昭和の全日本プロレス

全日の旗揚げからG馬場三回忌追悼興行までの記録です。当ブログの記事や画像を、ブログ等にそのまま転載する行為は禁止します。

'76ジャイアント・シリーズ

2011年11月26日 20時00分47秒 | '76全日本プロレス

参加外人選手
アブドーラ・ザ・ブッチャー(186cm132kgスーダン出身)
ワルドー・フォン・エリック(194cm120kgアメリカ・テキサス出身)
ジェリー・オーツ(192cm115kgアメリカ・ジョージア出身)
テッド・オーツ(190cm110kgアメリカ・ジョージア出身)
ジョン・グレイ(180cm104kgオーストラリア出身)

韓国・金一道場
大木金太郎(185cm122kg韓国・ソウル出身)インター&アジア・ヘビー級王者
キム・ドク(193cm125kg東京出身)

全日本プロレス出場選手
ジャイアント馬場(PWFヘビー級・インタータッグ王者)
ザ・デストロイヤー(USヘビー級王者)
ジャンボ鶴田(UNヘビー級・インタータッグ王者)
グレート小鹿(アジアタッグ王者)
大熊元司(アジアタッグ王者)
高千穂明久
サムソン・クツワダ
ミツ・ヒライ
ミスター林
百田光雄
桜田一男
肥後宗典
伊藤正男
大仁田厚
淵正信
園田一治
(レフリー)ジョー樋口、和田京平、園田一治

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・9月20日キム・ドクと共に来日した大木金太郎が、午後6時東京・渋谷の喫茶店「リオ」で記者会見を行い、「馬場・鶴田組が自分とドク組のインタータッグ王座挑戦を受けなかったら、シリーズに参加せず韓国に帰国する。タイムリミットは21日の午後3時までだ。」と発言。
・9月21日東京都世田谷区砧三丁目に全日本プロレスの道場が完成。馬場、鶴田、関係者が出席して道場開きが行われた。そこへ大木とドクが現れ馬場と言い合いになり、馬場は10月28日蔵前国技館で挑戦を受諾。

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第1戦~第5戦('76ジャイアントS)

2011年11月26日 19時50分35秒 | '76全日本プロレス

開幕戦 9月24日(金)埼玉・大宮スケートセンター 観衆2800人
アジア・ヘビー級選手権 60分3本勝負
大木金太郎(1-1)ワルドー・フォン・エリック
①エリック(6分35秒体固め)
大木がニーパットからフォールに入ろうとしたところで、エリックが大木の頭にヒザを当て、倒れて苦しむ大木へトップロープを掴みながらジャンプしてニードロップを決めてフォール。
②大木(1分23秒反則勝ち)
エリックはセコンドについていたブッチャーから手渡されたヘルメットで大木の負傷している頭を攻撃した為、反則負け。
③(1分30秒無効試合)
セコンドについていたブッチャーとドクが加わっての乱闘となり、馬場も飛び込んでくる展開となりノーコンテスト。
※無効試合の為に大木の防衛とはならず、タイトルは日本プロレス預かりとなり再試合を行う事となった。
この試合の選手紹介を金一道場の黄誠俊リングアナが行った。
大木のコメント
「やっぱりケガが完治していないのでまだきつい。ブッチャーがいなければ、エリックなんて問題じゃない。それにしても馬場はなんだ。いきなり飛びこんできて、俺のファイトに難癖をつけるとは許せない。文句を言うんだったら俺の挑戦を受けろ。」
エリックのコメント
「なんだあのチャンピオンは。逃げてばかりいたじゃないか。もう一回やりたいって。俺はいつだっていい、片手でねじ伏せてやる。」
日本プロレス長谷川代表のコメント
「こういう形になった以上、もう一回スッキリした状態で試合をやらせなくては仕方がないだろう。今度やる時はブッチャーの介入を許さない。」

