昭和の全日本プロレス

全日の旗揚げからG馬場三回忌追悼興行までの記録です。当ブログの記事や画像を、ブログ等にそのまま転載する行為は禁止します。

第11戦~第15戦('74サマーアクションS)

2011年05月28日 19時30分03秒 | '74全日本プロレス
第11戦 7月19日(金)広島・福山市体育館 観衆3800人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&デストロイヤー(2-0)ループ&スチール
①日本組(13分8秒反則勝ち)外人組
②馬場(11分16秒体固め)スチール

30分1本勝負
ミル・マスカラス(13分1秒体固め)高千穂明久
ジャンボ鶴田(20分20秒片エビ固め)ボブ・バックランド
ダニー・ホッジ(10分38秒揺りイス固め)サムソン・クツワダ
サンダー杉山(11分4秒体固め)サンディ・スコット

バトルロイヤル(8人参加)
決勝、伊藤正男(9分22秒体固め)羽田光男

タッグマッチ20分1本勝負
鈴木&桜田(1-0)ヒライ&羽田
①桜田(14分21秒体固め)羽田

20分1本勝負
肥後宗典(12分4秒片エビ固め)伊藤正男

15分1本勝負
大仁田厚(9分40秒逆エビ固め)淵正信

(試合開始18時30分)

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第12戦 7月20日(土)愛知・犬山市体育館 観衆2700人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(2-1)ループ&スチール
①ループ(分秒体固め)鶴田
②鶴田(分秒回転エビ固め)ループ
③馬場(分秒片エビ固め)スチール

30分1本勝負
ミル・マスカラス(9分1秒コブラツイスト)マティ鈴木
ザ・デストロイヤー(15分13秒4の字固め)ボブ・バックランド
ダニー・ホッジ(13分19秒回転エビ固め)高千穂明久

20分1本勝負
サンダー杉山(15分32秒体固め)サンディ・スコット
肥後宗典(10分15秒片エビ固め)伊藤正男

タッグマッチ20分1本勝負
クツワダ&ヒライ(1-0)桜田&羽田
①クツワダ(18分11秒体固め)桜田

15分1本勝負
大仁田厚(9分28秒逆エビ固め)淵正信

(試合開始18時30分)

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7月21日(日)13時から東京・よみうりランドで、第1回ファン感謝デー「馬場、デストロイヤーと遊ぼう」が約7000人のファンを集めて行われた。

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第13戦 7月23日(火)石川・金沢市卯辰山相撲場 観衆7300人
60分1本勝負
ジャイアント馬場(1-0)ボブ・ループ
①馬場(11分23秒片エビ固め)

タッグマッチ45分3本勝負
鶴田&高千穂(2-1)マスカラス&バックランド
①鶴田(10分53秒片エビ固め)バックランド
②マスカラス(3分51秒体固め)高千穂
③高千穂(4分8秒体固め)バックランド

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(18分12秒4の字固め)サンディ・スコット
ダニー・ホッジ(11分30秒回転エビ固め)サムソン・クツワダ

20分1本勝負
サンダー杉山(11分32秒体固め)ジョージ・スチール

タッグマッチ20分1本勝負
鈴木&ヒライ(1-0)肥後&桜田
①ヒライ(13分45秒体固め)肥後

20分1本勝負
羽田光男(12分28秒逆さ押さえ込み)伊藤正男

15分1本勝負
大仁田厚(10分39秒首固め)淵正信

(試合開始18時30分)

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第14戦 7月24日(水)埼玉・川口市旭日町特設リング 観衆5600人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&高千穂(2-1)マスカラス&バックランド
①バックランド(10分40秒片エビ固め)高千穂
②高千穂(4分10秒体固め)バックランド
③馬場(3分49秒体固め)バックランド

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(18分59秒4の字固め)サンディ・スコット
ジャンボ鶴田(8分15秒体固め)ジョージ・スチール
ダニー・ホッジ(11分55秒エビ固め)マティ鈴木
ボブ・ループ(12分59秒片エビ固め)サムソン・クツワダ

