昭和の全日本プロレス

全日の旗揚げからG馬場三回忌追悼興行までの記録です。当ブログの記事や画像を、ブログ等にそのまま転載する行為は禁止します。

第1戦~第6戦(78新春ジャイアントS)

2012年04月07日 19時50分08秒 | '78全日本プロレス

開幕戦 1月2日(月・振)東京・後楽園ホール 観衆2800人
アジア・タッグ選手権 60分3本勝負
井上&浜口(1-1)小鹿&大熊
①大熊(25分49秒片エビ固め)井上
大熊が井上をロープに振ってフライング・ヘッドアタックからボディスラムで叩きつけたところへ小鹿がコーナー最上段からフライング・ニードロップ。これをカウント2で返されると、大熊が井上をボディスラムで叩きつけ、ロープの反動をつけてのジャンピング・ヘッドバットを決めてフォール。
②井上(15分30秒体固め)大熊
大熊は1本目のフィニッシュと同じく井上をボディスラムで叩きつけロープに走りジャンピング・ヘッドバット。これを井上がかわして自爆させ、バックドロップを決めてフォール。
③時間切れ
残り時間1分、浜口が小鹿へ逆片エビ固めから代わった井上がブレーンバスターを決めフォールに入るが大熊がカット。続けて井上が回転エビ固め、逆さ押さえ込みに行くが決まらず。最後ダブルアーム・スープレックスでのフォールを大熊がカットしたところで時間切れのゴング。
※井上・浜口組がタイトル3度目の防衛に成功。
※この試合の選手コールを国際プロレスの鈴木利夫リングアナが務めた。
井上のコメント
「1本目、自分がミスして先制点を奪われ何とも恥ずかしい。結婚して弱くなったと言われたくないので必死だった。」
浜口のコメント
「敵のリングで防衛できたのだから、責任を果たせてホッとしてる。」
小鹿のコメント
「自分のリング、しかも今年の第1戦。何としても勝ちたかった。それがこんな結果になって残念だ。あのタイトルは自分の手元に戻るまでチャレンジする。」
大熊のコメント
「悔しい悔しいよ。頭が痛い。」

タッグマッチ45分1本勝負
ザ・タイクーンズ(1-0)鶴田&羽田
①イヤウケア(4分8秒体固め=フライング・ソーセージ)羽田

タッグマッチ45分1本勝負
馬場&天龍(1-0)ルーイン&ドク
①日本組(5分29秒反則勝ち)外人組

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(17分32秒4の字固め)ジョニー・ロッズ

20分1本勝負
高千穂明久(12分6秒逆エビ固め)伊藤正男
ミスター林(8分39秒片エビ固め)肥後宗典
百田光雄(11分53秒体固め)淵正信

15分1本勝負
大仁田厚(14分3秒体固め)園田一治

(試合開始13時)「国際プロレスアワー」収録

全日本プロレスは、シリーズ最終戦でジャンボ鶴田対アントン・ヘーシンクの特別試合を行うと発表。

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第2戦 1月3日(火)東京・後楽園ホール 観衆2500人
100万円争奪ヘビー級バトルロイヤル(13人参加)
参加選手=ジャイアント馬場、マーク・ルーイン、ジャンボ鶴田、キング・イヤウケア、ザ・デストロイヤー、ブル・ラモス、キム・ドク、天龍源一郎、ジョニー・ロッズ、グレート小鹿、大熊元司、高千穂明久、ロッキー羽田
決勝、羽田(13分43秒体固め)ルーイン
①馬場と鶴田のダブルキックで倒れたところを押さえ込まれ、ロッズ退場。
②大熊③小鹿④ラモスと退場。
⑤デストロイヤーが高千穂へ後方回転エビ固め。これをひっくり返され大勢に押さえ込まれ、デストロイヤー退場。
⑥イヤウケアのフライング・ソーセージでフォールされ、高千穂退場。
⑦イヤウケアが天龍にもフライング・ソーセージを決めようとコーナーに上ったところへ馬場がチョップ。リングに落ちたところを鶴田・天龍・羽田らが押さえ込み、イヤウケア退場。
⑧馬場が他の選手から集中攻撃され、鶴田がサイドスープレックスで投げたところを大勢で押さえ込み、馬場退場。
⑨ルーインのスリーパーホールドからドクのニードロップでフォールされ、天龍退場。
⑩ルーインがコーナーの金具を外している間に、鶴田と羽田は二人がかりでドクをフォール。ドク退場。
⑪ルーインは羽田を場外に落とし、ドクをフォールした鶴田へ凶器で一撃を加えてフォール。鶴田退場。
(決勝)ルーインはリングに戻ってきた羽田の喉元へ凶器で一撃しフォール。その時、リング下にいた馬場がルーインの後頭部を凶器で一撃。倒れたルーインの上に鶴田が羽田を乗せて押さえ込ませ、羽田優勝。
※羽田が賞金100万円を獲得。
羽田のコメント
「ジャンボに助けられた。最後まであきらめずに頑張ったのがよかった。これをきっかけに、今年はガンガン飛ばす。」

