9月9日
午後2時からジャイアント馬場は東京・赤坂のプリンスホテル「有明の間」で記者会見を行い、「全日本プロレス」の設立を発表。
・新会社は全日本プロレス株式会社、代表取締役は馬場正平。資本金は4000万円、オフィスは東京都港区六本木7丁目3番12号のインターナショナル・ビルディング内に開設。
・旗あげ第1戦を10月21日町田市体育館、第2戦を東京・日大講堂で行ない、シリーズは3週間15試合を行う予定。外人選手は交渉中で後日発表。日本選手は馬場、大熊、駒、轡田、佐藤の5人が決定。
・日本テレビでは、10月7日から「全日本プロレス中継」の放送を開始。7日と14日は馬場旗あげ記念名勝負集、21日から本格的に試合中継をスタート。
9月10日ジャイアント馬場は、外人選手との契約の為渡米。
9月18日
17日に帰国したジャイアント馬場は、18日午後東京・赤坂のプリンスホテル「有明の間」で記者会見を行い、旗あげ「ジャイアント・シリーズ」の日程、参加外人選手と所属選手を発表。
所属選手は9日に発表された5名に、国際プロレスから移籍が決定したサンダー杉山、元日本プロレスの藤井誠之が加わり7名となった。
会見に同席した国際プロレス吉原社長は「杉山は円満退社による移籍。要請があれば、シリーズ毎に国際プロレスの若手選手を貸し出す。」と発言。馬場も「国際プロレスさんとは、今後も交流を深めていきたい。」と語った。
ジャイアント馬場は会見後、日本テレビの全日本プロレス中継用の試合収録とプロモーター、レスラーへ旗あげに向けての協力要請の為、日本テレビの原章ディレクター、清水一郎アナウンサーら日本テレビのスタッフと共にハワイに向け渡米。
9月20日ハワイ・ホノルル・インターナショナルセンター
時間無制限1本勝負
ジャイアント馬場(0-0)ザ・シーク
①(11分40秒両者リングアウト)
シークがロープ際で馬場の額に噛みつき攻撃。馬場が場外に逃げシークが追いかけ場外戦に。場外でシークが投げた机をリングに立てかけた馬場は、シークを捕まえ机へ3度激突させたが、その間にカウントが数えられ両者リングアウト。
試合後、リング下でのインタビュー
清水アナ お疲れさまでした。大変な試合でしたね。
馬場 そうですね、たいして強いとは思わないんですね。凶器持たれたりやられたりしましたんでね、今日こそ完全にやっつけてやるだけの調子もありましたんでね。まあ惜しいことしました。日本で対決したいと思いますよ。
清水アナ これがアメリカでの第一戦なんですが、今後の予定はどうなってますか?
馬場 これから荒っぽいテキサス回って、ニューヨークの方へ回って10試合ぐらいやっていこうと思います。試合の勘も戻していきたいし。
清水アナ 日本のファンにいかがですか
馬場 そうですね、これから思い切って自分の思い通りにやれると思うんで、ぜひ期待をしてもらいたいと思います。
清水アナ ザ・シークも、ぜひとも決着をつけたいという事ですね。
馬場 折があったら、ぜひともこのシリーズ中(遠征中)にもう一回決着をつけたいと思います。
9月23日テキサス州アマリロ・TVスタジオ
60分3本勝負
ジャイアント馬場(2-1)ザ・プロフェッショナル
①プロフェッショナル(14分エビ固め)
②馬場(4分15秒体固め=水平チョップ)
③馬場(反則勝ち)
サイクロン・ネグロが乱入し馬場を攻撃。
タッグマッチ30分1本勝負
マシオ駒 (1-0)ビル・コディ
大熊元司 ジェリー・イェーガー
①駒(4分59秒逆さ押さえ込み)イェーガー
9月29日ペンシルバニア州ピッツバーグ・アリーナ
45分1本勝負
ジャイアント馬場(10分45秒体固め)フランク・ホルツ
馬場はホルツをロープに振って水平チョップ、さらにもう一度ロープに振って16文キックを決めフォール。
10月1日ジャイアント馬場は、ニューヨークのシェイ・スタジアムで行われたペドロ・モラレス対ブルーノ・サンマルチノのWWWF世界ヘビー級選手権を観戦。
10月5日各地区のプロモーターとの話し合い、参加外人選手との契約を終えジャイアント馬場帰国。
10月6日午前11時から東京・渋谷区恵比寿の山田ジムで、馬場、杉山、轡田、佐藤、藤井が参加して公開練習が行われた。
10月7日土曜日の夜8時、日本テレビ「全日本プロレス中継」が全国29局ネットで放送開始。
10月16日
夕方、アメリカから大熊元司とマシオ駒、ジョー樋口レフリーが帰国。
