昭和の全日本プロレス

全日の旗揚げからG馬場三回忌追悼興行までの記録です。当ブログの記事や画像を、ブログ等にそのまま転載する行為は禁止します。

'97エキサイト・シリーズ

2017年09月24日 20時00分32秒 | 全日本プロレス史
'97エキサイト・シリーズ

参加外人選手
スタン・ハンセン(195cm140kgアメリカ・テキサス出身)
スティーブ・ウイリアムス(188cm123kgアメリカ・コロラド出身)
ジョニー・エース(194cm115kgアメリカ・ペンシルバニア出身)
ゲーリー・オブライト(191cm160kgアメリカ・ネブラスカ出身)3/1
ジャイアント・キマラ(189cm163kgボツワナ出身)
ストライク・ハード
・レックス・キング(188cm106kgアメリカ・オレゴン出身)
・ショーン・モーガン(191cm111kgカナダ出身)
(フリー)高山善廣(196cm115kg東京出身)3/1

全日本プロレス出場選手
(超世代軍)
三沢光晴(三冠ヘビー級王者)
小橋健太
秋山準(アジア・タッグ王者)
浅子覚

(聖鬼軍)
田上明(世界タッグ王者)
川田利明(世界タッグ王者)
渕正信
小川良成(世界ジュニア・ヘビー級王者)
菊地毅
井上雅央
大森隆男(アジア・タッグ王者)

ジャイアント馬場
本田多聞
ラッシャー木村
マイティ井上
永源遙
百田光雄
泉田純
志賀賢太郎
マウナケア・モスマン
金丸義信

(レフリー)ジョー樋口、和田京平、福田明彦、西永秀一、山本義浩

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・シリーズに全戦参加予定だったゲーリー・オブライトは、左足親指骨折(最強タックで骨折し、新春シリーズ参戦で悪化)の治療の為に最終戦のみの参加となった。
・3月1日武道館の三冠戦を最後にジョー樋口レフリーが引退。引退後も外人選手の世話係として巡業には同行する予定。
・3月1日武道館大会の全日本プロレス中継の収録をもって、約8年間実況を務めてきた日本テレビの福澤朗アナウンサーが番組を卒業。
・3月2日東京・キャピトル東急ホテルで馬場代表がハヤブサ(FMW)と共に記者会見を行い、次期シリーズ大阪(4/2)大会への参戦を正式に発表。
・3月10日元UWFインターの佐野友飛がFAXで全日に参戦表明。これを受け台湾へ出発前の馬場代表が成田市内のホテルで記者会見を行い、佐野の名古屋(3/30)と新潟(4/14)大会への参戦を発表。
・(台湾新人オーデション)ジャイアント馬場、三沢光晴、小橋健太、井上雅央の4選手が台湾入りし、3月15日台中市郊外の遊園地・亞哥花園内の野外ステージで参加者約80名によるオーデションが行われ、3名が合格。また馬場選手の警護に当たっていたガードマンが体格がいいという事で追加合格した。
また一行は、14日から17日までオーデションの他、テレビ・ラジオ・記者会見等のスケジュールをこなし帰国した。

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'97エキサイト・第1戦から第4戦

2017年09月24日 19時55分06秒 | 全日本プロレス史
開幕戦、2月16日(日)東京・後楽園ホール 観衆2100人(超満員)
6人タッグマッチ60分1本勝負
ウイリアムス&エース&(1-0)三沢&秋山&浅子
①ウイリアムス(21分55秒片エビ固め)秋山
脳天から真っ逆さまに落とすバックドロップでフォール。

タッグマッチ30分1本勝負
川田&菊地(1-0)小橋&井上雅央
①菊地(20分23秒片エビ固め)井上
菊地が井上を逆さに持ち上げたところで川田が背中へキック。続いて菊地がツームストーン・パイルドライバーを決めフォール。

6人タッグマッチ30分1本勝負
田上&キマラ&泉田(1-0)ハンセン&大森&本田
①キマラ(14分45秒片エビ固め)本田
キマラは本田のボディアタックを受け止めてマットに叩きつけ、ジャンピング・ボディプレスを決めフォール。

6人タッグマッチ30分1本勝負
馬場&木村&百田(0-0)渕&M井上&永源
①時間切れ

30分1本勝負
小川良成(13分34秒エビ固め)レックス・キング
キングが小川に飛びつき回転エビ固め。それを小川がつぶして座り込むが、キングは小川の腕に両足をかけて返しエビ固め。それを小川がさらに切り返してエビ固めに押さえ込み勝利。

