昭和の全日本プロレス

全日の旗揚げからG馬場三回忌追悼興行までの記録です。当ブログの記事や画像を、ブログ等にそのまま転載する行為は禁止します。

第19戦~第23戦(79ブラックパワーS)

2012年09月08日 19時40分43秒 | '79全日本プロレス
第19戦 9月8日(土)宮崎・日向市大同青果市場 観衆3900人
6人タッグマッチ60分3本勝負
馬場&戸口&高千穂(2-0)ブッチャー&大木&ブラジル
①日本組(9分47秒反則勝ち)外人組
②馬場(6分18秒片エビ固め)ブラジル

タッグマッチ45分1本勝負
鶴田&マスカラス(1-0)コロン&シャープ
①マスカラス(14分58秒体固め)シャープ

バトルロイヤル(11人参加)
決勝、越中詩郎(13分33秒体固め)淵正信

30分1本勝負
大熊元司(7分43秒体固め)ブルーノ・ベッカー
佐藤昭夫(7分18秒回転エビ固め)アル・コステロ

タッグマッチ30分1本勝負
羽田&伊藤(1-0)小鹿&肥後
①羽田(21分27秒片エビ固め)肥後

20分1本勝負
ミスター林(12分42秒片エビ固め)大仁田厚
百田光雄(12分16秒片エビ固め)越中詩郎

(試合開始18時30分)

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第20戦 9月9日(日)福岡・城島町体育センター 観衆3000人
6人タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田&戸口(2-1)ブッチャー&大木&コロン
①(12分10秒両軍リングアウト)
②鶴田(4分37秒片エビ固め=ドロップキック)コロン

45分1本勝負
ミル・マスカラス(10分38秒体固め)ラリー・シャープ

30分1本勝負
ボボ・ブラジル(8分50秒片エビ固め)ロッキー羽田
高千穂明久(9分3秒エビ固め)アル・コステロ
グレート小鹿(12分2秒逆片エビ固め)ブルーノ・ベッカー

タッグマッチ30分1本勝負
大熊&伊藤(1-0)佐藤&肥後
①大熊(19分28秒首固め)肥後

20分1本勝負
ミスター林(14分27秒逆さ押さえ込み)百田光雄
大仁田厚(12分37秒逆さ押さえ込み)淵正信

(試合開始18時30分)

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第21戦 9月10日(月)福岡・小郡市パチンコ・ラスベガス広場 観衆3800人
6人タッグマッチ60分3本勝負
鶴田&マスカラス&戸口(2-1)大木&ブラジル&シャープ
①大木(9分20秒体固め)鶴田
②鶴田(6分20秒片エビ固め)大木
③マスカラス(4分18秒体固め)シャープ

タッグマッチ45分1本勝負
馬場&高千穂(1-0)ブッチャー&コロン
①馬場(13分10秒片エビ固め)コロン

30分1本勝負
ロッキー羽田(11分8秒エビ固め)ブルーノ・ベッカー
アル・コステロ(8分38秒逆さ押さえ込み)伊藤正男

バトルロイヤル(9人参加)
決勝、越中詩郎(10分38秒逆片エビ固め)淵正信

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)佐藤&肥後
①小鹿(17分32秒コブラツイスト)肥後

20分1本勝負
ミスター林(12分33秒片エビ固め)淵正信
百田光雄(12分5秒片エビ固め)越中詩郎

(試合開始18時30分)

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第22戦 9月12日(水)鹿児島県立体育館 観衆3500人
60分1本勝負
アブドーラ・ザ・ブッチャー(1-0)タイガー戸口
①ブッチャー(12分12秒リングアウト)
ブッチャーは戸口を場外に落とし、場外でエルボードロップを決めエプロンへ上がり、リングに戻ろうとする戸口の頭部へソバット。リングに戻ったブッチャーは戸口がエプロンに上がってくる度に地獄突きで場外へ落とし勝利。

タッグマッチ45分1本勝負
鶴田&マスカラス(1-0)大木&ブラジル
①マスカラス(12分16秒体固め)ブラジル
マスカラスが自軍のコーナーへブラジルを振り鶴田がエプロンからキック。ブラジルが振り返ったところへマスカラスがフライング・クロスチョップからボディプレスを決めフォール。

タッグマッチ30分1本勝負
馬場&高千穂(1-0)コロン&シャープ
①高千穂(13分10秒片エビ固め)シャープ
高千穂がエプロンの馬場へシャープを振り馬場が水平打ち。続けて高千穂がアッパーカット3連発を決めフォール。

30分1本勝負
ロッキー羽田(10分37秒逆片エビ固め)ブルーノ・ベッカー
佐藤昭夫(9分47秒回転エビ固め)アル・コステロ

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)伊藤&肥後
①小鹿(19分57秒体固め)伊藤

20分1本勝負
ミスター林(12分21秒片エビ固め)大仁田厚
百田光雄(15分19秒回転エビ固め)淵正信

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

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第23戦(最終戦) 9月13日(木)大分県立総合体育館 観衆3800人
インターナショナル・タッグ選手権 60分3本勝負
馬場&鶴田(2-1)ブッチャー&ブラジル
①(12分30秒両軍リングアウト)
ブラジルが馬場を場外に落としたところから、鶴田・ブッチャーも加わっての乱闘となりドロー。
②馬場(3分38秒片エビ固め)ブラジル
馬場は前かがみのブラジルを蹴り上げた後、ロープに振って鶴田とダブルキックを決めフォール。
※馬場・鶴田組がタイトル9度目の防衛に成功。
馬場のコメント
「ブッチャー1人を相手に戦ったようなものだから、防衛は当たり前だよ。」
鶴田のコメント
「ブッチャーへのブレーンバスターは狙っていた。タイミングよく決まったから気持ちが良かった。敵は息が合っていなかったから、2-0で勝ちたかった。」