タッグマッチ45分1本勝負
馬場&鶴田(0-0)ザ・タイクーンズ
①(11分22秒両軍リングアウト)

タッグマッチ30分1本勝負
ルーイン&ドク(1-0)デストロイヤー&羽田
①ルーイン(9分58秒体固め)羽田

30分1本勝負
天龍源一郎(9分38秒体固め)ジョニー・ロッズ

20分1本勝負
グレート小鹿(時間切れ)高千穂明久
大熊元司(10分32秒片エビ固め)肥後宗典
ミスター林(11分39秒体固め)伊藤正男
百田光雄(14分2秒体固め)園田一治

15分1本勝負
大仁田厚(時間切れ)淵正信

(試合開始13時)「全日本プロレス中継」収録

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第3戦 1月4日(水)千葉・松戸市体育館 観衆2000人
タッグマッチ60分3本勝負
ザ・タイクーンズ(2-0)馬場&羽田
①イヤウケア(9分22秒体固め)羽田
馬場とラモスが場外戦の間に、イヤウケアが羽田へコーナー2段目からフライング・ソーセージを決めフォール。
②外人組(6分11秒反則勝ち)日本組
タイクーンズがイスを持ち出し日本組を攻撃。日本組もイスを奪い反撃するが、制止するレフリーにも一撃を加え反則負け。

30分1本勝負
ジャンボ鶴田(15分13秒両者リングアウト)キム・ドク
マーク・ルーイン(10分30秒体固め)グレート小鹿
ザ・デストロイヤー(12分31秒エビ固め)ジョニー・ロッズ

タッグマッチ30分1本勝負
天龍&高千穂(1-0)大熊&肥後
①高千穂(22分33秒逆さ押さえ込み)肥後

20分1本勝負
ミスター林(15分33秒体固め)百田光雄
淵正信(時間切れ)大仁田厚

(試合開始15時)

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第4戦 1月5日(木)千葉・銚子市体育館 観衆2400人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&デストロイヤー(2-0)ルーイン&ドク
①日本組(12分4秒反則勝ち)外人組
②馬場(4分2秒体固め)ドク

30分1本勝負
ジャンボ鶴田(10分48秒両者リングアウト)キング・イヤウケア
ブル・ラモス(10分38秒体固め)大熊元司
高千穂明久(18分40秒回転エビ固め)ジョニー・ロッズ

タッグマッチ30分1本勝負
天龍&羽田(1-0)小鹿&肥後
①天龍(24分53秒片エビ固め)肥後

20分1本勝負
ミスター林(15分35秒体固め)淵正信
伊藤正男(11分30秒片エビ固め)園田一治

15分1本勝負
百田光雄(10分41秒体固め)大仁田厚

(試合開始18時)

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第5戦 1月6日(金)愛知・江南市体育館 観衆2300人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(1-1)ザ・タイクーンズ
①イヤウケア(9分16秒体固め)馬場
②馬場(4分40秒体固め)イヤウケア
③(3分22秒両軍リングアウト)

30分1本勝負
マーク・ルーイン(6分30秒片エビ固め)ロッキー羽田
天龍源一郎(14分18秒両者リングアウト)キム・ドク
ザ・デストロイヤー(16分4秒4の字固め)ジョニー・ロッズ

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)高千穂&淵
①大熊(23分25秒体固め)淵

20分1本勝負
ミスター林(11分10秒片エビ固め)肥後宗典
伊藤正男(11分22秒体固め)大仁田厚
百田光雄(13分31秒体固め)園田一治

(試合開始18時30分)

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第6戦 1月8日(日)熊本・菊池市体育館 観衆2000人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(1-1)ザ・タイクーンズ
①イヤウケア(9分48秒体固め)鶴田
②鶴田(4分32秒片エビ固め)イヤウケア
③(4分5秒両軍リングアウト)

タッグマッチ30分1本勝負
ルーイン&ドク(1-0)デストロイヤー&羽田
①ドク(16分32秒体固め)羽田

30分1本勝負
天龍源一郎(16分20秒揺りイス固め)ジョニー・ロッズ
高千穂明久(21分7秒両者リングアウト)大熊元司
グレート小鹿(11分23秒首固め)伊藤正男

20分1本勝負
肥後宗典(11分50秒体固め)大仁田厚
ミスター林(11分33秒片エビ固め)園田一治
百田光雄(9分10秒逆さ押さえ込み)淵正信

(試合開始14時)

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