30分1本勝負
ショーン・モーガン(8分56秒エビ固め)志賀賢太郎
パワースラムからダイビング・ボディプレスでフォール。

(試合開始12時30分)「全日本プロレス中継」収録

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第2戦、2月18日(火)茨城・古河市立体育館 観衆1800人
6人タッグマッチ60分1本勝負
三沢&秋山&本田(1-0)川田&田上&小川
①三沢(22分31秒エビ固め=タイガー・ドライバー)小川

タッグマッチ30分1本勝負
小橋&井上雅央(1-0)ハンセン&モスマン
①井上(16分10秒アルゼンチン・バックブリーカー)モスマン

タッグマッチ30分1本勝負
ウイリアムス&エース(1-0)キマラ&泉田
①エース(13分55秒片エビ固め=エース・クラッシャー)泉田

6人タッグマッチ30分1本勝負
馬場&木村&百田(1-0)渕&M井上&永源
①馬場(21分32秒エビ固め=サムソンクラッチ)井上

タッグマッチ30分1本勝負
菊地&大森(1-0)ストライク・ハード
①大森(15分51秒片エビ固め=ダイビング・ニードロップ)モーガン

30分1本勝負
浅子覚(11分20秒片エビ固め=トペ・コンヒーロ)金丸義信

(試合開始18時30分)

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第3戦、2月19日(水)千葉・木更津市倉形スポーツ会館 観衆1950人
6人タッグマッチ60分1本勝負
ウイリアムス&エース&キマラ(1-0)小橋&秋山&本田
①ウイリアムス(18分33秒エビ固め=ドクター・ボム)本田

タッグマッチ30分1本勝負
川田&田上(1-0)三沢&井上雅央
①田上(14分39秒エビ固め=のど輪落とし)井上

タッグマッチ30分1本勝負
ハンセン&大森(1-0)ストライク・ハード
①ハンセン(15分1秒片エビ固め=ウエスタン・ラリアット)キング

30分1本勝負
小川良成(13分18秒エビ固め=スクールボーイ)マウナケア・モスマン

6人タッグマッチ30分1本勝負
馬場&木村&百田(1-0)渕&永源&泉田
①馬場(19分33秒片エビ固め=河津落とし)永源

30分1本勝負
菊地毅(13分35秒エビ固め=火の玉ボム)浅子覚

30分1本勝負
マイティ井上(11分55秒片エビ固め=サンセットフリップ)志賀賢太郎

(試合開始18時30分)

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第4戦、2月21日(金)埼玉・熊谷市民体育館 観衆1800人
6人タッグマッチ60分1本勝負
川田&田上&小川(1-0)ハンセン&大森&キング
①川田(18分37秒片エビ固め=顔面蹴り)キング

タッグマッチ30分1本勝負
三沢&浅子(1-0)エース&モスマン
①浅子(13分12秒エビ固め=ラ・マヒストラル)モスマン

タッグマッチ30分1本勝負
小橋&金丸(1-0)秋山&志賀
①金丸(21分2秒片エビ固め)志賀
小橋が志賀へ投げ捨てパワーボムを決めたところへ、金丸がダイビング・ボディプレスからムーンサルト・プレスを決めフォール。

30分1本勝負
スティーブ・ウイリアムス(7分25秒片エビ固め)本田多聞
ウイリアムスは、串刺しラリアット、ドラゴンスクリューから本田の顔面へ右フック一発。前のめりに倒れた本田をがっちり体重をかけて片エビに決めフォール。

6人タッグマッチ30分1本勝負
渕&永源&泉田(1-0)馬場&木村&百田
①永源(18分5秒首固め)百田

30分1本勝負
ジャイアント・キマラ(9分29秒片エビ固め=ジャンピング・ボディプレス)ショーン・モーガン

30分1本勝負
菊地毅(10分42秒片エビ固め=スクールボーイ)井上雅央

(試合開始18時30分)

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'97エキサイト・第5戦から第8戦

2017年09月24日 19時50分41秒 | 全日本プロレス史
第5戦、2月22日(土)茨城・水戸市民体育館 観衆2400人
6人タッグマッチ60分1本勝負
川田&田上&小川(1-0)三沢&本田&浅子
①小川(20分40秒岩石落とし固め)浅子

タッグマッチ30分1本勝負
ウイリアムス&エース(1-0)小橋&井上雅央
①エース(16分57秒片エビ固め=コブラクラッチ・ドロップ)井上

アジア・タッグ選手権 60分1本勝負
秋山&大森(1-0)キマラ&泉田
①秋山(19分9秒片エビ固め)泉田
秋山は泉田の後頭部へダイビング・エルボーを決めた後、エクスプロイダーでフォール。
※秋山・大森組がタイトル10度目の防衛に成功。