タッグマッチ45分1本勝負
マスカラス&高千穂(1-0)大木&シャープ
①マスカラス(14分37秒体固め)シャープ

30分1本勝負
タイガー戸口(6分12秒体固め)ブルーノ・ベッカー
カルロス・コロン(9分48秒体固め)ロッキー羽田

バトルロイヤル(11人参加)
参加選手=グレート小鹿、大熊元司、佐藤昭夫、ミスター林、百田光雄、伊藤正男、肥後宗典、淵正信、大仁田厚、越中詩郎、百田義浩
決勝、百田義浩(13分47秒体固め)淵正信

30分1本勝負
グレート小鹿(10分3秒逆エビ固め)アル・コステロ

タッグマッチ30分1本勝負
大熊&伊藤(1-0)佐藤&肥後
①大熊(20分25秒首固め)肥後

20分1本勝負
百田光雄(11分29秒反則勝ち)ミスター林
淵正信(16分41秒首固め)大仁田厚

(試合開始18時30分)

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NWA世界ヘビー級王座交代
8月21日フロリダ州タンパ・フォートフォーマー・へスタリー・アーモリー 観衆7000人
NWA世界ヘビー級選手権 60分1本勝負
ダスティ・ローデス(1-0)ハーリー・レイス
①ローデス(19分22秒片エビ固め)
レイスがコーナー最上段からダイビング・ヘッドバット。これを倒れたまま右ヒジを立てて受け止めたローデスは、倒れたレイスへエルボードロップ2連発。さらに助走をつけたジャンピング・エルボードロップを決めフォール。
※ローデスがタイトルを獲得。第53代NWA世界王者となる。

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8月26日フロリダ州オーランド・スポーツスタジアム 観衆8000人
NWA世界ヘビー級選手権 60分1本勝負
ハーリー・レイス(1-0)ダスティ・ローデス
①レイス(19分4秒反則勝ち)
試合前、リングに登場したローデスへテリー・ファンクが攻撃を仕掛け、ローデスの右腕を負傷させる。ローデス陣営のレスラーたちが止める中、ローデスが制止を振り切って試合開始。しかしダメージは大きくローデスは右腕を使えない状態で試合が続き、パイルドライバーにきたレイスをショルダースルー気味に大きく跳ねのけると、そのレイスがトップロープを越えて場外に落ちた為、オーバー・ザ・トップロープの反則によりローデスの反則負け。
※通常のNWAルールであればローデスの防衛となるが、この試合は反則でもタイトルが移動する特別ルールとして行われた為、レイスがタイトルを奪回。第54代NWA世界王者となる。

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NWA世界ジュニア・ヘビー級王座について
国際プロレスが9月14日東京・池袋スケートセンターで、10月5日後楽園ホール大会でNWA世界ジュニア・ヘビー級王者のネルソン・ロイヤルに阿修羅・原が挑戦すると発表。
これを受けて、NWAのメンバーである全日本プロレスの馬場代表と新日本プロレスの新間寿営業本部長(猪木代表の代理)が、9月27日東京・赤坂のヒルトンホテルで記者会見を行い、馬場全日代表が「現在、ネルソン・ロイヤルはチャンピオンではなく、8月のNWA総会でもジュニア・ヘビー級王座は空位と確認されている。チャンピオンでないものが、チャンピオンと称して勝手に日本でタイトル防衛戦をするのはおかしい。NWAのメンバーとして黙認できないので、同じメンバーの猪木と協議の末、あえてロイヤルがチャンピオンではないという事実を公表する事にした。」と発言。
新間新日営業本部長も「8月の総会の時点で馬場さんが言われたように、NWA世界ジュニア・ヘビー級王座は空位と確認されているが、その後事情の変更があったのではないかと、問い合わせをマイク・ラーベル(NWA第一副会長)氏を通じて行った。結果、ロイヤルは現チャンピオンではないという返事がテレックスでありました。再度電話でも確認し、11月に王座決定戦をオクラホマで行うという返事ももらっています。」と発言し、国際プロレスに対し正式な抗議はしないものの善処を希望する旨の会見を行った。
馬場代表のコメント
「他団体の興行の事だから、そんな試合をやるなとは言えない。しかし世間に対しては、事実をはっきりさせておかなければならない。」
新間営業本部長のコメント
「国際プロレスの鈴木営業本部長に対しては、内輪の話としてロイヤルに騙されているんではないかと忠告をしました。馬場さんがおっしゃったようにやめろとは言えない。善処を希望するだけですよ。」

9月29日これに対し国際プロレスは「改めてネルソン・ロイヤルに問い合わせた結果、本人は自分がチャンピオンであると主張しており、ボブ・ガイゲルNWA会長の了解を取りベルトを持参する。国際プロレスとしては、契約通りNWA世界ジュニア・ヘビー級戦を実行いたします。」と発表。
吉原代表のコメント
「本人(ロイヤル)の言っている事を信じる。当社はタイトルマッチとして契約しているし、場合によってはコミッショナーに問題を持ち込んでも、タイトル戦は決行する。」

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