昭和の全日本プロレス

全日の旗揚げからG馬場三回忌追悼興行までの記録です。当ブログの記事や画像を、ブログ等にそのまま転載する行為は禁止します。

第13戦~第17戦('77サマーアクションS)

2012年02月18日 19時30分22秒 | '77全日本プロレス
第13戦 7月23日(土)大阪・中モズ駅南広場 観衆3400人
タッグマッチ60分3本勝負
鶴田&天龍(2-1)マードック&ムラコ
①マードック(17分2秒体固め)鶴田
②日本組(3分2秒反則勝ち)外人組
③鶴田(5分2秒回転エビ固め)マードック

30分1本勝負
ジャイアント馬場(11分12秒片エビ固め)エド・ウイスコスキー
ザ・デストロイヤー(14分7秒体固め)ジ・アベンジャー
サムソン・クツワダ(12分59秒片エビ固め)エル・トロ・アルゼンチーノ

タッグマッチ30分1本勝負
高千穂&羽田(1-0)小鹿&大熊
①高千穂組(24分32秒反則勝ち)小鹿組

20分1本勝負
ミツ・ヒライ(11分13秒エビ固め)肥後宗典
百田光雄(12分15秒逆さ押さえ込み)ミスター林

15分1本勝負
大仁田厚(11分34秒エビ固め)淵正信

(試合開始18時30分)

----------------------------------
第14戦 7月24日(日)京都・西舞鶴高校裏広場 観衆3000人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(2-0)ウイスコスキー&ムラコ
①鶴田(9分28秒回転エビ固め)ムラコ
②馬場(6分35秒片エビ固め)ウイスコスキー

30分1本勝負
ディック・マードック(15分9秒体固め)天龍源一郎
ザ・デストロイヤー(12分30秒4の字固め)エル・トロ・アルゼンチーノ
ジ・アベンジャー(14分56秒片エビ固め)グレート小鹿

タッグマッチ30分1本勝負
高千穂&クツワダ(1-0)大熊&肥後
①クツワダ(22分16秒体固め)肥後

20分1本勝負
ロッキー羽田(14分14秒体固め)ミスター林
ミツ・ヒライ(12分32秒体固め)大仁田厚

15分1本勝負
百田光雄(11分35秒片エビ固め)園田一治

(試合開始18時)

----------------------------------
第15戦 7月26日(火)福井・敦賀市体育館 観衆2500人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&天龍(2-0)アベンジャー&ムラコ
①天龍(10分20秒体固め)ムラコ
②馬場(6分10秒片エビ固め)アベンジャー

30分1本勝負
ジャンボ鶴田(時間切れ)ディック・マードック
ロッキー羽田(15分36秒片エビ固め)エド・ウイスコスキー
ザ・デストロイヤー(12分5秒4の字固め)エル・トロ・アルゼンチーノ

タッグマッチ30分1本勝負
高千穂&クツワダ(1-0)小鹿&林
①高千穂(22分36秒体固め)林

20分1本勝負
大熊元司(14分23秒体固め)ミツ・ヒライ
百田光雄(13分16秒回転エビ固め)肥後宗典

15分1本勝負
大仁田厚(14分53秒回転エビ固め)淵正信

(試合開始18時30分)

----------------------------------
第16戦 7月27日(水)福井・武生市体育館 観衆2300人
タッグマッチ60分3本勝負
鶴田&天龍(2-1)マードック&ムラコ
①マードック(13分30秒体固め)鶴田
②天龍(4分13秒片エビ固め)ムラコ
③鶴田(12分5秒回転エビ固め)マードック

30分1本勝負
ジャイアント馬場(9分19秒片エビ固め)ジ・アベンジャー
ザ・デストロイヤー(10分48秒体固め)エド・ウイスコスキー
高千穂明久(12分12秒首固め)エル・トロ・アルゼンチーノ

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)クツワダ&羽田
①大熊(21分44秒首固め)羽田

20分1本勝負
ミツ・ヒライ(15分16秒エビ固め)百田光雄
ミスター林(11分30秒片エビ固め)肥後宗典

15分1本勝負
淵正信(13分2秒首固め)園田一治

(試合開始18時30分)

