昭和の全日本プロレス

全日の旗揚げからG馬場三回忌追悼興行までの記録です。当ブログの記事や画像を、ブログ等にそのまま転載する行為は禁止します。

'80プロレス大賞

2012年12月29日 20時00分52秒 | '80全日本プロレス
12月16日正午から東京・銀座キャピタルホテルで、東京スポーツ新聞社制定80年度のプロレス大賞の選考会が開催され、80年度のプロレス大賞が決定した。

年間最高試合賞 馬場・鶴田対ファンクス(12月11日蔵前国技館)
ノミネートされた試合と投票結果
馬場・鶴田対ファンクス10票
アントニオ猪木対スタン・ハンセン9票
棄権3票

最優秀選手賞 アントニオ猪木
MSGシリーズのシングルとタッグ戦の優勝とNWF戦の試合内容を評価。
ノミネートされた選手と投票の結果
アントニオ猪木13票
ジャイアント馬場7票

最高殊勲選手賞 ジャイアント馬場
3度目のNWA世界王座獲得を評価。
ノミネートされた選手と投票の結果
ジャイアント馬場10票
アントニオ猪木6票

最高特別大賞 ジャイアント馬場
3000試合連続出場に対して。

最高タッグチーム賞 ジャイアント馬場・ジャンボ鶴田組
インタータッグ王座の防衛と世界最強タッグの優勝を評価。
ノミネートされたチームと投票結果
馬場・鶴田組13票
猪木・バックランド組4票
棄権5票

殊勲賞 藤波辰巳
WWFジュニア王座の防衛とNWAジュニア王座獲得を評価。
ノミネートされた選手と投票の結果
藤波辰巳12票
木村健吾7票

敢闘賞 アニマル浜口
新日本との対抗戦のファイト内容を評価。
ノミネートされた選手と投票の結果
アニマル浜口10票
ラッシャー木村4票

技能賞 木村健吾
ノミネートされた選手と投票の結果
木村健吾11票
藤波辰巳7票

大衆賞 アブドーラ・ザ・ブッチャー
大衆賞 スタン・ハンセン
ノミネートされた選手と投票の結果
アブドーラ・ザ・ブッチャー9票
スタン・ハンセン8票
テリー・ファンク3票

努力賞 全日本プロレス・プリンス・トンガ(投票の結果・トンガ12票、大熊元司4票)
努力賞 新日本プロレス・ジョージ高野(投票の結果・高野9票、長州力5票)
努力賞 国際プロレス・マッハ隼人(投票の結果・マッハ9票、アニマル浜口6票)

'80プロレス大賞選考委員
委員長・高橋典義(東京スポーツ編集総長)
田鶴浜弘(評論家)
菊地孝(評論家)
鈴木庄一(プロレス)
竹内宏介(ゴング)
小池幸雄(フクニチ)
山浦力(レジャーニュース)
松下正雄(新大阪)
大加戸康一(デイリースポーツ)
佐藤匠市(デイリースポーツ)
和喜多正明(東京スポーツ編集局次長)
桜井康雄(東京スポーツ運動部長)
門馬忠雄(東京スポーツ運動部副部長)
長田基(東京スポーツ運動部)
永島勝司(東京スポーツ運動部)
松田隆(東京スポーツ運動部)
堀内良夫(東京スポーツ運動部)
川野辺修(東京スポーツ運動部)
鈴木皓三(東京スポーツ写真部副部長)
富田政宣(東京スポーツ写真部)
芳本栄(東京スポーツ写真部)
山田隆(東京スポーツ出版部長)

馬場のコメント
「今年は3000試合達成やNWA奪取など、私にとって有意義な年だったと思う。その年にこれだけの賞をいただいたのは、来年に向かって大きな励みですよ。」
鶴田のコメント
「できたら個人での大賞がほしかったけど、UN戦など反省点も大きかったですから。来年頑張ります。」
トンガのコメント
「最初はどこまでやれるか不安だったけど、これで自信もつきます。ありがとうございます。」

----------------------------------
'81年1月5日午前10時30分から東京プリンスホテルで、東京スポーツ新聞社制定80年度のプロレス大賞の授賞式が行われた。

--------------
コメント

'80世界最強タッグ決定リーグ戦

2012年12月22日 20時00分28秒 | 全日本プロレス史


参加チーム
ドリー・ファンク・ジュニア(190cm108kgアメリカ・インジアナ出身)
テリー・ファンク(188cm120kgアメリカ・インジアナ出身)

