3.9東部労組春闘一日行動③ 個人タクシー世田谷第三職員支部ストライキ行動
賃金半額の不当な再雇用条件を許さないぞ!
無期限ストライキで闘うぞ!
3月9日の東部労組春闘一日行動の三つめは、東部労組個人タクシー協同組合世田谷第三職員支部のストライキ抗議行動を千歳船橋の事務所前で実施しました。
使用者側は、同支部・朝貝委員長の3月からの定年再雇用で勤務日を週5日から3日に減らし、賃金を半額(11万円余)でしか雇わないという不当な条件をつけてきました。
再雇用直前の2月28日に団体交渉が予定されていましたが、それも使用者側は新型コロナウイルスの感染予防を理由に一方的に取りやめてきました。労使双方でわずか5人程度の会合を中止する必要はまったくないにもかかわらず、ウイルスに便乗して団交を取りやめたのは明らかです。
労組側は話し合いがまとまるまでは週3日に勤務日を減らさないよう再三にわたり要請し、使用者側が勝手に「非番」扱いにした3月3日と同5日には朝貝さんは断固として出社し就労させるよう求めました。
しかし、使用者側はそんな朝貝さんに対して警察を呼ぶという暴挙に及びました。長年職場で働いてきた職員への侮辱そのものです。このため朝貝さんと中村さんの2人は同5日から無期限のストライキに突入しました。
この日の行動では、2人は東部労組各支部と友好労組の仲間とともに抗議の声をあげ、「不当な再雇用条件を撤回し生活できる労働条件に改めること」と「労働組合からの脱退を強要する不当労働行為を謝罪し再発防止を誓うこと」を求める申入書を使用者側の堀江副支部長に手渡しました。
2人は使用者が職員の生活と権利を守るまでストライキで断固闘う決意です。すべての働く仲間は職員2人を支持し応援してください!
東京都個人タクシー協同組合世田谷第三支部の中山支部長と堀江副支部長は職員の生活と権利を守ってください!