タッグマッチ45分3本勝負
馬場&デストロイヤー(2-0)ブッチャー&グレイ 
①日本組(8分2秒反則勝ち)外人組
②デストロイヤー(5分3秒体固め)グレイ

30分1本勝負
ジャンボ鶴田(時間切れ)ジェリー・オーツ
キム・ドク(10分22秒体固め=ショルダー・バスター)テッド・オーツ

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)高千穂&桜田
①小鹿(16分11秒片エビ固め)桜田

20分1本勝負
サムソン・クツワダ(14分22秒片エビ固め)肥後宗典

タッグマッチ20分1本勝負
ヒライ&林(1-0)百田&淵 
①ヒライ(15分57秒体固め)淵

15分1本勝負
伊藤正男(9分10秒片エビ固め)大仁田厚

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

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第2戦 9月25日(土)埼玉・富士見市ツルマショッピングセンター 観衆3300人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(1-1)ブッチャー&エリック  
①エリック(8分23秒体固め)鶴田
②日本組(3分39秒反則勝ち)外人組
③(2分15秒両軍リングアウト)

タッグマッチ30分1本勝負
大木&ドク(1-0)デストロイヤー&高千穂
①大木(14分35秒体固め)高千穂

30分1本勝負
サムソン・クツワダ(12分23秒片エビ固め)ジョン・グレイ
グレート小鹿(11分49秒体固め)テッド・オーツ
ジェリー・オーツ(10分36秒エビ固め)大熊元司

バトルロイヤル(9人参加)
決勝、百田光雄(8分21秒逆エビ固め)大仁田厚

タッグマッチ20分1本勝負
ヒライ&林(1-0)桜田&伊藤
①林(13分10秒体固め)伊藤

20分1本勝負
百田光雄(8分6秒片エビ固め)淵正信

15分1本勝負
肥後宗典(10分12秒片エビ固め)園田一治

(試合開始18時30分)

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第3戦 9月26日(日)宮城・泉市泉が丘ニュータウン 観衆3000人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&小鹿(2-1)ブッチャー&グレイ 
①グレイ(10分体固め)小鹿
②馬場(7分3秒リングアウト)ブッチャー
③小鹿(1分25秒体固め)グレイ

30分1本勝負
ジャンボ鶴田(12分16秒両者リングアウト)ワルドー・フォン・エリック

タッグマッチ30分1本勝負
大木&ドク(1-0)高千穂&クツワダ
①大木(17分47秒体固め)クツワダ

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(14分43秒体固め)ジェリー・オーツ
テッド・オーツ(11分29秒エビ固め)大熊元司

バトルロイヤル(9人参加)
決勝、伊藤正男(7分18秒体固め)桜田一男

タッグマッチ20分1本勝負
ヒライ&林(1-0)肥後&桜田
①林(16分24秒エビ固め)桜田

20分1本勝負
伊藤正男(8分12秒片エビ固め)大仁田厚

15分1本勝負
百田光雄(11分5秒片エビ固め)園田一治

(試合開始14時30分)

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第4戦 9月27日(月)宮城・古川市トップボウル 観衆3000人
タッグマッチ60分3本勝負
デストロイヤー&鶴田(2-1)ブッチャー&グレイ 
①(9分51秒両軍リングアウト)
②鶴田(8分体固め)グレイ

30分1本勝負
ジャイアント馬場(8分39秒体固め)ワルドー・フォン・エリック

タッグマッチ30分1本勝負
大木&ドク(0-0)オーツ・ブラザーズ
①時間切れ

30分1本勝負
高千穂明久(12分8秒腕固め)桜田一男

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)ヒライ&林
①大熊(26分体固め)林

20分1本勝負
サムソン・クツワダ(13分48秒体固め)肥後宗典
百田光雄(10分22秒片エビ固め)大仁田厚

15分1本勝負
伊藤正男(11分38秒体固め)淵正信

(試合開始18時30分)

開幕戦で王座預かりとなったアジア・ヘビー級王座について、王座決定戦を10月21日福島大会で行うと発表された。
大木のコメント
「ノーコンテストでタイトル預かりなんてばかばかしい話だ。こうなったらエリックを半殺しにしてタイトルを取り返してやる。」

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第5戦 9月28日(火)岩手・陸前高田市民体育館 観衆2500人
6人タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田&高千穂(2-1)ブッチャー&エリック&グレイ
①ブッチャー(9分20秒体固め)高千穂
②馬場(3分35秒片エビ固め)エリック
③高千穂(4分43秒体固め)グレイ

