昭和の全日本プロレス

全日の旗揚げからG馬場三回忌追悼興行までの記録です。当ブログの記事や画像を、ブログ等にそのまま転載する行為は禁止します。

第17戦~第21戦(日本リーグ争覇戦)

2012年06月23日 19時40分21秒 | '78全日本プロレス

第17戦 11月25日(土)東京・蔵前国技館 観衆4500人
決勝トーナメント準々決勝 45分1本勝負
ラッシャー木村(12分33秒リングアウト)キム・ドク
ドクが木村を場外に落とし場外戦に。殴り合いから木村がパイルドライバーを決めてリングへ、ドクはリングに飛び込んだものの間に合わず、木村のリングアウト勝ち。
※木村が準決勝進出。
木村のコメント
「はっきり決着をつけたかったんだが…」
ドクのコメント
「10カウントで(リングに)入っているじゃないか。なんだあのレフリーは…」

タッグマッチ45分3本勝負
サクラダ&石川(1-1)タナカ&ホー
①サクラダ(3分21秒体固め)タナカ
サクラダはタナカのエルボードロップをかわし、倒れたところへボディプレスからパイルドライバーを決めフォール。
②タナカ(6分11秒体固め)サクラダ
③(2分50秒両軍リングアウト)

決勝トーナメント準々決勝 45分1本勝負
ジャンボ鶴田(16分38秒回転エビ固め)マイティ井上
井上は鶴田のバックにまわりロープへ押し込んで後方回転エビ。しかし鶴田はロープを掴んで井上を自爆させ、井上が立ち上がろうとしたところへ飛びついて回転エビを決めフォール。
※鶴田が準決勝進出。
鶴田のコメント
「同じ技を二度もくわないよ。優勝はいただく。」
井上のコメント
「ちきしょう、もう一歩だった。」

特別試合30分1本勝負
ストロング小林(15分59秒リングアウト)ミスター・ヒト
小林のアトミックドロップでヒトが場外転落。小林が追いかけ場外戦となり、ヒトがヘッドバット3連発を決めリングへ戻ろうとするところでタイツを掴む小林を蹴り倒しエプロンからニードロップ。これをかわした小林がリングへ戻りリングアウト勝ち。

タッグマッチ30分1本勝負
草津&浜口(1-0)小鹿&大熊
①浜口(9分19秒体固め)小鹿

タッグマッチ30分1本勝負
大位山&米村(0-0)ムラサキ&奄美
①時間切れ

20分1本勝負
ロッキー羽田(11分6秒片エビ固め)鶴見五郎
寺西勇(10分18秒原爆固め)小林邦昭

※大木金太郎は都合で日本リーグへの出場が遅れた為、決勝トーナメントへの参加を辞退。代わってリーグ戦4位の石川とヒトが抽選を行い、石川の決勝トーナメント進出が決定。

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」(生中継)「国際プロレスアワー」収録

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第18戦 11月26日(日)岩手・久慈市民体育館 観衆3800人
6人タッグマッチ60分3本勝負
木村&井上&草津(1-1)鶴田&大熊&ヒト
①井上(11分11秒体固め)ヒト
②ヒト(8分7秒体固め)井上
③(10分6秒両軍リングアウト)

決勝トーナメント準々決勝 45分1本勝負
プロフェッサー・タナカ(14分30秒反則勝ち)ミスター・サクラダ
タナカがサクラダへ凶器攻撃。怒ったサクラダはタナカの凶器を奪い攻撃。これを制止するレフリーをも殴り反則負け。
※タナカが準決勝進出。

タッグマッチ30分1本勝負
ドク&梁(1-0)ホー&クレイボーン
①ドク(16分2秒体固め)クレイボーン

30分1本勝負
グレート小鹿(14分24秒両者リングアウト)アニマル浜口
石川孝志(12分19秒体固め)鶴見五郎

20分1本勝負
寺西勇(13分27秒両者リングアウト)ロッキー羽田

15分1本勝負
デビル・ムラサキ(11分59秒片エビ固め)スネーク奄美

(試合開始18時30分)

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第19戦 11月27日(月)青森・黒石市スポーツセンター 観衆3400人
6人タッグマッチ60分3本勝負
木村&浜口&寺西(2-1)鶴田&小鹿&サクラダ
①国際組(17分50秒反則勝ち)全日本組
②全日本組(1分45秒反則勝ち)国際組
③木村(4分23秒片エビ固め)小鹿

決勝トーナメント準々決勝 45分1本勝負
ディーン・ホー(15分21秒リングアウト)石川孝志
石川はホーを場外に落とし、場外でヘッドロックに決め鉄柱に激突させようとしたが、逆に突き放され鉄柱に激突しダウン。その間にホーがリングへ戻り勝利。
※ホーが準決勝進出。

30分1本勝負
グレート草津(13分43秒両者リングアウト)キム・ドク
マイティ井上(12分43秒片エビ固め)ロッキー羽田

バトルロイヤル(8人参加)
決勝、スネーク奄美(9分51秒体固め)大熊元司

20分1本勝負
大熊元司(12分51秒体固め)鶴見五郎
ミスター・ヒト(10分23秒エビ固め)デビル・ムラサキ

15分1本勝負
梁承揮(10分43秒背骨折り)スネーク奄美

(試合開始18時30分)

