人間の脳の巨大発達は、理性が巨大発達したからだ。脳活動の過剰とは理性活動の過剰を意味する
理性とは労働の合理化のため、感性を補佐するスタッフだったが、スタッフが巨大発達し、スタッフの域を越え独走した
理性主義によって科学や技術が発達し、人類が文明の恩恵を受けてきた。その反面文明そのものが理性主義によって危機にさらされてきた
原爆
原発
核兵器
都市工学
バイオ
などなど
まかり間違えれば偉いことになるというリスクと破滅含みの危険が一杯の代物ばかりだ
理性の働きは走り出したら容易には止まらない。理性は理性のために理性をエスカレートさせる
その独走を阻止できるのは、頭の司令官である感性、観性でしかない
理性主義が巨大発達している今日
最も必要とされるのは大型の強い感性、観性である。感性、観性が闘うべき相手は、わがもの顔に振る舞う理性主義という怪物だ。そのための感性、観性論であり、闘うためには観性感性が何であるかを知ることが先決だから
だが己を知るだけでは勝てない。敵を知らなければならない。理性とは何かがよくわかっていなければならない
🤔己の中の理性との闘いか?それとも理性主義者と闘うのか?その両方か?