長唄
◎勧進帳 其一 其二 七〇二四三 七〇二四四 芳村伊十郎 杵屋連中
◎勧進帳 其三 其四 七〇二四五 七〇二四六
◎勧進帳 其五 其六 七〇二四七 七〇二四八
◎鶴亀 其一 其二 七〇二四九 七〇二五〇
◎鶴亀 其三 其四 七〇二五一 七〇二五二
◎娘道成寺 其一 其二 七〇二五三 七〇二五四
◎越後獅子 大薩摩筑摩川 七〇二五五 七〇二五六
◎吉原雀 式三番叟 七〇三〇九 七〇三一四 とも、小竹 秀男、繁雄、一光、八千代、政彌、春●
◎娘道成寺 毬歌 梅とさんゝ 七〇三〇七 七〇三〇八
◎望月 其一 其二 七〇三一〇 七〇三一一
◎新浦島 其一 其二 七〇三一二 七〇三一三
◎三社 七〇二六五 新町 君子、若作、友次、玉奴 朝次、豆鶴、豆奴
清元
◎北州 神田祭 七〇二二三 七〇二二四 新近江家 小静
◎梅の春 太々神楽 保名 七〇二二五 七〇二二八
◎式三番 七〇一七六 新橋 小静 しめ
端唄 (落語) 備考 ○本調子 □二上り △三下り
◎ □春雨 ○紀伊の國 七〇二〇三 七〇二〇二 吉原 由喜 まつ
◎ ○梅にも春 ○京の四季 七〇二〇〇 七〇二〇一 吉原 由喜 まつ 由喜
◎ ○夕暮 棚の達磨 ○我が物 七〇〇三〇 七〇〇三一
◎ ○浅く共 ○忍ぶ恋路 お互に 七〇〇三二 七〇〇三三
◎ ○秋の夜 ○綱上 七〇〇三四 七〇〇三五
◎ □松盡し 二上り新内 火の用心 七〇〇五〇 七〇一二一 吉原 由喜 新橋 新近江家 小静
◎ 二上り新内 萩の枝折戸 二上り新内 平家で 七〇一二二 七〇一七二 新橋 新近江家小静
◎ □私し國 ○薄墨 七〇二二二 七〇二二九
◎ ○年の瀬や 二上り新内 七〇二五八 七〇二七四 新橋 新近江家 小静 新町 大西席 干梅
◎ ○暮馬子唄入字余り都々逸 ○散るは浮き 都々逸 七〇二八九 七〇二九一 三友亭 圓若
◎ ○梅にも春 替唄 落語 菖蒲賣 七〇二九二 七〇二八二 三友亭 圓若 笑福亭 松鶴
常磐津
◎乗合舟 富士の白雪 乗合舟 叩き大工 七〇二一九 七〇二二〇 常盤津 志妻太夫 岸澤 文字兵衛 岸澤 八百八
◎将門 夫れ五行子 将門 嵯峨や御室 七〇二一六 七〇二一七
◎うつぼ猿 子寶 三番叟 七〇二一八 七〇二二〇
新内
◎明鳥正夢 其一 其二 七〇一四三 七〇一四四 柳家紫朝
◎朝顔日記 其一 其二 七〇一三七 七〇一三八
◎お俊 傳兵衛 堀川 其一 其二 七〇一三九 七〇一四〇
◎矢間重太郎 其一 其二 七〇一四一 七〇一四二
◎蘭蝶 其一 其二 七〇一〇七 七〇一〇八 鶴賀吉丸 鶴賀若喜太夫 鶴賀三升
◎明鳥 明鳥正夢 七〇一〇九 七〇一一〇
浪花節
◎赤垣源蔵 徳利の別 一ー二 七〇〇八〇 七〇〇八六 東家 二代目楽遊 三絃 戸川花助
◎海賊房次郎 一-二 七〇〇八七 七〇〇八八
◎塩原孝子傳 愛馬の別 一-二 七〇〇八九 七〇〇九〇
◎赤穂の直助 一-二 七〇〇九一 七〇〇九二
◎國定忠治 一-二 七〇〇三六 七〇〇三七 浪花亭 二代目愛造 三絃 花澤二三子
◎五郎正宗 一-二 七〇〇三八 七〇〇三九
◎源平盛衰記 一-二 七〇〇四〇 七〇〇四一
◎鍋島猫騒動 一-二 七〇〇四二 七〇〇四三
◎金刀比羅利生記 田宮坊太郎 一-二 七〇〇八〇 七〇〇八一 玉川勝太郎 三絃 花澤二三子
◎宇都宮騒動 一-二 七〇〇八二 七〇〇八三
◎栗本家騒動 一-二 七〇〇五二 七〇〇五三 京山恭為 三絃 花澤二三子
◎栗本家騒動 其三 牡丹燈龍 七〇〇五四 七〇〇八四 京山恭為 三絃 花澤二三子 東家 二代目 楽遊三絃 戸川花助
◎太功記 一-二 七〇〇四四 七〇〇四五 浪花亭 二代目 〆太 三絃 花澤二三子
◎太功記 三-四 七〇〇四六 七〇〇四七
◎越後騒動 一-二 七〇〇四八 七〇〇四九
源氏節
◎小栗判官 石童丸 七〇二八三 七〇二八四 岡本小美根