ジャイアント馬場(209cm145kg新潟出身)
ジャンボ鶴田(197cm115kg山梨出身)

アブドラ・ザ・ブッチャー(186cm140kgスーダン出身)
キラー・トーア・カマタ(185cm140kgアメリカ・ハワイ出身)

ザ・シーク(183cm110kgヨルダン出身)
ザ・グレート・メフィスト(183cm110kgアメリカ・テネシー出身)

ディック・スレーター(188cm115kgアメリカ・ニューヨーク出身)
リッキー・スティムボート(180cm110kgアメリカ・ハワイ出身)

ニック・ボックウインクル(187cm120kgアメリカ・ミズーリー出身)
ジム・ブランゼル(186cm115kgアメリカ・ミズーリー出身)

ビル・ロビンソン(192cm118kgイギリス出身)
レス・ソントン(180cm105kgイギリス出身)

リーグ戦ルール
・総当りリーグ戦を行い、最高得点チームが優勝。
・得点は、あらゆる勝ちが2点、時間切れ引き分けが1点、負けと時間内引き分けが0点。

全日本プロレス出場選手 
・ミスター桜田
・プリンス・トンガ
・グレート小鹿
・大熊元司
・ロッキー羽田
・ミスター林
・伊藤正男
・百田義浩
・百田光雄
・越中詩郎
(レフリー)ジョー樋口、和田京平、桜井公正
(特別レフリー)タイガー服部

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
・プリンス・トンガは、オーストラリア・ニュージーランド遠征を終え、このシリーズから出場。
・石川隆士は、西ドイツ・オーストリア遠征を終え、12月20日帰国。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

コメント

'80世界最強タッグ決定リーグ戦・第1戦から第5戦

2012年12月22日 19時55分18秒 | 全日本プロレス史
開幕戦、11月28日東京・後楽園ホール 観衆3000人
タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
アブドラ・ザ・ブッチャー(1-0)ディック・スレーター
キラー・トーア・カマタ     リッキー・スティムボート
①ブッチャー組(9分45秒反則勝ち)スレーター組
スティムボートをブッチャーが凶器攻撃で流血させ、カマタがかみつき攻撃。そこへ木槌を持ってスレーターが助けに入り、カマタを攻撃。制止するレフリーを撥ね退けて攻撃を続け反則負け。

タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
ドリー・ファンク・ジュニア(1-0)ザ・シーク
テリー・ファンク          ザ・グレート・メフィスト
①ドリー(11分5秒リングアウト)メフィスト
ドリーがメフィストにスリーパーを決めたところへシークが入り場外戦に。シークとテリーがやりあう間に、ドリーはメフィストをパンチで倒しリングに戻り勝利。

タッグマッチ30分1本勝負
ビル・ロビンソン(1-0)ジャイアント馬場
レス・ソントン      プリンス・トンガ
①ロビンソン(18分2秒片エビ固め)トンガ
ドロップキックからワンハンド・バックブリーカーでフォール。

タッグマッチ30分1本勝負
ニック・ボックウインクル(1-0)ジャンボ鶴田
ジム・ブランゼル         ミスター桜田
①ニック(20分26秒エビ固め)桜田
ニックは、桜田がモンキーフリップにきたところを足を押さえて回転しエビに決めフォール。

タッグマッチ30分1本勝負
グレート小鹿(1-0)ロッキー羽田
大熊元司      伊藤正男
①小鹿(17分42秒コブラツイスト)伊藤
20分1本勝負
ミスター林(12分25秒逆片エビ固め)百田義浩
百田光雄(12分16秒片エビ固め)越中詩郎

----------------------------------
第2戦、11月29日清水市鈴与記念体育館 観衆6300人
タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
ジャイアント馬場(1-0)ビル・ロビンソン
ジャンボ鶴田      レス・ソントン
①馬場(11分31秒片エビ固め)ソントン
脳天チョップから16文キックを決めフォール。

タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
アブドラ・ザ・ブッチャー(1-0)ニック・ボックウインクル
キラー・トーア・カマタ     ジム・ブランゼル
①ブッチャー(7分3秒体固め)ブランゼル
体当たりで倒したところへジャンピング・エルボードロップを決めフォール。

