(上の写真=森美菜さんの遺品の手帳に走り書きされたメモ)
ワタミ過労自殺遺族の森夫妻を励ますためにご参加を!
8/5「過労死をなくそう!龍基金」第6回中島富雄賞授賞式
「過労死をなくそう!龍基金」第6回中島賞授賞式(8月5日)への参加の再度の呼びかけです。今年の授賞者はワタミで働く長女の森美菜さん(当時26歳)を2008年6月に過労自殺で亡くした森豪さんと森祐子さんのご夫妻です。当初は祐子さんだけの参加予定でしたが、豪さんも参加できるとの連絡がありました。
森美菜さんは最長で連続7日間の深夜勤務を含む長時間労働や、休日に行われるボランティア研修に参加するうちに精神障害となり、入社から約2ヵ月後に自宅近くのマンションで飛び降り自殺しました。亡くなる1カ月前には次のような悲痛な言葉を走り書きしています。「体が痛いです 体が辛いです 気持ちが沈みます 早く動けません どうか助けて下さい 誰か助けて下さい」
今後、ワタミに対して謝罪や再発防止を求める遺族の森夫妻を多くの参加者で励ましたいと思います。授賞式への皆さんの参加をあらためてお願いします。
また、当日の授賞式で「生きる権利が守られる社会へ」と題して記念講演を行ってくれる稲葉剛さん(NPO法人自立生活サポートセンター・もやい代表理事)は、路上生活者や生活困窮者への支援活動に尽力され、最近の生活保護バッシングに抗して奮闘している方です。多くの人に聞いてもらいた講演です。
(上の写真=授賞式で記念講演を行うNPO法人もやい代表の稲葉剛さん)
■過労死をなくそう!龍基金 第6回中島富雄賞授賞式
■日時:2012年8月5日(日)13時~(12時半開場)
■場所:葛飾シンフォニーヒルズ別館5階レインボー
(東京都葛飾区立石6-33-1・京成「青砥」駅より徒歩5分)
地図→ http://www.k-mil.gr.jp/institution/access/sym_access.html
■参加費:無料
自分も外食(すかいらーく)出身で、入社前と、実際現場で働く待遇の違いにあ然としました。
ご両親の痛みは深く、失った命は帰ってきませんが、この意志を永遠に伝えていかなくてはなりません。