昭和の全日本プロレス

全日の旗揚げからG馬場三回忌追悼興行までの記録です。当ブログの記事や画像を、ブログ等にそのまま転載する行為は禁止します。

ジャイアント馬場三回忌追悼興行

2019年09月05日 20時00分36秒 | 2001全日本プロレス
王道新世紀2001 ジャイアント馬場三回忌追悼興行
1月28日(日)東京ドーム 観客58700人(満員)
タッグマッチ60分1本勝負
川田利明&佐々木健介(1-0)天龍源一郎&馳浩
①川田(23分48秒エビ固め)馳
川田は馳のジャーマンをこらえて左手首を掴みながら振り向きざまに延髄蹴り。続けて馳がロープに飛んで攻撃してきたところへもう一発、倒れない馳へもう2発延髄蹴り。それでも倒れない馳に、リングに飛び込んだ佐々木がロープの反動をつけてラリアットを決め天龍を押さえる間に、川田は馳へパワーボムを決めて、のしかかるようにフォール。

60分1本勝負
武藤敬司(1-0)太陽ケア
①武藤(18分43秒4の字固め)
武藤はケアのソバットを受け止めてドラゴン・スクリューから、立ち上がろうとしたケアの右足を踏み台にしてアゴへひざ蹴り(カウント2)。続けて顔面にニーパット(カウント2)を決めた後、ドラゴン・スクリューから4の字固めを決めるとケアはギブアップ。
この試合、ハンセンがケアのセコンドについた。

30分1本勝負
スティーブ・ウイリアムス(14分47秒片エビ固め)マイク・バートン
バートンはウイリアムスがバックドロップにきたところを体をひねって浴びせ倒し殴り掛かるが、ウイリアムスはそこを捕まえてバックドロップ。ロープ際だった為、引き起こしてもう一発バックドロップを決めフォール。

スタン・ハンセン引退セレモニー
選手たちがリングを囲んで整列する中、スタン・ハンセンがリングに入場し「ウィーッ」と雄叫び。マスコミ各社、坂口征二新日本プロレス会長、ロード・ブレアースPWF会長、ザ・デストロイヤー、ピート・ロバーツ、馬場元子全日本プロレス社長、選手を代表して川田利明から記念品などが贈呈され、日本テレビのアナウンサーが、これまでのハンセンの歩みを紹介した後、ハンセンが挨拶。
「日本よありがとう。27年間、現役生活を送れた事を神様に感謝します。
妻と子供たちに、いつまでもこうしていられたことを感謝します。
ジャイアント馬場が非常に素晴らしくフェアな人だったことに対して感謝します。
元子さん及び全日本プロレスに対して、こんなに素晴らしいセレモニーを開いていただいて感謝しています。
素晴らしい試合をジャンボ鶴田をはじめ日本の多くの強豪たちと試合をできた事を感謝します。
ブルーザー・ブロディに対して、良き友人、そしてベストパートナーであった事を誇りに思い感謝します。
わが師匠テリー・ファンクに対しても、自分にプロレスラーという機会を与えてくれたことを感謝します。
そして日本のファンの人たち、こんなに愛していただいて誇りに思い感謝します。どうもありがとうございました。」
そして引退の10カウントゴングが鳴らされ、ハンセンはリングを下りた。
ファンに手を振りながら引き揚げたハンセンは、一塁側ダッグアウト前で最後の「ウィーッ」と雄叫びを上げ控室へ。

ジャイアント馬場三回忌追悼特別試合
タッグマッチ60分1本勝負
テリー・ファンク&大仁田厚(1-0)アブドーラ・ザ・ブッチャー&ジャイアント・キマラ
①テリー(8分26秒スピニング・トーホールド)キマラ
テリーはキマラのダイビング・ボディプレスをかわし、スピニング・トーホールドを決め勝利。