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(17分57秒エビ固め)テッド・オーツ

タッグマッチ30分1本勝負
大木&ドク(1-0)小鹿&大熊
①大木(17分21秒体固め)大熊

30分1本勝負
ジェリー・オーツ(11分18秒エビ固め)サムソン・クツワダ

20分1本勝負
ミスター林(13分50秒体固め)伊藤正男
桜田一男(13分20秒反則勝ち)ミツ・ヒライ
百田光雄(11分44秒体固め)淵正信

15分1本勝負
肥後宗典(11分40秒片エビ固め)園田一治

(試合開始18時30分)

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プロレス転向・全日入りの噂があった大相撲・二所ノ関部屋の天竜が、9月28日午後10時からプロレス転向について二所ノ関親方、天竜の父親と話し合い午後11時30分過ぎから行われた記者会見で正式にプロレス転向を表明した。

天竜のコメント
「親父と親方に自分の意思を伝え、いま納得してもらったところです。やめる理由はプロレスをやってみたいからです。とにかく自分の可能性を試したいという事です。」
二所ノ関親方のコメント
「まさかあんなに決意が固いとは思わなかった。お父さんの説得にも自分の意思を貫き通したのだから、わしとしては廃業を認めざるを得ない。残念だ。」
馬場のコメント
「もしうちでプロレスをやりたいというのなら喜んで迎えますよ。まだ具体的な方針は考えていないが、若いし体も柔らかそうだから、鍛えようによっては先が楽しみだ。」

29日午前8時34分二所ノ関親方が日本相撲協会に天竜の廃業届を提出。

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第6戦~第10戦('76ジャイアントS)

2011年11月26日 19時40分23秒 | '76全日本プロレス
第6戦 9月30日(木)岩手県営体育館 観衆3800人
インターナショナル・タッグ選手権 60分3本勝負
馬場&鶴田(2-1)ブッチャー&エリック
①ブッチャー(8分44秒体固め)鶴田
鶴田がジャンピング・ニーパット。これをブッチャーがこれをかわし、鶴田が自爆して倒れたところへジャンピング・エルボードロップを決めフォール。
②日本組(3分42秒反則勝ち)外人組
エリックがレフリーの制止を聞かずタッチロープで鶴田の首を絞め続け、ここにブッチャーも加わり反則負け。
③鶴田(4分38秒片エビ固め)エリック
鶴田はエリックへ、エルボースマッシュの連打からロープ―振って馬場とダブル・キックを決めフォール。
試合後、リングサイドに陣取り試合を見ていた大木とドクが乱入し、馬場・鶴田と乱闘になった。
※馬場・鶴田組がタイトル12度目の防衛に成功。
ブッチャーのコメント
「馬場の野郎、いつもあぶないところに来るとレフリーを使って反則勝ちだ。あれじゃタイトルなんか永遠に取る事なんてできないよ。」
エリックのコメント
「タッチ用のロープで首を絞めたぐらいで、すぐ反則負けにされたんじゃプロレスなんかやれない。オーストラリアだってアメリカだって、あれぐらいの事は認めている。」

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(9分17秒4の字固め)ジョン・グレイ

タッグマッチ30分1本勝負
大木&ドク(1-0)高千穂&クツワダ
①大木(17分24秒体固め)高千穂

30分1本勝負
ジェリー・オーツ(9分2秒体固め)桜田一男

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)ヒライ&林
①大熊(26分26秒体固め)林

20分1本勝負
肥後宗典(13分49秒首固め)伊藤正男
百田光雄(11分54秒片エビ固め)園田一治

15分1本勝負
大仁田厚(12分39秒逆エビ固め)淵正信

(試合開始18時30分)

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第7戦 10月1日(金)岩手・一関市文化体育館 観衆2800人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&デストロイヤー(2-1)ブッチャー&ジェリー 
①(9分33秒両軍リングアウト)
②馬場(5分21秒体固め)ジェリー

30分1本勝負
グレート小鹿(11分59秒体固め)ジョン・グレイ

タッグマッチ30分1本勝負
大木&ドク(1-0)鶴田&高千穂
①大木(16分5秒体固め)高千穂

30分1本勝負
ワルドー・フォン・エリック(12分11秒体固め)サムソン・クツワダ
大熊元司(11分43秒体固め)桜田一男

タッグマッチ20分1本勝負
ヒライ&林(1-0)百田&淵
①ヒライ(18分6秒エビ固め)淵

20分1本勝負
肥後宗典(10分43秒体固め)大仁田厚

15分1本勝負
伊藤正男(10分18秒片エビ固め)園田一治

(試合開始18時30分)