30分1本勝負
スタン・ハンセン(7分50秒体固め=ウエスタン・ラリアット)レックス・キング

6人タッグマッチ30分1本勝負
渕&M井上&永源(1-0)馬場&木村&百田
①井上(18分50秒エビ固め=スクールボーイ)木村

30分1本勝負
ショーン・モーガン(14分8秒片エビ固め=ダイビング・ボディプレス)マウナケア・モスマン

30分1本勝負
菊地毅(12分1秒片エビ固め=火の玉ボム)志賀賢太郎

(試合開始18時)

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第6戦、2月23日(日)神奈川・厚木市荻野運動公園体育館 観衆2000人(満員)
6人タッグマッチ60分1本勝負
三沢&小橋&浅子(1-0)川田&田上&菊地
①三沢(23分17秒エビ固め=タイガー・ドライバー)菊地

タッグマッチ30分1本勝負
ウイリアムス&エース(1-0)ハンセン&大森
①ウイリアムス(12分59秒エビ固め=ドクター・ボム)大森

タッグマッチ30分1本勝負
キマラ&泉田(1-0)秋山&井上雅央
①泉田(13分6秒エビ固め=いん石)井上

6人タッグマッチ30分1本勝負
馬場&木村&百田(1-0)渕&M井上&永源
①馬場(20分3秒片エビ固め=河津落とし)永源

30分1本勝負
本田多聞(13分54秒エビ固め=タモンズ・パワード)ショーン・モーガン

30分1本勝負
レックス・キング(9分52秒片エビ固め=リバースDDT)マウナケア・モスマン

30分1本勝負
小川良成(12分12秒岩石落とし固め)金丸義信

(試合開始12時)

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第7戦、2月25日(火)静岡・裾野市民体育館 観衆2950人(満員)
6人タッグマッチ60分1本勝負
三沢&秋山&浅子(1-0)小橋&本田&モスマン
①秋山(21分17秒片エビ固め=エクスプロイダー)モスマン

タッグマッチ30分1本勝負
川田&田上(1-0)ハンセン&大森
①田上(15分4秒片エビ固め=のど輪落とし)大森

タッグマッチ30分1本勝負
ウイリアムス&エース(1-0)キマラ&泉田
①エース(13分31秒片エビ固め=コブラクラッチ・ドロップ)泉田

6人タッグマッチ30分1本勝負
渕&M井上&永源(1-0)馬場&木村&百田
①渕(25分23秒エビ固め=回転エビ潰し)百田

タッグマッチ30分1本勝負
小川&井上雅央(1-0)ストライク・ハード
①井上(19分3秒アルゼンチン・バックブリーカー)キング

30分1本勝負
菊地毅(11分43秒体固め=ジャックナイフ返し)志賀賢太郎

(試合開始18時30分)

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第8戦、2月27日(木)群馬・太田市民体育館 観衆1600人
6人タッグマッチ60分1本勝負
川田&田上&本田(1-0)小橋&秋山&浅子
①本田(21分53秒エビ固め=タモンズ・パワード)浅子

タッグマッチ30分1本勝負
ハンセン&大森(1-0)三沢&井上雅央
①ハンセン(13分43秒体固め=ウエスタン・ラリアット)井上

タッグマッチ30分1本勝負
ウイリアムス&エース(1-0)モーガン&モスマン
①ウイリアムス(17分54秒エビ固め=ドクター・ボム)モーガン

6人タッグマッチ30分1本勝負
馬場&木村&百田(1-0)渕&永源&泉田
①百田(19分6秒回転エビ固め)永源

30分1本勝負
ジャイアント・キマラ(9分39秒片エビ固め=ジャンピング・ボディプレス)レックス・キング

30分1本勝負
小川良成(12分22秒岩石落とし固め)志賀賢太郎

30分1本勝負
マイティ井上(9分24秒片エビ固め=サンセットフリップ)金丸義信

(試合開始18時30分)

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'97エキサイト・シリーズ最終戦

2017年09月24日 19時45分05秒 | 全日本プロレス史
第9戦、3月1日(土)東京・日本武道館 観衆16300人(超満員)
三冠ヘビー級選手権 60分1本勝負
三沢光晴(1-0)スティーブ・ウイリアムス
①三沢(27分52秒エビ固め)
三沢がウイリアムスへタイガードライバーを決めるがカウント2。さらになかなか起き上がれないウイリアムスを強引に起こして、エルボーからタイガードライバー'91でフォール。
※三沢がタイトル初防衛に成功。

リング上での勝利者インタビューの後、福沢アナウンサーがこの試合でレフリーを引退するジョー樋口レフリーにインタビュー。
福沢アナ(一言では語りつくせないと思いますが、今の心境はいかがなものでしょうか)
樋口レフリー「そうですね、今日で自分のレフリー生活が終わりになって、長い間皆さんのご声援のおかげで頑張ってこれたので、改めて皆さんに御礼申し上げます。」
(ジョー樋口さんにとって、この30年間というものは、どういう年月だったのでしょうか)
「もう過去の事は全部忘れる事にしてますんで・・思い出を残すとかえって未練が残りますんで・・これからの残り少ない人生を頑張っていきたいと思います。」
(超満員のお客さんに一言お願いします)
「どうも皆さん、ありがとうございました。」(※全日本プロレス中継30より)