30分1本勝負
テリー・ファンク(5分55秒反則勝ち)ザ・シーク
シークが凶器攻撃を制止するレフリーに暴行し反則負け。

ドリー・ファンク・ジュニア(時間切れ)ディック・スレーター
リッキー・スティムボート(14分50秒体固め)プリンス・トンガ
ザ・グレート・メフィスト(3分25秒逆エビ固め)伊藤正男
バトルロイヤル(9人参加)
決勝、後藤政二(11分12秒体固め)越中詩郎
タッグマッチ30分1本勝負
グレート小鹿(1-0)ミスター桜田
大熊元司      ロッキー羽田
①(12分53秒体固め)羽田
20分1本勝負
百田光雄(8分51秒反則勝ち)ミスター林
百田義浩(11分6秒片エビ固め)越中詩郎

----------------------------------
第3戦、11月30日函館市民体育館 観衆4800人
タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
ニック・ボックウインクル(1-0)ザ・シーク
ジム・ブランゼル         ザ・グレート・メフィスト
①ニック組(4分12秒反則勝ち)シーク組
シークの凶器を奪いニックが攻撃したところから4選手の乱闘となり、それを制止するレフリーをシークが殴り反則負け。

タッグマッチ30分1本勝負
アブドラ・ザ・ブッチャー(1-0)ジャイアント馬場
キラー・トーア・カマタ     グレート小鹿
①ブッチャー(10分35秒体固め=ジャンピング・エルボードロップ)小鹿
タッグマッチ30分1本勝負
ドリー・ファンク・ジュニア(1-0)ジャンボ鶴田
テリー・ファンク          プリンス・トンガ
①テリー(15分15秒スピニング・トーホールド)トンガ
タッグマッチ30分1本勝負
ビル・ロビンソン(1-0)ミスター桜田
レス・ソントン      ロッキー羽田
①ロビンソン(17分55秒体固め)羽田
タッグマッチ30分1本勝負
ディック・スレーター   (1-0)大熊元司
リッキー・スティムボート    伊藤正男
①スレーター(12分40秒体固め)伊藤
20分1本勝負
ミスター林(時間切れ)百田義浩
百田光雄(12分56秒逆エビ固め)越中詩郎

----------------------------------
第4戦、12月1日札幌・中島スポーツセンター 観衆8000人
タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
ドリー・ファンク・ジュニア(1-0)ビル・ロビンソン
テリー・ファンク          レス・ソントン
①ドリー(19分30秒体固め)ソントン
リバース・スープレックス2連発を決めフォール。

30分1本勝負
アブドラ・ザ・ブッチャー(7分40秒反則勝ち)ザ・シーク
ブッチャーがシークへ地獄突きからヘッドバットでフォールに入ったところへ、メフィストが乱入し2人がかりでブッチャーを攻撃したため、シークの反則負け。 

ジャイアント馬場(9分10秒両者リングアウト)ニック・ボックウインクル
ニックの4の字から逃げ場場が場外へ。ニックが追いかけ場外で4の字固めを決めた為、両者リングへ戻れず。

ジャンボ鶴田(時間切れ)リッキー・スティムボート
ジム・ブランゼル(54秒片エビ固め)ザ・グレート・メフィスト
ディック・スレーター(9分3秒体固め)ロッキー羽田
キラー・トーア・カマタ(6分16秒リングアウト)プリンス・トンガ
タッグマッチ30分1本勝負
グレート小鹿(1-0)ミスター桜田
大熊元司      伊藤正男
①大熊(11分44秒片エビ固め)伊藤
20分1本勝負
ミスター林(7分29秒エビ固め)百田光雄
百田義浩(8分41秒体固め)越中詩郎

----------------------------------
第5戦、12月2日旭川市総合体育館 観衆7000人
タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
ジャイアント馬場(1-0)ザ・シーク
ジャンボ鶴田      ザ・グレート・メフィスト
①馬場(6分55秒片エビ固め)メフィスト
脳天チョップから16文キック2連発を決めフォール。

タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
ディック・スレーター   (0-0)ニック・ボックウインクル
リッキー・スティムボート    ジム・ブランゼル
①時間切れ

30分1本勝負
テリー・ファンク(12分56秒両者反則)アブドラ・ザ・ブッチャー
テリーがスピニング・トーホールドを決めたところへ、カマタが乱入しテリーを攻撃。ドリーも加わっての乱闘となりドロー。

ドリー・ファンク・ジュニア(12分31秒反則勝ち)キラー・トーア・カマタ

タッグマッチ30分1本勝負
ビル・ロビンソン(1-0)プリンス・トンガ
レス・ソントン      ロッキー羽田
①ソントン(8分52秒エビ固め)羽田
タッグマッチ20分1本勝負
グレート小鹿(1-0)ミスター桜田
大熊元司      伊藤正男
①大熊(8分22秒エビ固め)伊藤
20分1本勝負
ミスター林(11分2秒逆片エビ固め)百田義浩
百田光雄(11分6秒片エビ固め)越中詩郎