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第8戦 10月2日(土)東京・後楽園ホール 観衆2600人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&デストロイヤー(2-0)ブッチャー&エリック 
①デストロイヤー(9分21秒体固め)エリック
②日本組(2分10秒反則勝ち)外人組

アジア・タッグ選手権 60分3本勝負
オーツ・ブラザーズ(2-1)小鹿&大熊
①大熊(13分55秒片エビ固め)テッド
大熊は小鹿とテッドをロープに振り腹部にダブルパンチ。テッドが倒れたところへ大熊がジャンピング・ボディプレスを決めフォール。
②ジェリー(5分39秒片エビ固め)小鹿
小鹿がジェリーをロープに振りショルダースルーを狙ったが、ジェリーはそれをかわし、すれ違いざまに足を取って倒しフォール。
③テッド(6分38秒回転エビ固め)大熊
ジェリーへ逆フルネルソンに決めている大熊に対し、テッドがコーナー最上段からダイビングの回転エビを決めてフォール。
※オーツ兄弟がタイトルを獲得。
10月21日福島でオーツ兄弟に高千穂・クツワダ組の挑戦が決定。

タッグマッチ30分1本勝負
大木&ドク(1-0)鶴田&クツワダ
①大木(17分47秒体固め)クツワダ

30分1本勝負
高千穂明久(13分6秒体固め)ジョン・グレイ

20分1本勝負
ミスター林(11分45秒エビ固め)伊藤正男
ミツ・ヒライ(9分45秒体固め)桜田一男
百田光雄(11分52秒体固め)園田一治

15分1本勝負
肥後宗典(11分30秒体固め)淵正信

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

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第9戦 10月3日(日)愛知・知立市駅前南ユニ広場 観衆4000人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(2-1)ブッチャー&グレイ 
①(7分12秒両軍リングアウト)
②鶴田(3分40秒片エビ固め)グレイ

30分1本勝負
高千穂明久(11分20秒体固め)テッド・オーツ

タッグマッチ30分1本勝負
大木&ドク(1-0)デストロイヤー&クツワダ 
①大木(16分11秒体固め)クツワダ

30分1本勝負
ワルドー・フォン・エリック(13分9秒体固め)グレート小鹿
ジェリー・オーツ(11分41秒首固め)大熊元司

バトルロイヤル(10人参加)
決勝、百田光雄(7分32秒逆エビ固め)肥後宗典

タッグマッチ20分1本勝負
ヒライ&林(1-0)肥後&桜田
①ヒライ(11分44秒体固め)肥後

20分1本勝負
伊藤正男(10分20秒片エビ固め)大仁田厚

15分1本勝負
百田光雄(9分8秒体固め)淵正信

(試合開始18時30分)

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第10戦 10月4日(月)兵庫・尼崎市体育館 観衆3900人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(2-0)ブッチャー&エリック 
①日本組(7分32秒反則勝ち)外人組
②鶴田(5分36秒体固め)エリック

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(10分42秒4の字固め)ジョン・グレイ

タッグマッチ30分1本勝負
大木&ドク(1-0)小鹿&大熊
①大木(16分24秒体固め)小鹿

タッグマッチ30分1本勝負
高千穂&クツワダ(0-0)オーツ・ブラザーズ
①時間切れ

20分1本勝負
ミスター林(9分19秒片エビ固め)肥後宗典
ミツ・ヒライ(8分31秒体固め)百田光雄
桜田一男(14分40秒体固め)伊藤正男

15分1本勝負
園田一治(10分30秒逆さ押さえ込み)大仁田厚

(試合開始18時30分)

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コメント

第11戦~第15戦('76ジャイアントS)

2011年11月26日 19時30分03秒 | '76全日本プロレス
第11戦 10月5日(火)愛媛・今治市公会堂 観衆2000人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&デストロイヤー(2-1)ブッチャー&グレイ 
①ブッチャー(9分25秒体固め)馬場
②馬場(5分19秒体固め)グレイ
③日本組(1分26秒リングアウト)外人組

