第16戦、12月4日宮城県スポーツセンター 観衆3400人
タッグ・リーグ戦 30分1本勝負
ジャンボ鶴田(1-0)テリー・ゴディ
谷津嘉章 ビル・アーウィン
①鶴田(21分51秒体固め=バックドロップ)アーウィン
タッグ・リーグ戦 30分1本勝負
天龍源一郎 (1-0)ナスティ・ボーイズ
スタン・ハンセン
①ハンセン(7分11秒片エビ固め)ノッブス
ハンセンにベアハッグを決めているノッブスへ天龍が延髄蹴り。すかさずハンセンがウエスタン・ラリアットを決めフォール。
6人タッグマッチ30分1本勝負
ダイナマイト・キッド サムソン冬木
デイビーボーイ・スミス(1-0)川田利明
小橋健太 小川良成
①スミス(14分19秒体固め)小川
スミスの小川へのパイルドライバーをキッドと小橋がセカンドロープに乗り小川の足を持って押し込みフォール。
タッグ・リーグ戦 30分1本勝負
ジャイアント馬場(1-0)カンナム・エキスプレス
ラッシャー木村
①馬場(11分14秒体固め)クロファット
馬場はクロファットのダイビング・ボディプレスをかわして自爆させ、ジャンピング・ネックブリーカードロップを決めフォール。
タッグマッチ30分1本勝負
アブドラ・ザ・ブッチャー(1-0)ザ・グレート・カブキ
タイガー・ジェット・シン 高木功
①ブッチャー(6分47秒体固め=ジャンピング・エルボードロップ)高木
タッグマッチ30分1本勝負
高野俊二(1-0)田上明
仲野信市 永源遥
①仲野(11分37秒首固め)永源
20分1本勝負
渕正信(11分50秒首固め)寺西勇
マイティ井上(9分59秒片エビ固め=サンセットフリップ)リチャード・スリンガー
15分1本勝負
百田光雄(10分43秒逆さ押さえ込み)菊地毅
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第17戦、12月5日山形県立体育館 観衆2200人
6人タッグマッチ60分1本勝負
天龍源一郎 ジャイアント馬場
スタン・ハンセン(1-0)ラッシャー木村
小川良成 渕正信
①ハンセン(11分43秒体固め=ウエスタン・ラリアット)渕
タッグ・リーグ戦 30分1本勝負
ジャンボ鶴田(1-0)ザ・グレート・カブキ
谷津嘉章 高野俊二
①谷津(13分7秒監獄固め)高野
パワースラムから監獄固め。
タッグ・リーグ戦 30分1本勝負
テリー・ゴディ (1-0)サムソン冬木
ビル・アーウィン 川田利明
①ゴディ(12分25秒体固め=ラリアット)冬木
6人タッグマッチ30分1本勝負
ダイナマイト・キッド ダグ・ファーナス
デイビーボーイ・スミス(1-0)ダニー・クロファット
小橋健太 仲野信市
①キッド(14分6秒体固め=リフトアップ・ボディプレス)仲野
タッグマッチ30分1本勝負
アブドラ・ザ・ブッチャー(1-0)ナスティ・ボーイズ
タイガー・ジェット・シン
①ブッチャー(5分35秒体固め=ジャンピング・エルボードロップ)セガノビッチ
20分1本勝負
高木功(10分44秒首固め)永源遥
田上明(12分16秒エビ固め=ジャックナイフ)マイティ井上
寺西勇(11分18秒後方回転エビ固め)百田光雄
15分1本勝負
リチャード・スリンガー(10分34秒首固め)菊地毅
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第18戦、12月6日東京・日本武道館 観衆14800人(超)
タッグ・リーグ戦 30分1本勝負
天龍源一郎 (1-0)ジャンボ鶴田
スタン・ハンセン 谷津嘉章
①ハンセン(28分57秒体固め)谷津
谷津がハンセンのバックを取ったところで、鶴田がハンセンへジャンピング・ニーパット。その流れで原爆固めにいこうとしたが、天龍が延髄蹴りでカット。鶴田が倒れている天龍にキック攻撃をしている間に、ハンセンが飛び込むようなウエスタン・ラリアットを谷津に決めフォール。
※天龍・ハンセン組がリーグ戦全勝優勝し、世界タッグ王座も獲得。
タッグ・リーグ戦 30分1本勝負
ブリティッシュ・ブルドッグス(1-0)カンナム・エキスプレス
①スミス(17分50秒片エビ固め)ファーナス