世界タッグ選手権 60分1本勝負
川田&田上(1-0)オブライト&高山
①川田(14分12秒レフリーストップ)高山
川田は高山の顔面へジャンピング・キックからバックドロップを決め、うつぶせに倒れている高山へスリーパーを決めるが一度外し後頭部へエルボーを連発して再度スリーパー。さらにストレッチプラムへ移行し何度も絞るように絞め続けると、レフリーが高山の状態を確認してゴングを要請。
※川田・田上組がタイトル初防衛に成功。

タッグマッチ30分1本勝負
秋山&志賀(1-0)小橋&金丸
①志賀(17分6秒片エビ固め)金丸
志賀は金丸のムーンサルトプレスをかわし、ラリアットからコーナー2段目に乗りスイングDDTからフォールにいくが小橋がカット。秋山が小橋を場外に落とし場外戦となる間に、志賀はコーナーに飛び乗り立ち上がった金丸の後頭部へ体を反転させての延髄蹴りを決めフォール。

タッグマッチ30分1本勝負
エース&モスマン(1-0)ハンセン&キング
①モスマン(11分39秒原爆固め)キング

6人タッグマッチ30分1本勝負
キマラ&本田&泉田(1-0)馬場&渕&大森
①キマラ(16分21秒片エビ固め=ジャンピング・ボディプレス)渕

タッグマッチ30分1本勝負
木村&百田(1-0)M井上&永源
①木村(9分58秒エビ固め)井上
グランドコブラの応酬を木村が制しフォール。

タッグマッチ30分1本勝負
小川&菊地(1-0)浅子&井上雅央
①小川(14分23秒岩石落とし固め)井上

(試合開始18時)「全日本プロレス中継」収録

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'97新春ジャイアント・シリーズ

2017年09月10日 20時00分55秒 | 全日本プロレス史
'97新春ジャイアント・シリーズ

参加外人選手
スタン・ハンセン(195cm140kgアメリカ・テキサス出身)
世界タッグ王者
・スティーブ・ウイリアムス(188cm123kgアメリカ・コロラド出身)
・ジョニー・エース(194cm115kgアメリカ・ペンシルバニア出身)
ゲーリー・オブライト(191cm160kgアメリカ・ネブラスカ出身)
ジ・イーグル(186cm108kgアメリカ・テキサス出身)
ザ・ラクロス(191cm120kgアメリカ・フロリダ出身)
サブゥー(185cm103kgアメリカ・ミシガン出身)
ロブ・バン・ダム(180cm103kgアメリカ・ミシガン出身)
ボビー・ダンカン・ジュニア(196cm125kgアメリカ・テキサス出身)
(藤原組)藤原喜明(186cm103kg岩手出身)1/26

全日本プロレス出場選手
(超世代軍)
三沢光晴
小橋健太(三冠ヘビー級王者)
秋山準(アジア・タッグ王者)
浅子覚

(聖鬼軍)
田上明
川田利明
渕正信
小川良成
菊地毅(世界ジュニア・ヘビー級王者)
井上雅央
大森隆男(アジア・タッグ王者)

ジャイアント馬場
ジャンボ鶴田(1/2、3)
馳浩(1/2~10)
本田多聞
ラッシャー木村
マイティ井上
永源遙
百田光雄
泉田純
マウナケア・モスマン
志賀賢太郎
金丸義信

(レフリー)ジョー樋口、和田京平、福田明彦、西永秀一、山本義浩

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・シリーズに参加予定だったパトリオットは、最強タッグで痛めた右ひじの手術の為に来日中止。
・1月16日都内某所で馬場代表と大仁田厚が会談し、ハヤブサの全日登場、全日とFMWの交流問題などが話し合われた模様。
・1月26日後楽園ホールの駐車場に高山善廣が現れ、自分の試合を終えて駆け付けたオブライトと合体・世界タッグ挑戦をアピール。
・1月29日東京・赤坂の全日空ホテルで「第29回内閣総理大臣杯日本プロ・スポーツ大賞」の授賞式が行われ、全日本プロレスからは功労賞に菊地毅、新人賞に志賀賢太郎が選ばれ表彰された。
・1月30日全日本プロレス事務所で高山善廣と共に記者会見を行った馬場代表は、3月1日日本武道館での川田・田上組対オブライト・高山組の世界タッグ戦を発表。

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