30分1本勝負
ジャンボ鶴田(11分51秒両者リングアウト)ワルドー・フォン・エリック

タッグマッチ30分1本勝負
大木&ドク(1-0)高千穂&クツワダ
①大木(15分44秒体固め)高千穂

30分1本勝負
ジェリー・オーツ(12分4秒回転エビ固め)大熊元司
グレート小鹿(15分40秒体固め)テッド・オーツ

タッグマッチ20分1本勝負
ヒライ&林(1-0)桜田&伊藤
①ヒライ(14分2秒体固め)伊藤

20分1本勝負
肥後宗典(10分37秒腕固め)淵正信

15分1本勝負
百田光雄(10分29秒片エビ固め)大仁田厚

(試合開始18時30分)

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第12戦 10月6日(水)愛媛・新居浜市松原団地 観衆4000人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(2-1)ブッチャー&ジェリー 
①(12分21秒両軍リングアウト)
②馬場(4分33秒片エビ固め)ジェリー

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(19分21秒4の字固め)テッド・オーツ

タッグマッチ30分1本勝負
大木&ドク(1-0)エリック&グレイ 
①大木(15分16秒体固め)グレイ

30分1本勝負
高千穂明久(13分41秒腕固め)桜田一男

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)ヒライ&林
①大熊(18分30秒体固め)林

20分1本勝負
サムソン・クツワダ(17分20秒体固め)伊藤正男
肥後宗典(11分11秒片エビ固め)大仁田厚

15分1本勝負
百田光雄(9分5秒逆さ押さえ込み)淵正信

(試合開始18時30分)

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第13戦 10月7日(木)徳島市体育館 観衆3300人
タッグマッチ60分3本勝負
デストロイヤー&鶴田(2-1)ブッチャー&グレイ 
①(10分39秒両軍リングアウト)
②鶴田(4分20秒体固め)グレイ

30分1本勝負
ジャイアント馬場(7分45秒体固め)ジェリー・オーツ

タッグマッチ30分1本勝負
大木&ドク(1-0)エリック&テッド
①大木(11分42秒体固め)テッド

30分1本勝負
ミツ・ヒライ(6分8秒体固め)桜田一男

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(0-0)高千穂&クツワダ
①時間切れ

20分1本勝負
ミスター林(13分24秒エビ固め)伊藤正男
肥後宗典(7分35秒背骨折り)淵正信

15分1本勝負
百田光雄(12分8秒体固め)大仁田厚

(試合開始18時30分)

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第14戦 10月9日(土)大阪・高石市臨海スポーツセンター 観衆4300人
60分1本勝負
アブドーラ・ザ・ブッチャー(1-0)大木金太郎
①ブッチャー(10分30秒反則勝ち)
ブッチャーがエルボードロップを決めフォールに入るが、大木はロープに足を延ばしブレイク。するとブッチャーはレフリーの制止を聞かずに首絞め攻撃。そこへ大木のセコンドについていたドクが助けに入り、イスでブッチャーを攻撃した為、大木の反則負け。

タッグマッチ60分3本勝負
デストロイヤー&鶴田(2-1)オーツ・ブラザーズ
①テッド(11分41秒片エビ固め)鶴田
②鶴田(2分41秒片エビ固め)ジェリー
③デストロイヤー(1分43秒4の字固め)テッド

30分1本勝負
ジャイアント馬場(7分47秒片エビ固め)ワルドー・フォン・エリック
高千穂明久(8分13秒体固め)ジョン・グレイ
キム・ドク(9分56秒体固め)桜田一男

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)クツワダ&伊藤
①大熊(20分35秒片エビ固め)伊藤

20分1本勝負
ミスター林(6分4秒片エビ固め)肥後宗典
ミツ・ヒライ(10分15秒体固め)百田光雄

15分1本勝負
淵正信(12分2秒片エビ固め)大仁田厚

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録(生中継)

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第15戦 10月10日(日・祝)大阪・万博お祭広場 観衆7200人
USヘビー級選手権 時間無制限1本勝負
ザ・デストロイヤー(0-0)アブドーラ・ザ・ブッチャー
①(11分15秒無効試合)
場外戦となり、デストロイヤーは鉄柱・かみつき攻撃に対し、ブッチャーはヘッドバットで対抗。場外乱闘を制止するレフリーをブッチャーがヘッドバットで倒し、乱闘を続けた為ノーコンテスト。
※無効試合の為デストロイヤーの防衛とはならず、タイトルはPWF本部預かりとなった。