スミスはファーナスのダイビング・ボディアタックを受けながら、体を入れかえて逆に押さえ込み勝利。
タッグ・リーグ戦 30分1本勝負
アブドラ・ザ・ブッチャー(1-0)テリー・ゴディ
タイガー・ジェット・シン ビル・アーウィン
①ブッチャー(8分39秒体固め=ジャンピング・エルボードロップ)アーウィン
シリーズ中何度も仲間割れのような場面を見せてきたブッチャーとシンだったが、この試合でも2度の同士打ちがあり、試合後リングを下りようとするブッチャーへシンがキック攻撃。セコンドが分けたため大乱闘にはならなかったが、チーム分裂は決定的となった。
タッグ・リーグ戦 30分1本勝負
ジャイアント馬場(1-0)サムソン冬木
ラッシャー木村 川田利明
①馬場(11分31秒体固め)川田
馬場が川田をロープに振り16文キックを狙ったが、川田はロープを掴んでタイミングをずらしラリアット。しかし馬場は突っ込んでくる川田へ逆にジャンピング・ネックブリーカー・ドロップを決めフォール。
タッグマッチ30分1本勝負
ザ・グレート・カブキ(1-0)ナスティ・ボーイズ
高野俊二
①高野(10分14秒体固め=ダブル・ニードロップ)セガノピッチ
6人タッグマッチ30分1本勝負
渕正信 仲野信市
大熊元司(1-0)小橋健太
永源遥 小川良成
①渕(13分25秒逆エビ固め)小川
タッグマッチ20分1本勝負
高木功(1-0)鶴見五郎
田上明 寺西勇
①高木(13分11秒首固め)寺西
20分1本勝負
マイティ井上(8分21秒片エビ固め=サンセットフリップ)菊地毅
15分1本勝負
百田光雄(7分50秒体固め)リチャード・スリンガー
百田はスリンガーの首を決めてコーナーへ激突させてから後方に回転してフォール。
'89世界最強タッグ決定リーグ戦得点結果
優勝18点ー天龍・ハンセン組
準優勝16点ー鶴田・谷津組(殊勲賞)
3位14点ー馬場・木村組
4位12点ーブリティッシュ・ブルドッグス(技能賞)
5位10点ーブッチャー・シン組
6位7点ーカンナム・エキスプレス(ニューウェーブ賞)
7位6点ーゴディ・アーウィン組(敢闘賞)
8位3点ー冬木・川田組(新人賞・フェアプレー賞)
9位2点ーナスティ・ボーイズ
9位2点ーカブキ・高野組
(最優秀選手賞)天龍源一郎
(特別賞)ジャンボ鶴田
優勝チームには優勝賞金10万ドルと優勝大トロフィー、各賞には楯が贈られた。
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全日本とNWAと新日本
現在のNWAは以前の各地区のプロモーターが集まった組織ではなく、クロケット・プロを買収したテッド・ターナーのWCW=NWAという状態で、当初は全日本プロレスとも友好関係にあったが、NWA世界王座への挑戦者を制限されたりNWA契約選手の日本遠征がストップされるなどのトラブルがあり、全日本とNWAは距離を置いた状態に。
一方新日本プロレスは、武藤敬司がグレート・ムタとしてNWAと契約し活躍している事もあってNWAに急接近。坂口社長が11月に渡米しNWA首脳陣と会談。NWA世界王者のリック・フレアーの2・10ドーム大会への出場を要請、グレート・ムタと共にフレアーの参加がほぼ決定した状況に。
しかしリック・フレアーは、全日本と新日本間にある引き抜き防止協定の全日支配下選手である為に両団体で話し合いが続けられてきたが、12月19日新日本プロレスの坂口社長が後楽園ホールで記者会見を行い、「来年の2月10日東京ドーム大会にリック・フレアーを出場させる代わりに、2月下旬からスタートする全日本のシリーズにスティーブ・ウイリアムスが出場する事になった」と発表し、一時的なトレードが実現する事となった。
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力道山を偲ぶ会
力道山の27回忌にあたりジャイアント馬場、アントニオ猪木らが発起人となり、12月12日東京港区の東京プリンスホテルで「力道山を偲ぶ会」が全日本・新日本両団体の所属選手、プロレス関係者、政界・芸能界・スポーツ界などから約720人が出席して行われた。
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'89プロレス大賞