----------------------------------

第17戦(最終戦) 7月28日(木)東京・品川スポーツランド・ゴールドホール 観衆4000人
UNヘビー級&アジア・ヘビー級選手権
ジャンボ鶴田・試練の十番勝負第9戦 60分3本勝負
ジャンボ鶴田(1-1)大木金太郎
①鶴田(8分36秒片エビ固め)
鶴田は大木をロープに振ってのジャンピング・ニーパットからダブルアーム・スープレックスを決めフォール。
②大木(8分体固め)
大木は鶴田へヘッドバット3連発からロープへ振ってボディへヘッドバット、さらにブレーンバスターを決めフォールにいくが、鶴田に返されると2段目のロープへ足を掛けてのジャンピング・ヘッドバットから一本足頭突きを決めフォール。
③(8分39秒両者リングアウト)
鶴田が大木へ逆エビ固めを決めるが大木は鶴田のタイツを掴んで逃げ、倒れている鶴田へヘッドバットを連発。さらにエプロンに鶴田の頭を固定し場外からヘッドバットを連発し一旦リングへ戻るが、すぐさま場外に下り再度鶴田へヘッドバットを連発。さらに放送席から抗議する馬場へもヘッドバットを見舞い、鶴田と場外戦となりドロー。
ゴングが鳴った後も大木は放送席の馬場へヘッドバットを連発した為、馬場も応戦し乱闘となった。
※鶴田がUN王座2度目、大木がアジア王座の防衛に成功。
※鶴田試練の十番勝負9戦3勝2敗4分。
鶴田のコメント
「急所を殴ってくるなんて大木さんは汚い。あれではまともな試合はできない。」
馬場のコメント
「カーッときた。頭突きのお返しをやらなくちゃ気が収まらない。鶴田はもう大木とやらなくていい。俺がシングル、タッグどちらでもやってやる。」

タッグマッチ45分1本勝負
馬場&天龍(1-0)マードック&ウイスコスキー
①天龍(16分49秒体固め)ウイスコスキー

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(15分35秒4の字固め)ドン・ムラコ
ジ・アベンジャー(15分56秒体固め)グレート小鹿
大熊元司(11分1秒逆エビ固め)エル・トロ・アルゼンチーノ

タッグマッチ30分1本勝負
高千穂&クツワダ(1-0)羽田&ヒライ
①高千穂(19分6秒回転エビ固め)ヒライ

20分1本勝負
ミスター林(13分12秒体固め)肥後宗典

15分1本勝負
百田光雄(11分18秒体固め)淵正信

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

--------------
7月29日午後3時から東京・永田町のヒルトンホテルで記者会見が行われ、元大相撲の福ノ島(本名=トンガ・ウリウリ・フィフィタ、18歳、183cm110kgトンガ出身)の全日本プロレス入りが発表された。
福ノ島は8月1日から全日本プロレス道場で、鶴田らの指導のもとトレーニングを開始。

7月30日大木金太郎が全日事務所で記者会見を行い「一昨日の試合は、馬場が邪魔をしたおかげで、勝てる試合を失った。このまま黙って引っ込むわけにはいかない。あらためてアジア・ヘビー級選手権を賭けて、馬場に挑戦する。」と発言。

7月30日伊藤正男がニュージーランド遠征を終え帰国。

NWA総会
8月5、6日アメリカ・ネバダ州ラスベガスのヒルトン・ホテルで77年度NWA総会が行われ、全日本プロレスからはG馬場とジョー樋口が出席。また韓国・金一道場の大木金太郎の代理としてキム・ドクが出席。
役員人事は、会長・副会長は留任。新たに副会長として、ボブ・ガイゲル(カンザス)が選ばれた。

--------------

コメント    この記事についてブログを書く
« (海外情報)佐藤昭夫・桜田一... | トップ | 第7戦~第12戦('77サマーアク... »