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第20戦 11月28日(火)山形・鶴岡市体育館 観衆3600人
タッグマッチ60分3本勝負
草津&浜口(1-1)大木&ドク
①浜口(9分42秒体固め)ドク
浜口はドクをロープに振って担ぎ上げエアプレンスピンからマットに叩きつけフォール。
②ドク(4分42秒片エビ固め)浜口
ドクは浜口の頭部へニーパットを連発した後、パイルドライバーを決めフォール。
③(3分45秒両軍リングアウト)
ドクが草津をトップロープ越しに場外へ投げ落とすと、大木が草津を捕まえて客席後方へ。その間リングではドクと浜口がやり合い、浜口がドクをトップロープ越しに場外へ投げ落とし乱闘となるが、再びリングへ戻りやり合う間にクレイボーンレフリーのカウントが進みゴング。
※試合の権利のあるのはドクと草津だったが、レフリーは両軍リングアウト判定。

決勝トーナメント準決勝 45分1本勝負
ラッシャー木村(7分56秒片エビ固め)ディーン・ホー
ホーが木村をロープに振り攻撃しようとしたところへ、木村が先にクロスチョップ。続けてブルドッキング・ヘッドロックからパイルドライバーを決めフォール。
※木村が決勝戦進出。
木村のコメント
「タナカはパワーもあるし頭脳もある。鶴田の二の舞はごめんだ。(決勝は)鶴田とやりたかった。」

決勝トーナメント準決勝 45分1本勝負
プロフェッサー・タナカ(6分26秒反則勝ち)ジャンボ鶴田
鶴田がエルボースマッシュの連打でタナカをコーナーに詰めると、田中はタイツから棒状の凶器を取り出し腹部へ一撃。再度鶴田がエルボーでコーナーに詰めると、タナカはタイツから凶器を取り出そうとしたが、鶴田がタナカから凶器を奪いタナカの腹部と脳天へ凶器攻撃からうずくまったところを首絞め。レフリー制止を聞かずに攻撃を続け反則負け。
※タナカが決勝戦進出。
鶴田のコメント
「反則負けだけは気をつけていたが、カッカしすぎたのが悪かった。」

タッグマッチ30分1本勝負
井上&寺西(0-0)大熊&サクラダ
①時間切れ
残り時間1分、国際チームはサクラダへダブル・ブレーンバスターを決め井上がフォールするが、サクラダはカウント1で返し大熊と交代。井上が大熊の足を持って倒し下腹部へヘッドバットを落とした後、逆片エビ固めを決めるがサクラダがカット。代わった寺西が大熊へメキシカンストレッチを決めサクラダがカットしたところで時間切れ。

30分1本勝負
ロッキー羽田(10分46秒エビ固め)スネーク奄美
グレート小鹿(8分25秒逆片エビ固め)梁承揮

20分1本勝負
ミスター・ヒト(10分49秒体固め)鶴見五郎

15分1本勝負
デビル・ムラサキ(4分37秒首固め)若松一政

(試合開始18時30分)「国際プロレスアワー」収録

石川は前日の試合で左肩を痛め欠場。

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第21戦(最終戦) 11月30日(木)千葉公園体育館 観衆4000人
日本リーグ争覇戦決勝戦 60分1本勝負
ラッシャー木村(1-0)プロフェッサー・タナカ
①木村(11分5秒片エビ固め)
タナカはトーキックで倒した木村へエルボードロップ。これをかわした木村は、バックドロップを決めフォール。
※木村が優勝。
木村のコメント
「本当にうれしい。予選リーグから苦しい戦いの連続だったので素直に喜べる。」
日本リーグ争覇戦・各賞
最高試合賞 ジャンボ鶴田対マイティ井上(11/25蔵前)
殊勲賞 石川孝志
敢闘賞 ミスター・サクラダ
技能賞 マイティ井上

60分1本勝負
大木金太郎(1-0)アニマル浜口
①大木(16分1秒リングアウト)
大木が浜口をロープに振るが、浜口は大木をタックルで倒し、もう一発狙ったところを大木が抱え上げトップロープ越しにボディスラム。大木も場外に落ち乱闘となるが、先にリングへ戻ろうとした浜口を引きずり落として先にリングへ戻り、エプロンに上がってきた浜口をヘッドバット連打から一本足頭突きで場外に落としリングアウト勝ち。

日本リーグ争覇戦3位決定戦 45分1本勝負
ジャンボ鶴田(11分20秒回転エビ固め)ディーン・ホー
鶴田はタックルにきたホーのバックに回り、ロープへ押し込んでの後方回転エビを決めフォール。
※鶴田が3位。

タッグマッチ45分1本勝負
草津&寺西(1-0)サクラダ&羽田
①草津(16分42秒4の字固め)羽田

45分3本勝負
マイティ井上(1-1)キム・ドク
①ドク(11分48秒体固め)
ドクは井上の腹部へパンチを連発した後、アトミックドロップを決めフォール。
②井上(3分32秒回転エビ固め)
井上はタックルにきたドクのバックに回り、ロープへ押し込んで後方回転エビを決めフォール。
③(4分48秒両者リングアウト)
井上がドクをトップロープ越しに場外へ落とし、追いかけてイスで殴りリングへ戻ろうとしたが、ドクが井上を引きずり落とし客席に叩きつけた後イスで攻撃を続けドロー。

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(0-0)ヒト&石川
①(15分33秒両軍リングアウト)

30分1本勝負
鶴見五郎(9分45秒片エビ固め)梁承揮

20分1本勝負
デビル・ムラサキ(7分4秒片エビ固め)スネーク奄美

15分1本勝負
米村勉(10分16秒背骨折り)高杉正彦

(試合開始18時30分)「国際プロレスアワー」収録

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