「週刊金曜日」が、取材に応じた東部労組HTS支部塩田委員長を事実上の解雇処分にしたことは、同誌と記事を執筆した野村昌二さんの名誉を傷つけ取材および言論の自由を萎縮させるものとして、阪急トラベルサポートに対して計1000万円の損害賠償を求めた訴訟(http://blog.goo.ne.jp/19681226_001/e/cf9d69b33693ddd14531f8703f3a7cdb)。その初公判が8月31日、東京地裁で行われました。
「週刊金曜日」からは片岡副編集長と代理人の中村雅人弁護士、三澤太雅弁護士はじめ5名、阪急トラベルサポート側は田中支店長、伊藤弁護士はじめ4名が出席。東部労組・HTS支部からは塩田委員長と本部スタッフ、そしてHTS支部と同じように会社の「逆ギレ」組合つぶしと闘うネットワークユニオン東京の仲間2名が傍聴しました。
会社側伊藤弁護士は今回の訴えに対し、「週刊金曜日の主張するどこが不法行為に該当するか分からない」旨の主張を行いました。全面的に争う構えのようです。
私たちはこの裁判を全面的に支援します。言論の自由を侵害し、
労働組合つぶしを行う阪急トラベルサポートを私たちは許しません。
阪急トラベルサポートはただちに塩田さんを職場にもどせ!
「週刊金曜日」に謝罪せよ!
明日発行予定のNU東京の機関紙に間に合わせようと裁判のレポートを書いているところです。
NU東京も「逆ギレ」提訴に対する反訴をおこない、1月後の10月1日に口頭弁論(東京地裁620号法廷で13:30~)を迎えることになりました。
日本の転換期を向かえ、東部労組やNU東京のような「物言うユニオン」はますます重要な役割を担うことになってくるとおもいます。
がしかし、その一方でこうした「ユニオン」に対して敵対的態度を取りつづける企業やそれを煽るような「代理人」も決して少なくはないようです。
これらには、決して負けないという決意を示し、そして共に勝利していきましょう!