----------------------------------

コメント

'80世界最強タッグ決定リーグ戦・第6戦から第9戦

2012年12月22日 19時50分19秒 | 全日本プロレス史
第6戦、12月4日愛媛県民ホール 観衆4000人
タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
ビル・ロビンソン(1-0)ザ・シーク
レス・ソントン      ザ・グレート・メフィスト
①ロビンソン組(5分15秒反則勝ち)シーク組
シークがソントン、ロビンソンに凶器攻撃。それを制止するレフリーをシークが何度も突き飛ばした為、反則負け。

タッグマッチ30分1本勝負
ドリー・ファンク・ジュニア(1-0)ジャイアント馬場
テリー・ファンク          プリンス・トンガ
①ドリー(18分35秒スピニング・トーホールド)トンガ
30分1本勝負
ディック・スレーター(8分21秒両者リングアウト)アブドラ・ザ・ブッチャー
ジャンボ鶴田(11分30秒反則勝ち)キラー・トーア・カマタ
リッキー・スティムボート(時間切れ)ジム・ブランゼル
ニック・ボックウインクル(5分29秒体固め)ロッキー羽田

タッグマッチ20分1本勝負
グレート小鹿(1-0)ミスター桜田
大熊元司      伊藤正男
①小鹿(14分2秒首固め)伊藤
20分1本勝負
ミスター林(8分9秒逆片エビ固め)百田光雄
百田義浩(11分16秒体固め)越中詩郎

----------------------------------
第7戦、12月5日高知県民体育館 観衆5600人
タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
ドリー・ファンク・ジュニア(0-0)アブドラ・ザ・ブッチャー
テリー・ファンク          キラー・トーア・カマタ
①テリー(15分58秒両者カウントアウト)カマタ
テリーがカマタを攻撃しているところへブッチャーが入り、テリーへ凶器突き、バックフリップ、エルボードロップと攻撃しKO状態に。ドリーもコーナーに上がったカマタをイスで叩き落しブレーンバスター。テリー、カマタ共に立ち上がることができずドロー。

タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
ビル・ロビンソン(0-0)ニック・ボックウインクル
レス・ソントン      ジム・ブランゼル
①時間切れ

タッグマッチ30分1本勝負
ジャイアント馬場(1-0)ディック・スレーター
ジャンボ鶴田      リッキー・スティムボート
①鶴田(22分48秒リングアウト)スレーター
リッキーのボディアタックがスレーターに誤爆。鶴田とスレーターがもつれて場外に落ち、鶴田はリングに戻ったものの、スレーターはダメージが大きく戻れずリングアウト負け。

タッグマッチ30分1本勝負
ザ・シーク       (1-0)ミスター桜田
ザ・グレート・メフィスト    ロッキー羽田
①メフィスト(4分25秒体固め)羽田
タッグマッチ20分1本勝負
グレート小鹿(1-0)プリンス・トンガ
大熊元司      伊藤正男
①大熊(12分55秒首固め)伊藤
20分1本勝負
ミスター林(10分42秒エビ固め)百田義浩
百田光雄(10分17秒首固め)越中詩郎

----------------------------------
第8戦、12月6日大分・荷揚町体育館 観衆2800人
タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
ジャイアント馬場(0-0)ディック・スレーター
ジャンボ鶴田      リッキー・スティムボート
①時間切れ

タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
アブドラ・ザ・ブッチャー(1-0)ビル・ロビンソン
キラー・トーア・カマタ     レス・ソントン
①ブッチャー(10分56秒リングアウト)ソントン
ブッチャーのエルボードロップで、ソントンが場外に落ちリングへ戻れず。

30分1本勝負
ドリー・ファンク・ジュニア(4分50秒リングアウト)ザ・シーク
テリー・ファンク(12分40秒エビ固め)ジム・ブランゼル
ニック・ボックウインクル(2分55秒片エビ固め)ザ・グレート・メフィスト
タッグマッチ30分1本勝負
グレート小鹿(1-0)プリンス・トンガ
大熊元司      ロッキー羽田
①大熊(19分47秒片エビ固め)羽田
20分1本勝負
ミスター桜田(8分6秒片エビ固め)伊藤正男
ミスター林(10分10秒両者リングアウト)百田光雄
百田義浩(7分26秒体固め)越中詩郎

