昭和の全日本プロレス

全日の旗揚げからG馬場三回忌追悼興行までの記録です。当ブログの記事や画像を、ブログ等にそのまま転載する行為は禁止します。

第19戦~第22戦('75第2次サマーアクションS)

2011年08月13日 19時20分37秒 | '75全日本プロレス
第19戦 9月8日(月)神奈川・横須賀市三笠公園 観衆4000人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&高千穂(2-0)ザ・タイクーンズ
①日本組(9分55秒反則勝ち)外人組
②高千穂(7分50秒体固め)ラモス

30分1本勝負
ジャンボ鶴田(10分11秒片エビ固め)テッド・オーツ
ザ・デストロイヤー(12分14秒4の字固め)ジョニー・スター
サンダー杉山(10分33秒体固め)ザ・ブラック・デビル

タッグマッチ20分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)クツワダ&桜田
①大熊(15分57秒体固め)桜田

20分1本勝負
ミツ・ヒライ(8分33秒体固め)伊藤正男
マシオ駒(12分5秒体固め)肥後宗典

15分1本勝負
淵正信(11分48秒片エビ固め)大仁田厚

(試合開始18時30分)

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第20戦 9月10日(水)埼玉・坂戸青果市場 観衆3000人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&クツワダ(2-1)ザ・タイクーンズ
①イヤウケア(8分55秒体固め)クツワダ
②クツワダ(3分58秒体固め)イヤウケア
③馬場(2分19秒体固め)ラモス

30分1本勝負
ジャンボ鶴田(20分36秒片エビ固め)ジョニー・スター
ザ・デストロイヤー(21分3秒4の字固め)テッド・オーツ
サンダー杉山(9分38秒体固め)ザ・ブラック・デビル

タッグマッチ20分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)高千穂&伊藤
①大熊(19分25秒体固め)伊藤

20分1本勝負
ミツ・ヒライ(8分45秒体固め)桜田一男
マシオ駒(10分27秒体固め)大仁田厚

15分1本勝負
肥後宗典(11分48秒体固め)淵正信

(試合開始18時30分)

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第21戦 9月11日(木)東京・後楽園ホール 観衆2000人
6人タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田&大熊(2-1)ザ・タイクーンズ&デビル
①馬場(25秒体固め)デビル
デビルへ鶴田がドロップキック、続けざまに馬場とダブルキックを決め先制。
②ラモス(7分55秒体固め=フライング・ボディプレス)大熊
③馬場(3分11秒体固め)ラモス
ラモスへ馬場が16文キック、鶴田がジャンピング・ニーパットと続け、とどめのダブルキックでフォール。

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(21分23秒4の字固め)テッド・オーツ
サンダー杉山(12分35秒体固め)ジョニー・スター

タッグマッチ20分1本勝負
高千穂&クツワダ(1-0)駒&ヒライ
①高千穂(16分37秒回転エビ固め)ヒライ

20分1本勝負
グレート小鹿(9分2秒コブラツイスト)桜田一男
肥後宗典(15分43秒回転エビ固め)伊藤正男

15分1本勝負
淵正信(時間切れ)大仁田厚

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

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第22戦(最終戦) 9月12日(金)茨城・笠間市体育館 観衆3000人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(2-1)ザ・タイクーンズ
①イヤウケア(4分36秒体固め)馬場
②鶴田(2分2秒体固め)イヤウケア
③馬場(3分3秒体固め)ラモス

30分1本勝負
ザ・ブラック・デビル(7分8秒反則勝ち)グレート小鹿

タッグマッチ30分1本勝負
デストロイヤー&杉山(1-0)オーツ&スター
①デストロイヤー(22分35秒4の字固め)スター

20分1本勝負
大熊元司(12分34秒体固め)桜田一男
サムソン・クツワダ(11分25秒エビ固め)肥後宗典
高千穂明久(12分57秒回転エビ固め)伊藤正男
ミツ・ヒライ(12分体固め)淵正信

15分1本勝負
マシオ駒(7分35秒片エビ固め)大仁田厚

(試合開始18時30分)

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ジャイアント馬場・韓国マット視察

9月21日ジャイアント馬場は大韓プロレス協会の権五台会長の招きで、グレート小鹿、大熊元司と共に午後11時ソウル着の大韓航空機で韓国入り。
宿舎のロイヤルホテル(ソウル市)のレストランで食事中、午前0時20分頃突然大木金太郎が現れ、馬場に対し対戦を迫り言い合いとなるが、小鹿や大熊が止めに入り改めて明日話し合いを持つという事になった。

22日午前10時からソウル市内のパシフィック・ホテルのレストラン特別室で、報道関係者立会いのもと馬場と大木の話し合いが行われ、大木が「私の方から挑戦するのだから、日時・場所・試合方法のすべてを全日本プロレスに任せる」と発言。又、大木が春のシリーズまで新日本プロレスのリングへ上がっていた事から、馬場が新日本プロレスとの契約問題について問うと大木は「新日本プロレスとは、猪木・坂口と戦いたいからそのシリーズの契約で出ただけで、私は韓国のレスラーでフリーだ。」と返答。これを受け馬場は大木との対戦を受諾。
馬場のコメント
「私は決して大木君の挑戦を今まで逃げていたわけではない。筋道を通してくれば受けるつもりだった。昨夜はカッとなったが、こうなったらやらざるを得ないでしょう。まぁ詳しい事は、日本に帰って正式に発表します。」
大木のコメント
「昨夜ロイヤルホテルに馬場さんがいるという話を聞き、矢も楯もたまらず飛んで行った。今度は逃げないで受けてくれたので、自分としては今非常にうれしい。東京でも大阪でもどこでもいい。どこでやっても馬場さんに勝つ自信はある。」

23日馬場は、大韓プロレス協会の権五台会長と会談し、全面協力を約束。
同夜、奨忠体育館で行われた大韓プロレス協会の試合を観戦し、24日帰国。

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ザ・デストロイヤーAWA参戦

所用でアメリカに帰国していたデストロイヤーは、久しぶりにドクターXとしてAWAリングに登場。
9月20日イリノイ州シカゴ・インターナショナル・アンファイシアター
タッグマッチ
ニック・ボックウインクル&レイ・スチーブンス(1-0)ドクターX&ダスティ・ローデス

AWA世界ヘビー級選手権
バーン・ガニア(1-0)バロン・フォン・ラシク
※ガニアがタイトル防衛。

オックス・ベーカー(1-0)ジム・ブランゼル
グレッグ・ガニア(勝敗不明)ジミー・バリアント
コシロ・バジリ(勝敗不明)キム・ドク
パンピロ・フィルポ(1-0)ジョー・グスマン

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新日本プロレスNWA加盟

9月20日新日本プロレスは東京・青山の新日事務所で記者会見を行い、
①同じ日本のNWAメンバーである全日本プロレスと争わず仲良くやっていく事
②全日本プロレスとの間で選手の引き抜きを行わない事
③NWA世界ヘビー級王者には、1年間挑戦できない事
以上を条件に、8月に行われたNWA総会で、新日本プロレスのNWA加盟が認められた。
なおNWAの指示により情報解禁は9月18日以降にという事で、この日の発表になった。

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