20分1本勝負
ミツ・ヒライ(9分4秒逆エビ固め)桜田一男
羽田光男(10分33秒逆エビ固め)伊藤正男

15分1本勝負
肥後宗典(6分11秒片エビ固め)大仁田厚

(試合開始18時30分)
7月22日に開催予定でしたが、雨の為この日に順延。

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第15戦(最終戦) 7月25日(木)東京・日大講堂 観衆9000人
覆面世界一決定戦
USヘビー級選手権 61分3本勝負
ザ・デストロイヤー(2-1)ミル・マスカラス
①デストロイヤー(16分3秒体固め)
マスカラスはデストロイヤーをコーナーに振りフライング・クロスチョップ。これをデストロイヤーがかわし、コーナーポストへ激突し倒れたマスカラスへニースタンプからフォールするがカウント2。すかさずボディスラムで叩きつけ、コーナー最上段からのフライング・ニードロップを決めフォール。
②マスカラス(4分52秒体固め)
マスカラスはデストロイヤーをヘッドロックに決めコーナーポストへ激突させ、ブレーンバスターからフォールへ。カウント2で返されるとコーナーにかけ上がりダイビング・ボディアタックを決めフォール。
③デストロイヤー(7分25秒試合放棄)
マスカラスはヘッドロックにきたデストロイヤーをロープに振り、返ってきたところでジャンプしてデストロイヤーの頭上を飛び越えようとしたが、その前の4の字固めのダメージの為かジャンプが不十分でデストロイヤーの頭がマスカラスの股間を直撃。股間を押さえてリングを転がりまわるマスカラスへレフリーが確認すると、これ以上試合を続ける事ができないと意思表示をした為、レフリーはデストロイヤーの勝ちを宣言。
※デストロイヤーがタイトル防衛に成功。
この試合の勝者にザ・トルネードと名乗るマスクマンから挑戦状が届いた。
デストロイヤーのコメント
「何がなんだかわからない。マスカラスはぶつかったと思ったら試合放棄を申し出た。私はフォール勝ちをしたかったのでノーと言ったが、どうしてもマスカラスが試合はできないというので了解した。こういう勝ち方は不本意だ。」
マスカラスのコメント
「私の完敗だ。4の字固めで左足を痛めてしまった。デストロイヤーがタックルにきた時、足がいう事をきかずタイミングを誤ってしまった。3本目は私から試合放棄を申し入れた。レフリーはフェアーだった。」

タッグマッチ45分3本勝負
馬場&鶴田(2-0)ループ&バックランド
①馬場(12分14秒体固め)ループ
馬場がループをロープに振り鶴田とダブルキック、さらにループをロープに振って32文ドロップキックを決めフォール。
②鶴田(4分47秒片エビ固め)バックランド
ドロップキックからダブルアーム・スープレックスを決めフォール。

30分1本勝負
サンダー杉山(5分59秒片エビ固め)ジョージ・スチール
杉山はスチールから凶器を奪い数発殴りつけた後、首投げから凶器を握ってのパンチを落としフォール。
ダニー・ホッジ(13分47秒エビ固め)高千穂明久
サムソン・クツワダ(16分12秒体固め)サンディ・スコット

20分1本勝負
マティ鈴木(10分1秒首固め)伊藤正男
ミツ・ヒライ(10分1秒キーロック)羽田光男

15分1本勝負
肥後宗典(時間切れ)桜田一男

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

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(海外情報)NWA総会
ジャイアント馬場はシリーズ終了後に渡米し、8月1日から3日までアメリカ・ネバダ州ラスベガス・デューンズ・ホテル2階ロビールームで行われた1974年度NWA総会に出席。
総会では引き続きサム・マソニック氏が会長に信任され、日本・オーストラリア・カナダなど6地区から出されていた加盟申請は、オーストラリアのトニー・コロニー氏のみ認められた。

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