1921年(大正10)第一次世界大戦後、世界の指導的地位についたアメリカは、アジアで急に強くなってきた日本を抑えることを狙って、アジアに関係が深い9ヵ国に呼びかけワシントンで会議を開いた
会議決定事項
■軍縮について
アメリカ、イギリス、日本の主力艦の割合を5:5:3とした。
フランス、イタリアは1.67
このため、各国は多くの戦艦、空母を廃止。日本も17せき、43万トンを廃止した
■条約
太平洋周辺の平和を保つため、日本、イギリス、アメリカ、フランスの4か国条約を結び、日英同盟は廃止した
■中国
各国は、中国の立場からでなく、中国で日本だけ都合のよいことをさせまいとし
★日本、イギリス、アメリカ、フランス、中国、ポルトガル、オランダ、ベルギー、イタリアの国々で9ヵ国条約が結ばれた
★日本はシャントン半島を中国に返すことになった
★しかし、中国が各国に期待したのは、
※自国で関税を決める権利
※外国人を自国で裁判する権利で
「今まで帝国主義国は競争して中国を侵略したが、今度は共同で侵略する」という中国の声があがった