タッグ・リーグ戦 30分1本勝負
ジャンボ鶴田(1-0)テリー・ゴディ
谷津嘉章 ビル・アーウィン
①鶴田(21分51秒体固め=バックドロップ)アーウィン
タッグ・リーグ戦 30分1本勝負
天龍源一郎 (1-0)ナスティ・ボーイズ
スタン・ハンセン
①ハンセン(7分11秒片エビ固め)ノッブス
ハンセンにベアハッグを決めているノッブスへ天龍が延髄蹴り。すかさずハンセンがウエスタン・ラリアットを決めフォール。
6人タッグマッチ30分1本勝負
ダイナマイト・キッド サムソン冬木
デイビーボーイ・スミス(1-0)川田利明
小橋健太 小川良成
①スミス(14分19秒体固め)小川
スミスの小川へのパイルドライバーをキッドと小橋がセカンドロープに乗り小川の足を持って押し込みフォール。
タッグ・リーグ戦 30分1本勝負
ジャイアント馬場(1-0)カンナム・エキスプレス
ラッシャー木村
①馬場(11分14秒体固め)クロファット
馬場はクロファットのダイビング・ボディプレスをかわして自爆させ、ジャンピング・ネックブリーカードロップを決めフォール。
タッグマッチ30分1本勝負
アブドラ・ザ・ブッチャー(1-0)ザ・グレート・カブキ
タイガー・ジェット・シン 高木功
①ブッチャー(6分47秒体固め=ジャンピング・エルボードロップ)高木
タッグマッチ30分1本勝負
高野俊二(1-0)田上明
仲野信市 永源遥
①仲野(11分37秒首固め)永源
20分1本勝負
渕正信(11分50秒首固め)寺西勇
マイティ井上(9分59秒片エビ固め=サンセットフリップ)リチャード・スリンガー
15分1本勝負
百田光雄(10分43秒逆さ押さえ込み)菊地毅
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第17戦、12月5日山形県立体育館 観衆2200人
6人タッグマッチ60分1本勝負
天龍源一郎 ジャイアント馬場
スタン・ハンセン(1-0)ラッシャー木村
小川良成 渕正信
①ハンセン(11分43秒体固め=ウエスタン・ラリアット)渕
タッグ・リーグ戦 30分1本勝負
ジャンボ鶴田(1-0)ザ・グレート・カブキ
谷津嘉章 高野俊二
①谷津(13分7秒監獄固め)高野
パワースラムから監獄固め。
タッグ・リーグ戦 30分1本勝負
テリー・ゴディ (1-0)サムソン冬木
ビル・アーウィン 川田利明
①ゴディ(12分25秒体固め=ラリアット)冬木
6人タッグマッチ30分1本勝負
ダイナマイト・キッド ダグ・ファーナス
デイビーボーイ・スミス(1-0)ダニー・クロファット
小橋健太 仲野信市
①キッド(14分6秒体固め=リフトアップ・ボディプレス)仲野
タッグマッチ30分1本勝負
アブドラ・ザ・ブッチャー(1-0)ナスティ・ボーイズ
タイガー・ジェット・シン
①ブッチャー(5分35秒体固め=ジャンピング・エルボードロップ)セガノビッチ
20分1本勝負
高木功(10分44秒首固め)永源遥
田上明(12分16秒エビ固め=ジャックナイフ)マイティ井上
寺西勇(11分18秒後方回転エビ固め)百田光雄
15分1本勝負
リチャード・スリンガー(10分34秒首固め)菊地毅
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第18戦、12月6日東京・日本武道館 観衆14800人(超)
タッグ・リーグ戦 30分1本勝負
天龍源一郎 (1-0)ジャンボ鶴田
スタン・ハンセン 谷津嘉章
①ハンセン(28分57秒体固め)谷津
谷津がハンセンのバックを取ったところで、鶴田がハンセンへジャンピング・ニーパット。その流れで原爆固めにいこうとしたが、天龍が延髄蹴りでカット。鶴田が倒れている天龍にキック攻撃をしている間に、ハンセンが飛び込むようなウエスタン・ラリアットを谷津に決めフォール。
※天龍・ハンセン組がリーグ戦全勝優勝し、世界タッグ王座も獲得。
タッグ・リーグ戦 30分1本勝負
ブリティッシュ・ブルドッグス(1-0)カンナム・エキスプレス
①スミス(17分50秒片エビ固め)ファーナス
スミスはファーナスのダイビング・ボディアタックを受けながら、体を入れかえて逆に押さえ込み勝利。
