昭和の全日本プロレス

全日の旗揚げからG馬場三回忌追悼興行までの記録です。当ブログの記事や画像を、ブログ等にそのまま転載する行為は禁止します。

'97チャンピオン・カーニバル最終戦

2017年10月08日 19時35分12秒 | 全日本プロレス史
優勝決定巴戦
・3選手が同点となったため、優勝決定巴戦・30分1本勝負を行う。
・対戦順は、A対B、A対C、B対Cの順番で行い、勝ち2点、引き分け1点、負け0点で行い最高得点者が優勝。
・巴戦終了時点で2選手が同点となった場合は、優勝決定戦・時間無制限1本勝負を行う。
・巴戦終了時点で3選手が同点となった場合は、再び優勝決定巴戦・30分1本勝負を行う。ただしAが2勝し優勝が決定した場合はB対Cの試合は行わない。
・優勝決定巴戦は、休憩時間無く続けられる。
・組み合わせは抽選で決定。抽選順は、リーグ戦最多得点の19点に達した川田(4/14)・小橋(4/15)・三沢(4/17)の順で行う。

日本武道館大会の試合前にリング上で公開抽選が行われ、仲田リングアナの持った封筒を3選手が引き、Aが三沢・Bが小橋・Cが川田に決定。

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第21戦、4月19日(土)東京・日本武道館 観衆16300人(超満員)
優勝決定巴戦 30分1本勝負
第1試合
三沢光晴(時間切れ)小橋健太
残り30秒、小橋のラリアットを三沢がブロックするが両者ダメージが大きくダウン。それでも小橋がフォールにいき、三沢がロープに足を伸ばしたところで時間切れ。
三沢はリングに倒れたままの状態で川田の入場を待つ。

第2試合
川田利明(6分9秒エビ固め)三沢光晴
試合が始まるまで三沢は満足に立ち上がる事ができず、試合途中エルボーで反撃するものの、ほぼ川田の一方的な攻撃が続き、最後は川田が三沢を高々と持ち上げてのパワーボムを決め全体重をかけてフォール。

第3試合
川田利明(21分27秒片エビ固め)小橋健太
川田は大車輪キック2連発から小橋の顔面へジャンピング・キック。倒れている小橋をリング中央へ引き戻し、がっちりと片エビに決めフォール。
※川田が2度目の優勝。

6人タッグマッチ30分1本勝負
ハンセン&オブライト&大森(1-0)ウイリアムス&エース&スミス
①オブライト(13分12秒体固め)スミス
オブライトはスミスの延髄蹴りをかわしてバックを取り、投げっぱなしのフルネルソン・スープレックス。ダウン状態のスミスをリング中央に引っ張りフォール。

ジョー樋口レフリーへ記念品贈呈式
馬場代表、ハンセン(選手を代表して)、マスコミ各社から記念品が贈られた。

タッグマッチ30分1本勝負
小川&志賀(1-0)ハヤブサ&金丸
①小川(13分53秒岩石落とし固め)金丸
小川のバックドロップを空中で回転して逃れた金丸だったが、小川は左ヒザへのキックからバックドロップ・ホールドを決めフォール。

タッグマッチ30分1本勝負
秋山&本田(1-0)田上&井上雅央
①秋山(11分片エビ固め)井上
秋山は井上に低空ドロップキックからブルーサンダー(カウント2)。続けてエクスプロイダーを決めフォール。

6人タッグマッチ30分1本勝負
キマラ&渕&永源(1-0)馬場&木村&百田
①キマラ(11分35秒片エビ固め)百田
キマラは百田をコーナーに振って体当たり、さらにヘッドバットで倒しジャンピング・ボディプレスを決めフォール。

30分1本勝負
菊地毅(8分37秒エビ固め)ザ・トルネード
トルネードが菊地に飛びつき回転エビ固め。それを菊地がジャックナイフで返すが、さらにトルネードが返し、またさらに菊地が返しエビ固めでフォール。

(試合開始18時)「全日本プロレス中継」収録

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