午後7時30分から東京・赤坂ヒルトンホテルで全日本プロレスと力道山家(百田家)が記者会見を行い、百田家は全日本プロレスを全面的にバックアップし、日本プロレス界の発展の為に協力していくと発表された。
力道山家からは、未亡人の百田敬子さんが取締役、長男の百田義浩が取締役とリングアナウンサー、次男の百田光雄がレスラーとして全日本プロレスに参加する事も発表された。
10月17日 全日本プロレスの所属選手で東京・池上本門寺の力道山のお墓へお墓参りを行い、その後山田ジムで公開練習。
10月19日 旗あげシリーズに参加する外人選手が来日し、東京・銀座の東急ホテルで記者会見が行われた。
10月20日
東京・渋谷区恵比寿の山田ジムで外人選手の公開練習が行われた。
同夜、東京・赤坂ヒルトンホテル「白真珠の間」で、全日本プロレス発足記念パーティーが関係者約500人を集めて行われた。
席上、百田家からインターナショナル王座のオリジナルベルトが全日本プロレスに寄贈され、ベルトはジャイアント馬場が世界の強豪5人を相手に争奪戦を行い、正式な選手権とする事を宣言。
轡田友継は、サムソン・クツワダにリングネームを変更。
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全日本プロレス所属選手
ジャイアント馬場(209cm145㎏新潟出身)
サンダー杉山(178cm125㎏新潟出身)
大熊元司(176cm130㎏埼玉出身)
マシオ駒(172cm100㎏東京出身)
サムソン・クツワダ(190cm121㎏北海道出身)
百田光雄(173cm95㎏東京出身)
佐藤昭夫(179cm100㎏北海道出身)
藤井誠之(182cm108㎏東京出身)
(レフリー)ジョー樋口
(リングアナ)百田義浩
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午後2時からジャイアント馬場は東京・赤坂のプリンスホテル「有明の間」で記者会見を行い、「全日本プロレス」の設立を発表。
・新会社は全日本プロレス株式会社、代表取締役は馬場正平。資本金は4000万円、オフィスは東京都港区六本木7丁目3番12号のインターナショナル・ビルディング内に開設。
・旗あげ第1戦を10月21日町田市体育館、第2戦を東京・日大講堂で行ない、シリーズは3週間15試合を行う予定。外人選手は交渉中で後日発表。日本選手は馬場、大熊、駒、轡田、佐藤の5人が決定。
・日本テレビでは、10月7日から「全日本プロレス中継」の放送を開始。7日と14日は馬場旗あげ記念名勝負集、21日から本格的に試合中継をスタート。
9月10日ジャイアント馬場は、外人選手との契約の為渡米。
9月18日
17日に帰国したジャイアント馬場は、18日午後東京・赤坂のプリンスホテル「有明の間」で記者会見を行い、旗あげ「ジャイアント・シリーズ」の日程、参加外人選手と所属選手を発表。
所属選手は9日に発表された5名に、国際プロレスから移籍が決定したサンダー杉山、元日本プロレスの藤井誠之が加わり7名となった。
会見に同席した国際プロレス吉原社長は「杉山は円満退社による移籍。要請があれば、シリーズ毎に国際プロレスの若手選手を貸し出す。」と発言。馬場も「国際プロレスさんとは、今後も交流を深めていきたい。」と語った。
ジャイアント馬場は会見後、日本テレビの全日本プロレス中継用の試合収録とプロモーター、レスラーへ旗あげに向けての協力要請の為、日本テレビの原章ディレクター、清水一郎アナウンサーら日本テレビのスタッフと共にハワイに向け渡米。
9月20日ハワイ・ホノルル・インターナショナルセンター
時間無制限1本勝負
ジャイアント馬場(0-0)ザ・シーク
①(11分40秒両者リングアウト)
シークがロープ際で馬場の額に噛みつき攻撃。馬場が場外に逃げシークが追いかけ場外戦に。場外でシークが投げた机をリングに立てかけた馬場は、シークを捕まえ机へ3度激突させたが、その間にカウントが数えられ両者リングアウト。
試合後、リング下でのインタビュー
清水アナ お疲れさまでした。大変な試合でしたね。
馬場 そうですね、たいして強いとは思わないんですね。凶器持たれたりやられたりしましたんでね、今日こそ完全にやっつけてやるだけの調子もありましたんでね。まあ惜しいことしました。日本で対決したいと思いますよ。
清水アナ これがアメリカでの第一戦なんですが、今後の予定はどうなってますか?
