あまり筋肉つけたくないんです！

禁断の言葉……

「あまり筋肉つけたくないんです！」


確か、2ヶ月前位だったかな……

近所のスポーツセンターで、20歳の男の子達が5,6人でトレーニングしてたんですが、その中の一人が自分に話しかけてきました。

「凄い筋肉ですね！」「ベンチプレスどのくらい挙がるんですか？」


みんな感じのいい子達で、「ありがとうね♪」と少し雑談して仲良くなったので少しベンチプレスを一緒にしました。

みんな初心者みたいで、一番重量挙げる子が85キロ位で、あとは50キロ～80キロ位の普通の成人男性の初心者レベル。


自分も100キロ～130キロ位までであんまり無理せず軽くトレーニングしながら、補助してあげたり、質問を答えたりしてました。

だいたいみんな、「どれくらいで100キロ挙がりますか？」とか「どうすればそんなムキムキになれますか？」とか他愛もない話。

だけど、その中の一人(最初に話しかけてきた子)だけ、「自分はあんまりムキムキになりたくないんですよね！」って言ってて「あんまり、体をでかくしないでパワーだけ上げたいんですよ」って言ってたので、こう答えました。

「あのね、あんまり筋肉つけたくないですって言う奴は心の奥底(本音は)で超筋肉をつけてムキムキになりたい人間が言ってしまう言葉なんだよ(笑)」「君が一番ムキムキのボディーに憧れてる証拠！！」「そう言う人間は決まって同じ事言うから(笑)」って返してあげたの(笑)

そしたら、ちょっと納得いかない顔して「そうなんですか……」って。


そして、今日！

そのやりとり後、久々に彼とトレーニングで会ったのですが……開口一番……

「お久しぶりです！」「自分ベンチプレス90キロ挙がるようになりました！(２ヶ月前は75キロ位だったかな)」

俺「おお、おめでとう！凄いじゃん！」

「年内110キロ狙えるよ！」

努力してる子は大好きです♪


すると「どうトレーニングしたらいいですかね？」「自分筋肉もっとつけてでかくなりたいんですよね♪」「クレアチン(サプリメント)とか摂った方がいいですかね？」と……(笑)

うんうん(^^)v

素直になってるわ(笑)

多分、２ヶ月前に自分が言った台詞覚えてない


でも、それでいいんです！

きっと自分でやっていけると自信がついたんでしょうね。


トレーニング始めね……最初はみんな恥ずかしいし、キツくて長い道のりをやってく自信がないから不安で「あんまり筋肉つけたくない」と予防線を張ってしまうんですよね。

出来なかった時にまわりに言い訳できるしね。

だからね、初心者はみ～んな言うのよこの台詞を「あんまり筋肉つけたくないんです！」

いいんです！

数ヵ月後にムキムキのスーパーボディーを己が欲してればね(笑)


まっ！俺は１度も言った事ないけどね♪

最初から目指してた体は山本KID徳郁だったから！

そこはぶれなかったしね。

今では、KIDの様なバキバキじゃないけど、KIDよりハードなウェイトトレーニングはやってる！

途中目標はアリスターオーフレイムに変わったしね(笑)

すべてはやる気と継続！

何度でも言うよ！

「僕、鬼の顔を背中に背負ってバキバキのスーパーボディーになりたいんです！！」