30分1本勝負
獣神サンダーライガー(18分4秒横回転エビ固め)渕正信
渕がライガーをロープに振ろうとした瞬間、ライガーは振られるのをこらえてカニばさみで前方へ倒した渕へ、ラ・マヒストラルを決めフォール。

6人タッグマッチ30分1本勝負
ジョニー・スミス&ジム・スティール&ジョージ・ハインズ(1-0)マイク・ロトンド&カート・へニング&バリー・ウインダム
①スティール(15分22秒片エビ固め)ウインダム
ウインダムがロープの反動をつけて攻撃してきたが、スティールが腹部を蹴り上げターボドロップⅡ式に持ち上げたものの回転する事無く落としてフォール。

タッグマッチ30分1本勝負
垣原賢人&長井満也(1-0)アレクサンダー大塚&モハメド・ヨネ
①長井(11分39秒飛びつき腕ひしぎ逆十字固め)ヨネ
ロープの反動をつけて攻撃してきたヨネへ長井がハイキック2発から飛びつき腕ひしぎ逆十字固めを決め勝利。

タッグマッチ30分1本勝負
ミル・マスカラス&エル・イホ・デル・サント(1-0)アルカンヘラ・デ・ラ・ムエルテ&ブルー・パンテル
①サント(13分40秒回転エビ固め)パンテル
サントがパンテルへダイビング・ヘッドアタックから変則的に飛びついて回転エビ固め。カットに出てきたムエルテへマスカラスがダイビング・ボディアタックを決めると同時に、レフリーがカウント3。
試合が終わって引き上げる際マスカラスは、ダッグアウトで観戦していたザ・デストロイヤーを呼び寄せて抱きつき、ファンの声援にこたえた。

タッグマッチ30分1本勝負
キム・ドク&奥村茂雄(1-0)藤原喜明&荒谷信孝
①ドク(14分33秒片エビ固め=ツームストン・パイルドライバー)荒谷

時間差バトルロイヤル(13人参加)
参加選手(入場順)=①相島勇人、②愚乱・浪花、③土方隆司、④平井伸和、⑤⑥⑦M2K(望月亨、神田裕之、ダークネス・ドラゴン)※キックボードに乗って同時入場⑧TARU、⑨ダニー・クロファット、⑩SHINOBI、⑪水前寺狂士郎、⑫堀口元気、⑬ストーカー市川
(相島対浪花の試合でスタートし、2分経過するごとに選手が入場。リング内-和田レフリー、場外-山口レフリー)
①浪花がロープの反動を利用して正面から平井の肩へ飛び乗ったところを、平井がパワーボムで叩きつけフォール。(浪花退場)
②(SHINOBI退場)
③市川がコーナー2段目に飛び乗って走るパフォーマンスを失敗して倒れたところを、全選手がストンピング攻撃から踏みつけてフォール。(市川退場)
④TARUへ望月と神田がダブルのエクスプロイダー?を決めた後、ドラゴンがラ・マヒストラルで丸め込みフォール。(TARU退場)
⑤ドラゴンがTARUをフォールした瞬間、他の選手が体をひっくり返してフォール。(ドラゴン退場)
⑥望月へ堀口が高速のウラカン・ラナを決めフォール。(望月退場)
⑦堀口が望月をフォールした瞬間、他の選手が体をひっくり返してフォール。(堀口退場)
⑧平井が水前寺へブレーンバスターを決めようと持ち上げたところを、他の選手が押し倒しフォール。(平井退場)
⑨水前寺へ土方の延髄蹴りから相島がパワースラムを決めフォール。(水前寺退場)
⑩神田が土方に突き飛ばされたところを、後ろから相島がスクールボーイで丸め込みフォール。(神田退場)
⑪クロファットと相島がコーナー2段目からのダブルのDDTを決めフォール。(土方退場)
(決勝)クロファット(26分14秒片エビ固め)相島
フライング・ニールキックからコブラクラッチ・スープレックスでフォール。

(試合開始15時)日本テレビ「コロッセオ」収録

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