◎佐倉宗五郎 渡し場 加賀美山 奥庭 七〇二八五 七〇二八六
法界節
◎春雨 追分 竹ならば 七〇〇九五 七〇一〇五
◎元禄節 サノサ 七〇〇九六 七〇〇九七
◎推量節 法界節 七〇一〇三 七〇一〇四
◎ラッパ節 四季の唄 七〇〇九八 七〇〇九九
◎どっこいさ 追分 蝦夷や松前 七〇一〇二 七〇一〇六
落語
◎高砂屋 一ー二 七〇一五二 七〇一五三 柳家小さん
◎浮世風呂 一ー二 七〇一四八 七〇一四九
◎豊竹屋 一-二 七〇一五〇 七〇一五一
◎生粋 七〇一五四 七〇一五五
◎粗忽長屋 一-二 七〇一五六 七〇一五七
◎無筆 一-二 七〇一五八 七〇一五九
◎小言幸兵衛 一-二 七〇一六〇 七〇一六一
◎小言幸兵衛 三 痩我慢 七〇一六二 七〇一六三
◎十徳 一-二 七〇一八一 七〇一八二
◎二階ゾメキ 一-二 七〇一八三 七〇一八四
◎出入帳 一-二 七〇一八五 七〇一八六
◎花色木綿 一-二 七〇一八七 七〇一八八
◎柿と栗、大学屋 竹の子 七〇二五九 七〇二六〇
◎一枚起請 五目講談 七〇二六一 七〇二六二
◎ひらのかげ 神鳴 七〇二六三 七〇二六四
◎曾我櫻口無し しまつ人 七〇二八一 七〇二八一
太神楽及阿保陀羅經
◎元祖活惚 日露戦争蟲盡し 七〇〇五八 七〇〇六五 豊年齊梅坊主連中
元祖活惚
爰もと御覧に入れまするは紀州鳥羽節活惚踊り始り左様、活惚々々コリヤヨイヨイサ、沖の暗いのに白帆がヤーアゝ見ゆる、アレハ紀伊の國ヤレコノコレワイナ、蜜柑船アヽイアアイみかん船ヤーまゝや、アレワ紀伊の國ヤレコノコレワイナみかん船、豊年ぢや萬作ぢや、明日は旦那の稲苅で小束にまるめて一寸投げた、今年アサツサ世が宜て今年ア世がよて穂に穂が咲いて、エオツセツセノコレワイセー穂めらに穂が咲いたコノ妙かいな。
此儀御目止りますれば次なる事を御覧に入れます。
日露戦争 蟲盡し
サア始まります。
今度日露の事件に就きまして数多 あまた の蟲が集まり、日へ御味方をば致さんと数多の蟲が集まりて、海陸共に二分れで、陸の大将清水谷まむし閣下の號令で、馬えお揃へた青とかげ日の丸御光も天道蟲、●鉄砲蟲の砲先を揃へて撃出す玉蟲も、大山閣下の蟒蛇 うわばみ が旅順の敵を一吞みと、實 げ に紅の舌を巻き足を揃へて百足山、兩眼鏡で蜂の巣まで遼陽占領働きは、サーベル抜いてげぢゞなす、丁々てふの戦は目覚す蚊が喰ふひのありなり、何所ともなく皀角子 さいかち 蟲が飛び来りて敵兵をば、肩に擔 かつ いで芋蟲ころりと投附けたら、敵は驚き屁發 へっぴり 蟲、ばつたゞと打倒され、やうゝ立て弱蟲が、歩るく一イ二ウ ひいふう 又倒れ、愈々降参此の末は、何の蝗と申しましやう、命さへありや、國の産物、旅順も嬶 かかあ も子供も何にも要ない、皆日本へステッセルだ、なんと仰しやつた。
愈々勿体なくも日蓮聖人甲斐の國に渡らせ給ひ、勘作の成佛と云ふ最 いと ど正根の御話だが、後連追々繰込みました此にて止むる次第なり。
◎出駄羅目經 道化年始 七〇〇六六 七〇〇六一
◎道化おかめ 舞ひ物盡し 七〇〇六〇 七〇〇六七
◎反物盡し 名所盡し 七〇〇六三 七〇〇六四
◎道化娣さん 楽屋囃子 七〇〇五七 七〇〇五九
◎住吉伊勢音頭 深川節 七〇〇五六 七〇〇五五
◎道化嫁取間違 一ー二 七〇〇六九 七〇〇七〇
◎道化 出産見舞い 都々逸 鳥盡し 七〇〇六二 七〇〇六八
明治四十三年 〔一九一〇年〕 十月二十日発行 ≪非売品≫ 編輯兼発行者 林修一郎 印刷所 東洋印刷株式会社
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明治四十三年十月十七日印刷
明治四十三年十月二十日発行 ≪非売品≫
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