行って来ました、高尾山
早朝の6時前に電車に乗り込み、いざ高尾山へ
途中、うとうと寝ぼけながら電車で座っていたのですが、突然「ゴン!」と鈍い音が聞こえたので眼を開けると
隣に座っていた男の子が(20代半ばくらいの)真向かいに座っていた作業現場に向かいます的な職人風のおじさんに(40位かな?)ぶん殴られて鼻血を吹いていました。
そして、何かを怒鳴られて凄まれていました。
あたしは、ウォークマンを聞いていたので事情は分かりませんが隣で事件が起きていたのです。
その子、次の駅で降りていたけど、何だかなぁ・・・・
殴られて、目の前で凄まれて、よく引き下がれると思いビックリしました
トレインファイトが楽しめると思っていたのでね
その後、おじさんは獲物を探す鷹の目で車内をジロリと見渡していたので、あたしもブルルとしてしまい寝たふりを決め込んで
難を逃れる事が出来ました。
あんなのにからまれたら大変な事になりますからね・・・
ぶるる
そして、7時過ぎに高尾山に着き、会社の仲間と合流して入山
東京のマッターホルンと呼ばれ、数々のアルピニスト達の挑戦を拒み続けてきた高尾山
高尾山山麓から、陣馬山に抜ける18キロの長い道のり・・・普段着にスケートシューズ、前人未到の挑戦。
本当に行けるのかしら・・・
東京が一望出来る頂上
リュックは街用のやつなので通気性がなく背中はびしょ濡れに
10キロ過ぎあたりで、あたしの特異体質の「つり」が起こり始めてしまい・・
そう、知っている人は知っているのですが、あたし異常な位、体がつってしまう体質なのです。
この時点で両もも、ふくろはぎ、すねと4箇所・・・ここからがきつかった
つっている箇所をかばいながら変な体勢で歩くと、他の箇所までおかしくなり・・・そんな事の繰り返しで
そこで、落ちている木を2本拾い杖代わりにしてね。
これが功を奏して何とか陣馬山へ到着
水のペース配分を考えずに水を飲んでいたら、途中で水が無くなってしまい喉はカラカラでしたので、かき氷を食べてしまいました。
恐ろしい程の無計画登山でした(笑)
高尾山で何度もコースを間違えて引き返したりしてね・・・多分18キロ+1キロは歩いたなぁ・・・
凄いと思ったのは、トレランしてる人達
あれは、本当に凄い
あのペースで山を走り回るなんて
その中でも1番凄いと思ったのは、トレランの2人組に抜かれた後に下って来た老夫婦の会話で「あら、あの人達登って来るの2
回目ね~」と言っていました。
さらに、自分達が歩いた18キロのコースをトレランでピストンしている人もいて
36キロってフルマラソンレベルですよね
しかも、帰りも凄い速かった
あたしは、拾った枝を持ちながらヨロヨロとしてましたよ
格好だけだと思っていた、山ガールにも負けました
「剱岳」・・・この名前を口にするまでにハードなトレーニングが必要なことが分かりました。
これから、マジで頑張らないといけませんね。
更には完治したと思っていた、去年痛めた膝のじん帯も下りでは歩けない程の激痛で・・・
問題は山積みでございます・・・楽しみですね~
簡単に行かない事程面白いのです
そんな、色々な事を学べたアルピニストたけちゃんへのはじめの一歩を踏み出した日でした