タッグ・リーグ戦 30分1本勝負
アブドラ・ザ・ブッチャー(1-0)テリー・ゴディ
タイガー・ジェット・シン ビル・アーウィン
①ブッチャー(8分39秒体固め=ジャンピング・エルボードロップ)アーウィン
シリーズ中何度も仲間割れのような場面を見せてきたブッチャーとシンだったが、この試合でも2度の同士打ちがあり、試合後リングを下りようとするブッチャーへシンがキック攻撃。セコンドが分けたため大乱闘にはならなかったが、チーム分裂は決定的となった。
タッグ・リーグ戦 30分1本勝負
ジャイアント馬場(1-0)サムソン冬木
ラッシャー木村 川田利明
①馬場(11分31秒体固め)川田
馬場が川田をロープに振り16文キックを狙ったが、川田はロープを掴んでタイミングをずらしラリアット。しかし馬場は突っ込んでくる川田へ逆にジャンピング・ネックブリーカー・ドロップを決めフォール。
タッグマッチ30分1本勝負
ザ・グレート・カブキ(1-0)ナスティ・ボーイズ
高野俊二
①高野(10分14秒体固め=ダブル・ニードロップ)セガノピッチ
6人タッグマッチ30分1本勝負
渕正信 仲野信市
大熊元司(1-0)小橋健太
永源遥 小川良成
①渕(13分25秒逆エビ固め)小川
タッグマッチ20分1本勝負
高木功(1-0)鶴見五郎
田上明 寺西勇
①高木(13分11秒首固め)寺西
20分1本勝負
マイティ井上(8分21秒片エビ固め=サンセットフリップ)菊地毅
15分1本勝負
百田光雄(7分50秒体固め)リチャード・スリンガー
百田はスリンガーの首を決めてコーナーへ激突させてから後方に回転してフォール。
'89世界最強タッグ決定リーグ戦得点結果
優勝18点ー天龍・ハンセン組
準優勝16点ー鶴田・谷津組(殊勲賞)
3位14点ー馬場・木村組
4位12点ーブリティッシュ・ブルドッグス(技能賞)
5位10点ーブッチャー・シン組
6位7点ーカンナム・エキスプレス(ニューウェーブ賞)
7位6点ーゴディ・アーウィン組(敢闘賞)
8位3点ー冬木・川田組(新人賞・フェアプレー賞)
9位2点ーナスティ・ボーイズ
9位2点ーカブキ・高野組
(最優秀選手賞)天龍源一郎
(特別賞)ジャンボ鶴田
優勝チームには優勝賞金10万ドルと優勝大トロフィー、各賞には楯が贈られた。
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全日本とNWAと新日本
現在のNWAは以前の各地区のプロモーターが集まった組織ではなく、クロケット・プロを買収したテッド・ターナーのWCW=NWAという状態で、当初は全日本プロレスとも友好関係にあったが、NWA世界王座への挑戦者を制限されたりNWA契約選手の日本遠征がストップされるなどのトラブルがあり、全日本とNWAは距離を置いた状態に。
一方新日本プロレスは、武藤敬司がグレート・ムタとしてNWAと契約し活躍している事もあってNWAに急接近。坂口社長が11月に渡米しNWA首脳陣と会談。NWA世界王者のリック・フレアーの2・10ドーム大会への出場を要請、グレート・ムタと共にフレアーの参加がほぼ決定した状況に。
しかしリック・フレアーは、全日本と新日本間にある引き抜き防止協定の全日支配下選手である為に両団体で話し合いが続けられてきたが、12月19日新日本プロレスの坂口社長が後楽園ホールで記者会見を行い、「来年の2月10日東京ドーム大会にリック・フレアーを出場させる代わりに、2月下旬からスタートする全日本のシリーズにスティーブ・ウイリアムスが出場する事になった」と発表し、一時的なトレードが実現する事となった。
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力道山を偲ぶ会
力道山の27回忌にあたりジャイアント馬場、アントニオ猪木らが発起人となり、12月12日東京港区の東京プリンスホテルで「力道山を偲ぶ会」が全日本・新日本両団体の所属選手、プロレス関係者、政界・芸能界・スポーツ界などから約720人が出席して行われた。
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'89プロレス大賞