----------------------------------
第9戦、12月7日延岡市民体育館 観衆3100人
タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
ドリー・ファンク・ジュニア(1-0)ディック・スレーター
テリー・ファンク          リッキー・スティムボート
①テリー(37分6秒体固め)スティムボート
リッキーはテリーにフライングボディアタックをかわされロープで首を強打。すかさずテリーが押さえ込み勝利。

30分1本勝負
アブドラ・ザ・ブッチャー(11分15秒両者リングアウト)ビル・ロビンソン
ブッチャーがロビンソンをトップロープ越しに場外へ投げ落とし、場外戦に持ち込みドロー。

キラー・トーア・カマタ(4分10秒反則勝ち)ザ・シーク
ジャイアント馬場(2分10秒片エビ固め)ザ・グレート・メフィスト
タッグマッチ30分1本勝負
ニック・ボックウインクル(1-0)ジャンボ鶴田
ジム・ブランゼル        プリンス・トンガ
①ニック(18分45秒片エビ固め)トンガ
30分1本勝負
レス・ソントン(9分25秒片エビ固め)伊藤正男
タッグマッチ20分1本勝負
ミスター桜田(1-0)グレート小鹿
ロッキー羽田    大熊元司
①羽田(17分58秒片エビ固め)小鹿
20分1本勝負
ミスター林(12分11秒逆片エビ固め)百田義浩
百田光雄(11分34秒回転エビ固め)越中詩郎

----------------------------------

コメント

'80世界最強タッグ決定リーグ戦・第10戦から第13戦

2012年12月22日 19時45分16秒 | '80全日本プロレス
第10戦、12月8日長崎国際体育館 観衆3750人
タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
ジャイアント馬場(1-0)ニック・ボックウインクル
ジャンボ鶴田      ジム・ブランゼル
①鶴田(20分35秒片エビ固め)ブランゼル
鶴田にコーナーへ振られたブランゼルは、コーナーにかけ上がり振り向きざまのフライング・ボディアタック。しかし鶴田がカウント2で体を入れかえて押さえ込み勝利。

タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
ディック・スレーター   (0-0)ビル・ロビンソン
リッキー・スティムボート    レス・ソントン
①(28分50秒両軍リングアウト)
ロビンソンのジャンピング・エルボーバットでリッキーが場外転落。スレーターが入りロビンソンを場外に落として場外戦となりドロー。

30分1本勝負
ドリー・ファンク・ジュニア(8分20秒両者リングアウト)アブドラ・ザ・ブッチャー
ドリーとブッチャーエルボーバット合戦となっているところへ、テリーとカマタが乱入。場外での乱闘となりドロー。

テリー・ファンク(9分30秒反則勝ち)キラー・トーア・カマタ
タッグマッチ30分1本勝負
ミスター桜田 (1-0)ザ・シーク
プリンス・トンガ   ザ・グレート・メフィスト
①日本組(2分30秒反則勝ち)外人組
タッグマッチ20分1本勝負
グレート小鹿(1-0)ロッキー羽田
大熊元司      伊藤正男
①大熊(17分44秒体固め)伊藤
20分1本勝負
ミスター林(12分44秒逆片エビ固め)百田光雄
百田義浩(12分19秒体固め)越中詩郎

----------------------------------
第11戦、12月9日大阪府立体育会館 観衆7800人
タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
アブドラ・ザ・ブッチャー(1-0)ジャイアント馬場
キラー・トーア・カマタ     ジャンボ鶴田
①ブッチャー組(16分7秒反則勝ち)馬場組
馬場は、カマタがリングに投げ入れたイスでブッチャーを攻撃。さらに鶴田と2人がかりでイス攻撃。それを制止するレフリーを馬場がはね飛ばし反則負け。

タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
ドリー・ファンク・ジュニア(1-0)ニック・ボックウインクル
テリー・ファンク          ジム・ブランゼル
①ドリー(14分55秒回転エビ固め)ブランゼル
ドリーがブランゼルのドロップキックを空中で受け止めて逆エビ固め。それをブランゼルが返してエビ固めに決めたが、ドリーはさらに反転させエビに決めフォール。

30分1本勝負
リッキー・スティムボート(3分43秒反則勝ち)ザ・シーク
場外戦となり、シークが場外戦を止めようとしているレフリーに襲いかかり反則負け。

ビル・ロビンソン(時間切れ)ディック・スレーター
レス・ソントン(57秒片エビ固め=ワンハンド・バックブリーカー)ザ・グレート・メフィスト
タッグマッチ20分1本勝負
グレート小鹿(0-0)ミスター桜田
大熊元司      プリンス・トンガ
①時間切れ
20分1本勝負
ロッキー羽田(8分40秒片エビ固め)伊藤正男
ミスター林(12分54秒逆片エビ固め)百田義浩
百田光雄(10分36秒片エビ固め)越中詩郎

