠実な姿勢を示さないのでしょうか。
添乗員を侮辱するようなことをしたから、仕方がありません。
今まで、会社は添乗員にうそをついて私たちの給料を盗んでいたのですか。なんでも添乗のせいにして、くだらないことで反省文を書けとかばかばかしいことばかりいって、さすが泥棒さんたちやることがあくどいです。自分たちが違法行為をしても反省文は書かないのですか。前々から陰湿でおかしな会社だとおもっていましたがそれが証明されました。すぐに謝罪をしてください。全添乗員の残業代をすぐにはらってください。支払い能力がないなら盗んだ給料で購入したもの全て処分して清算してください。そのために会社の資本金があるのですから。
120年前からの8時間労働制を守らず、未だ15時間・16時間というデタラメな過酷な労働を強制しておいて、日給1万円にも満たないという低賃金、社会保険も何一つ入れられず、未来や家族の健康への保障は何もないという<どれい労働>がいつまで通用するはずがありません。
添乗員の方々はもともとは知的な方々が多いはずです。
人権問題や少し労基法を囓ればいかに会社が悪行無法残酷なことを続けてきたかわかるはずです。
みなさんと同じように圧倒的な多くの添乗員さんたちは、勇気ある二人に心の中では拍手を送っていると信じます。
勿論、中には会社側に付く人もいるでしょうし、仕事を奪われることを恐れて表向きは会社に味方する人もいるでしょうが、誰が考えても間違っているのは旅行業界であり、正しいのは皆さんの訴えです。
正義はみなさんに存りです。
会社側につく人のことなど気にしないでみんなで声を上げていきましょう。
みなさんの声が止まることが一番会社を喜ばせます。みなさん!ぜひ声を上げ続けて下さい。たくさんのコメントを寄せて下さい。
今の労働組合の闘いやこのブログを多くの人に知らせて広げて下さい。
一緒に添乗員の<地位向上>のために頑張りましょう。
始発電車で出発地迄行かせるのも酷だ。前泊させるべし。
旅行代金は値上げしても良いと思うし5980円等と半端な金額は辞めるべし。6000円とかきりのいい金額にすべし。キャンセルの返金が細かすぎる上に両替手数料がかかるので。
代わりに1月前迄に申込し、代済の場合1割引とか、当日徴収は2割増にするとかした方がいい。