タッグマッチ30分1本勝負
馬場&鶴田(1-0)エリック&グレイ 
①鶴田(10分6秒体固め)グレイ

タッグマッチ30分1本勝負
大木&ドク(1-0)オーツ・ブラザーズ
①大木(13分16秒体固め)テッド

バトルロイヤル(12人参加)
決勝、ミスター林(21分12秒体固め)ミツ・ヒライ

15分1本勝負
桜田一男(12分27秒エビ固め)伊藤正男

(試合開始13時)「全日本プロレス中継」収録

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コメント

第16戦~第19戦('76ジャイアントS)

2011年11月26日 19時20分25秒 | '76全日本プロレス
第16戦 10月11日(月・振)兵庫・洲本市スポーツセンター 観衆2600人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(2-1)ブッチャー&ジェリー
①(9分58秒両軍リングアウト)
②鶴田(6分34秒回転エビ固め)ジェリー

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(11分30秒4の字固め)ジョン・グレイ

タッグマッチ30分1本勝負
大木&ドク(1-0)エリック&テッド
①大木(11分50秒体固め)テッド

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)高千穂&ヒライ
①小鹿(17分5秒体固め)ヒライ

20分1本勝負
サムソン・クツワダ(15分7秒体固め)桜田一男
ミスター林(17分34秒片エビ固め)伊藤正男
肥後宗典(10分44秒腕固め)大仁田厚

15分1本勝負
百田光雄(10分38秒逆さ押さえ込み)淵正信

(試合開始18時30分)

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第17戦 10月12日(火)滋賀県立体育館 観衆3700人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&デストロイヤー(2-1)ブッチャー&グレイ 
①グレイ(10分5秒体固め)デストロイヤー
②デストロイヤー(7分14秒4の字固め)グレイ
③馬場(2分19秒体固め)グレイ

30分1本勝負
ジャンボ鶴田(11分11秒回転エビ固め)テッド・オーツ

タッグマッチ30分1本勝負
大木&ドク(1-0)エリック&ジェリー
①大木(9分17秒体固め)ジェリー

バトルロイヤル(12人参加)
決勝、ミスター林(14分24秒体固め)百田光雄

タッグマッチ30分1本勝負
高千穂&桜田(1-0)大熊&伊藤
①高千穂(16分32秒体固め)伊藤

20分1本勝負
ミツ・ヒライ(12分56秒体固め)百田光雄
ミスター林(14分32秒片エビ固め)肥後宗典

15分1本勝負
大仁田厚(12分18秒回転エビ固め)淵正信

(試合開始18時30分)

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第18戦 10月13日(水)静岡・富士市立体育館 観衆2500人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(2-0)ブッチャー&テッド
①馬場(10分12秒反則勝ち)ブッチャー
②鶴田(3分34秒回転エビ固め)テッド

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(14分10秒4の字固め)ジョン・グレイ

タッグマッチ30分1本勝負
大木&ドク(1-0)エリック&ジェリー
①大木(12分5秒体固め)ジェリー

30分1本勝負
グレート小鹿(14分21秒体固め)桜田一男

タッグマッチ20分1本勝負
高千穂&クツワダ(1-0)大熊&伊藤
①クツワダ(17分50秒体固め)伊藤

20分1本勝負
ミツ・ヒライ(9分15秒体固め)肥後宗典
ミスター林(10分27秒体固め)百田光雄

15分1本勝負
大仁田厚(9分42秒逆さ押さえ込み)園田一治

(試合開始18時30分)

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第19戦 10月14日(木)埼玉・坂戸青果市場 観衆2900人
タッグマッチ60分3本勝負
ブッチャー&ジェリー(2-1)馬場&高千穂
①ジェリー(11分10秒片エビ固め)高千穂
②高千穂(3分45秒体固め)ジェリー
③外人組(4分10秒リングアウト)日本組

