【フソー化成との闘い】またしても卑劣な不当労働行為
フソー化成・小林洋社長はいい加減にしろ!
フソー化成・小林洋社長はいい加減にしろ!
2022年12月以降、1年半以上に渡り業務を取り上げ職場での「座りっぱなし」を強いるという人権侵害とも言える卑劣な不当労働行為に屈することなく闘い続ける東部労組・北澤組合員に対し、フソー化成・小林洋社長はまたしても不当労働行為をしかけてきました。
小林社長は6月下旬から、「座りっぱなし」を強いられている北澤組合員をより「さらし者」とするため、
◇北澤組合員の机の至近に会社東京工場への業者等の来訪者・来客等の記帳場所を設ける
◇机の周囲を黄・黒のモールで囲む
◇机の隣・後ろ等を取り囲むように東京工場従業員の机・作業台を配置し、監視の圧力を加える
などの卑劣な不当労働行為をあらたに開始し、北澤組合員に対しさらなる精神的苦痛を与えてきています。
これにより、東京工場来訪者は他の労働者が忙しく業務を行う一方で「座りっぱなし」状態にある北澤組合員の姿を目にすることになり、同時に、机の周囲に黄・黒のモールが巡らされている北澤組合員の状況は奇異に映ることは間違いなく、北澤組合員を来訪者の「さらし者」とする意図であることは明らかです。
また、北澤組合員の周囲を作業スペースで囲む、また、作業する労働者の動線に荷物(段ボール等)を積み上げる(現在は撤去)ことにより、この荷物が障害となっていることで、資材・荷物等を運ぶ労働者は北澤組合員と荷物との間の狭くなった通路を行き来することにより、担いでいる・持っている資材・荷物等が北澤組合員にあたる、北澤組合員の頭上に落下する等の物理的危険性も生じました。北澤組合員を他の労働者から「邪魔者」視させ、それにより精神的打撃を与えんがための不当労働行為であることも明らかです。
フソー化成においては、6月下旬に至るまで来訪者に名簿への記載を求めていた実績はなく、また、他の労働者の作業を阻害するかのごとく荷物等を動線にそって積み上げていた実績もありません。北澤組合員に対する露骨な不当労働行為そのものです。
また、フソー化成・小林社長による今回の不当労働行為は、労働委員会の命令発出までの期間を悪用した「不当労働行為の上塗り」であり、労働委員会命令の実効性を事実上形骸化させる暴挙というほかありません。
東部労組・北澤組合員はフソー化成・小林社長を相手に東京都労働委員会(都労委)に不当労働行為救済申立を行っていましたが、昨年11月の審問(証人尋問)を経て4月9日に結審となり、現在は命令の発出を待つ状況です。
労働委員会事件の結審から命令発出までの間については静謐を保持するというのが一般的ですが、フソー化成・小林社長は現在、この「命令発出までの間」を利用して北澤組合員を職場から追い出そうとさらなる不当労働行為に及んでいるのです。このようなフソー化成・小林社長の意図、すなわち不当労働行為が完遂された場合、今後発出される都労委命令の実効性、とりわけ団結権侵害の回復が困難となることは火を見るよりも明らかです。
その意味で、今回の不当労働行為は不当労働行為救済制度の趣旨・労働委員会制度を無視・愚弄するものであって許されるものではありません。
このような卑劣な行為により現在、北澤組合員は業務の取り上げ・「座りっぱなし」による精神的負荷に加え、さらなる負荷・苦痛を強いられながらも歯を食いしばって職場で闘っています。
不屈に闘う北澤組合員に引き続きのご支援・激励とフソー化成株式会社・小林洋社長に抗議の声をお願いいたします!
◇抗議先◇
フソー化成株式会社
代表取締役社長 小林洋
東京都足立区梅田1-19-10
電話:03-3887-7831 FAX:03-3849-5491