馬場 これから荒っぽいテキサス回って、ニューヨークの方へ回って10試合ぐらいやっていこうと思います。試合の勘も戻していきたいし。
清水アナ 日本のファンにいかがですか
馬場 そうですね、これから思い切って自分の思い通りにやれると思うんで、ぜひ期待をしてもらいたいと思います。
清水アナ ザ・シークも、ぜひとも決着をつけたいという事ですね。
馬場 折があったら、ぜひともこのシリーズ中(遠征中)にもう一回決着をつけたいと思います。
9月23日テキサス州アマリロ・TVスタジオ
60分3本勝負
ジャイアント馬場(2-1)ザ・プロフェッショナル
①プロフェッショナル(14分エビ固め)
②馬場(4分15秒体固め=水平チョップ)
③馬場(反則勝ち)
サイクロン・ネグロが乱入し馬場を攻撃。
タッグマッチ30分1本勝負
マシオ駒 (1-0)ビル・コディ
大熊元司 ジェリー・イェーガー
①駒(4分59秒逆さ押さえ込み)イェーガー
9月29日ペンシルバニア州ピッツバーグ・アリーナ
45分1本勝負
ジャイアント馬場(10分45秒体固め)フランク・ホルツ
馬場はホルツをロープに振って水平チョップ、さらにもう一度ロープに振って16文キックを決めフォール。
10月1日ジャイアント馬場は、ニューヨークのシェイ・スタジアムで行われたペドロ・モラレス対ブルーノ・サンマルチノのWWWF世界ヘビー級選手権を観戦。
10月5日各地区のプロモーターとの話し合い、参加外人選手との契約を終えジャイアント馬場帰国。
10月6日午前11時から東京・渋谷区恵比寿の山田ジムで、馬場、杉山、轡田、佐藤、藤井が参加して公開練習が行われた。
10月7日土曜日の夜8時、日本テレビ「全日本プロレス中継」が全国29局ネットで放送開始。
10月16日
夕方、アメリカから大熊元司とマシオ駒、ジョー樋口レフリーが帰国。
午後7時30分から東京・赤坂ヒルトンホテルで全日本プロレスと力道山家(百田家)が記者会見を行い、百田家は全日本プロレスを全面的にバックアップし、日本プロレス界の発展の為に協力していくと発表された。
力道山家からは、未亡人の百田敬子さんが取締役、長男の百田義浩が取締役とリングアナウンサー、次男の百田光雄がレスラーとして全日本プロレスに参加する事も発表された。
10月17日 全日本プロレスの所属選手で東京・池上本門寺の力道山のお墓へお墓参りを行い、その後山田ジムで公開練習。
10月19日 旗あげシリーズに参加する外人選手が来日し、東京・銀座の東急ホテルで記者会見が行われた。
10月20日
東京・渋谷区恵比寿の山田ジムで外人選手の公開練習が行われた。
同夜、東京・赤坂ヒルトンホテル「白真珠の間」で、全日本プロレス発足記念パーティーが関係者約500人を集めて行われた。
席上、百田家からインターナショナル王座のオリジナルベルトが全日本プロレスに寄贈され、ベルトはジャイアント馬場が世界の強豪5人を相手に争奪戦を行い、正式な選手権とする事を宣言。
轡田友継は、サムソン・クツワダにリングネームを変更。
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全日本プロレス所属選手
ジャイアント馬場(209cm145㎏新潟出身)
サンダー杉山(178cm125㎏新潟出身)
大熊元司(176cm130㎏埼玉出身)
マシオ駒(172cm100㎏東京出身)
サムソン・クツワダ(190cm121㎏北海道出身)
百田光雄(173cm95㎏東京出身)
佐藤昭夫(179cm100㎏北海道出身)
藤井誠之(182cm108㎏東京出身)
(レフリー)ジョー樋口
(リングアナ)百田義浩
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