30分1本勝負
ジャンボ鶴田(16分41秒片エビ固め)ジョン・グレイ
ザ・デストロイヤー(10分48秒体固め)ワルドー・フォン・エリック

タッグマッチ30分1本勝負
大木&ドク(1-0)小鹿&大熊
①大木(15分2秒体固め)大熊

30分1本勝負
テッド・オーツ(13分9秒片エビ固め)サムソン・クツワダ

タッグマッチ20分1本勝負
ヒライ&林(1-0)桜田&伊藤
①林(15分1秒片エビ固め)伊藤

20分1本勝負
百田光雄(13分39秒逆さ押さえ込み)淵正信

15分1本勝負
肥後宗典(11分43秒片エビ固め)園田一治

(試合開始18時30分)

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天竜入団記者会見
10月15日午後2時から東京・ヒルトンホテル「京都の間」で、ジャイアント馬場と元幕内力士の天竜が出席して記者会見を行い、正式に天竜(本名・嶋田源一郎 26歳 188cm110kg 福井出身)の全日本プロレス入りを発表した。
天竜は18日の新潟大会から巡業に同行してトレーニングを開始し、シリーズ後の30日に馬場と共に渡米する予定。

天竜入団記者会見内容
ジャイアント馬場
「先日来、噂にありました天竜源一郎君の全日本入りを今日、正式に皆さんに発表させていただきます。今後とも皆さんのご支援を心からお願いいたします。よろしくお願いいたします。」
天竜
「今日社長とこの席に来て、正式に全日本プロレスに入る事に決定しまして、これからは全日本プロレスの一員でありますので、全日本プロレスのレスラーの人達と一生懸命協力して、全日本プロレス発展の為に少しでも尽くしたいと思いますので、よろしくお願いします。」

東京スポーツ・山田隆運動部部長の代表質問
自分でプロレスラーになろうかなという気持ちを持たれたのは、いつ頃の事ですか?
天竜「レスラーになろうと思ったのは最近ですね。はっきりした形でね。職業としてですね。」
今年に入ってから?
天竜「そうですね。」
その動機みたいな、直接的なものはあるんですか?
天竜「相撲を13年やってきましたしね、なんか自分が若いうちにできる事っていうかね、でプロレスっていう形ですね。」
プロレスについての知識というのは、かなり持っておられますか?
天竜「ほかの人と同じように新聞とか他に得た資料だけですかね。これから入った時点でね、いろんな事も出てくると思いますけど、そのへんは自分で覚悟してるつもりです。」
相撲を13年間やってこられたわけで、肉体的なものの自信はあるわけですね?
天竜「あります。」
どんなタイプのレスラーになりたいとかは考えてますか?
天竜「歴代のチャンピオンの人の技とかを見ていて、ひきつけるものがあることは確かですから、そういう歴代のチャンピオンの方達の欲言えばいいとこばっかりですね、少しでも吸収したいですね。やっぱり自分には力道山という大先輩がいますから、あの人の形を取り入れたら、何かアピールするもんがあるんじゃないかと思ってます。」
全日本プロレスを選ばれた理由は何ですか?
天竜「プロレスの主流だと思ってますから。主流に入って、社長のプロデュースしてくれた事を一つ一つ消化していけば、必ず自分に対してプラスになると、それで選びました。」
今までプロレスの試合は何回かご覧になったと、テレビなども見ておられますか?
天竜「自分で入るという気持ちが高まってから、欠かさず見ています。」
先ほどの話に戻りますが、歴代のチャンピオンのいい所と、まぁ一口に言うとテクニシャンタイプのレスラーになりたいと、そういう感じですか?
天竜「テクニシャンもいいですけど、ジャンボ鶴田君なんかテクニックははるかに自分より上だと思ってますから、彼にない部分を補っていう形でやっていきたいと思います。」
※以上全日本プロレス中継より、以下東京スポーツ紙面より
リングネームについて
馬場「ここで将来「天竜」の名でリングに上がるとは言えないが、あくまでも筋を通し「天竜」の方向でいきたい。先代の天竜さんからダメだと言われたら、その時はその時で考える。」
身辺の整理について
天竜「後援者の皆さんとの話し合いも無事終わり、身の回りの整理はほとんど片付きました。マゲは妹の結婚式(11月23日)が終わった後、断髪したいと思います。社長も了承してくださいました。」
今後の活動について
馬場「新潟(18日)から巡業に連れて行く。その時はトレーニングで受け身の練習をさせます。そしてシリーズ終了後(30日)アメリカへレスリングの勉強をしに行かせます。その時は私も同行して、プロレスというものをじっくり教えたいと思います。」

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