----------------------------------
第12戦、12月10日栃木県体育館 観衆3500人
タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
ディック・スレーター   (1-0)ザ・シーク
リッキー・スティムボート    ザ・グレート・メフィスト
①スレーター組(3分30秒反則勝ち)シーク組
シーク組がゴング前からスレーター組に襲いかかったものの、スレーター組から反撃されると、今度はレフリーを追い回して凶器攻撃を加え反則負け。

タッグマッチ30分1本勝負
アブドラ・ザ・ブッチャー(1-0)ジャイアント馬場
キラー・トーア・カマタ     ミスター桜田
①ブッチャー(11分35秒体固め=バックフリップ)桜田

30分1本勝負
ドリー・ファンク・ジュニア(時間切れ)ニック・ボックウインクル
テリー・ファンク(11分36秒ローリング・クレイドル・ホールド)ジム・ブランゼル
ジャンボ鶴田(9分20秒回転エビ固め)レス・ソントン
ビル・ロビンソン(2分58秒片エビ固め)ロッキー羽田
タッグマッチ20分1本勝負
グレート小鹿(1-0)プリンス・トンガ
大熊元司      伊藤正男
①大熊(17分2秒回転エビ固め)伊藤
20分1本勝負
百田光雄(8分56秒反則勝ち)ミスター林
百田義浩(6分16秒片エビ固め)越中詩郎

----------------------------------
第13戦、12月11日東京・蔵前国技館 観衆11500人
タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
ジャイアント馬場(1-0)ドリー・ファンク・ジュニア
ジャンボ鶴田      テリー・ファンク
①鶴田(43分50秒リングアウト)テリー
テリーのヘッドバットで鶴田が場外転落。テリーが追いかけ場外戦に。その間に馬場とドリーがリング内での戦いとなり、ロープに振られた馬場がリングに戻ろうとするテリーと激突し、テリーは再び場外へ。その後に鶴田がリングに戻りかけて場外へ。これを馬場とドリーの戦いを制止しながら見ていた樋口レフリーは、リングアウト寸前に鶴田がリングに戻ったとみて、馬場組の勝ちを宣言。
※馬場・鶴田組が優勝

タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
アブドラ・ザ・ブッチャー(0-0)ザ・シーク
キラー・トーア・カマタ     ザ・グレート・メフィスト
①(7分45秒両軍リングアウト)
ブッチャーがメフィストにバックフリップを決めフォール。そこへシークが入りブッチャーへ凶器攻撃。そこから4選手の場外戦となりドロー。

30分1本勝負
ビル・ロビンソン(時間切れ)ニック・ボックウインクル
リッキー・スティムボート(10分25秒リングアウト)レス・ソントン
ディック・スレーター(7分48秒片エビ固め)ジム・ブランゼル
タッグマッチ20分1本勝負
グレート小鹿(1-0)プリンス・トンガ
大熊元司      ロッキー羽田
①大熊(14分44秒片エビ固め)羽田
20分1本勝負
ミスター桜田(5分34秒体固め)伊藤正男
タッグマッチ20分1本勝負
百田義浩(1-0)ミスター林
百田光雄    越中詩郎
①義浩(12分36秒体固め)越中

'80世界最強タッグ決定リーグ戦得点結果
優勝9点ー馬場・鶴田組(日本テレビ大トロフィー、東京スポーツトロフィー、優勝賞金1千万円)
準優勝8点ーファンクス(デイリースポーツトロフィー、東京スポーツ杯)
準優勝8点ーブッチャー・カマタ組
4位4点ースレーター・スティムボート組
4位4点ーニック・ブランゼル組
6位3点ーロビンソン・ソントン組
7位0点ーシーク・メフィスト組

各賞受賞チーム(各賞には記念の楯が贈られた)
殊勲賞(フクニチスポーツ)スレーター・スティムボート組
敢闘賞(週刊ファイト)ニック・ブランゼル組
技能賞(レジャーニュース)ロビンソン・ソントン組
チームプレー賞(ベースボールマガジン社「プロレス」)ファンクス
フェアプレー賞(日本スポーツ出版社「ゴング」)スレーター・スティムボート組

----------------------------------
コメント