るるの日記

なんでも書きます

感情の種類

2021-06-23 16:20:29 | 日記
感情は
それを作り出す内面活動のありようによって、その種類を異にする
種類は7つ
始めの2つが感覚感情
後の5つが激情型感情


■官能感情
対象がものである時の感情
美しい
醜い
美味しそう
難しそう

■人格感情
対象が人格である時の感情
男らしい
たくましい
かわいい
素敵

■活動感情
対象が活動である時の感情
活動する力を感じる形で起こる
走り出したくなる
やる気が起こる
充実感
無気力感
しんどい感じ

活動感情は一連の活動中で、次の3つに分かれる

★対象感情
対象にくっついて起こる感情
(官能感情は対象から起こる)
面白い
魅力を感じる
尊敬

★位置感情
一連の活動の部分を意識して起こる
後少し
うまくいってる
やめようか
嫌になった

★達成感情
活動の対象が達成されて起こる
やったー
ホッとした
くたびれた
バカをみた

■一般的状態感情
内面活動全体(a)と、それに対応する心や身体の状態(b)とのギャップが対象になって起こる
快・不快に似ている

a>b
おそろしい
大変だ
興奮

a<b
拍子ぬけ
倦怠

a=b
落ちつき
冷静

■概念感情
対象が概念である時
こんなことではいけない
社会になじめない
霊がこわい

■想像感情
何かを想像することによって起こる
ワクワク
ドキドキ
ゾッとする

■同類感情
対象と自分の間に同類性を発見
あわれみ
思いやり
近親憎悪

♦️特に大事なのは【活動感情】
なぜなら、感情が活動的身体と固く結びついている以上、これが感情の基礎だから
その中でも【対象感情】と【位置感情】が特に大事

♦️対象感情がなぜ大事かというと、この感情が前向きで積極的でないと、活動への意欲が落ちてしまうからだ

達成感情は、活動目的以外の、目的があるようでないような日常活動には意味がない。かりに達成感情が感じられたとしても、それは部分的な位置感情にすぎない

♦️次に概念感情、想像感情が大事
現在は人々の感情がこれによって動くことが多いため、その感情の扱いには十分注意しなければならない
心のストレス
CMによる感情の固定化
マスコミによる感情誘導
幻想化
過剰反応
日常的感情の欠落
誹謗中傷

今日の感情のトラブルの大半が
概念感情や想像感情をベースとしている

♦️同類感情はほどほどに
つまらない、とるにたらない同類性であれば、【あわれみの念】の乱発になり、【あわれみ疲れ】を起こし、あわれむ気持ちを失う

つまらない同類性にひっかかると、本当に意味ある、価値ある同類性をかぎつける感情の働きが鈍くなる

同類性だからといって、あわれみにつながるとは限らない。同類だからこそ反発することもある。近親憎悪がそれであり、戦争も何らかの同類性の反発に根ざしていることが多い

感受性で「霊がいる」と感じても、能動感情がその誤りを訂正する

2021-06-23 15:22:18 | 日記
能動感情とは、能動化された情念が引き起こす内面活動によって
引き起こされる感情
激情型感情独特の感情である

能動化された感情だけが、まともな感情として扱われるに値するし、意味がある。ヒステリーのようなめちゃくちゃな感情は感情とはいえない

能動感情は、感受性の働きに訂正や修正の働きをする。感受性が見落としていたものに気づかせ、感受性が騙されている場合、その間違いに気づかせ、感受性が大まかにしか働いていない場合、きめ細かく働くよう誘導する
なぜかというと能動感情は
前向き・積極的な感情だからだ

感受性や感覚は、外からの刺激を待つ受身的なもの。感じ方は消極的で、ぼんやりした感じ方になりがち。そのため反応や判断もいい加減であてにならないということになる

能動感情が感受性にはっぱをかけると、ぼんやりした感受性はしゃんとして働く

感性「嫌な感じ、霊が出るかも」
感情「このアパートに住め」命令
住んでみたら気持ちのいい部屋だった

そうしたことが、感受性と能動感情の間で常に起こっている
能動感情の感受性に対する力はきわめて大きい




嫌な感情をなくす方法

2021-06-23 14:56:32 | 日記
いい→肯定的・受容的内面活動
いや→否定的・拒絶的内面活動
感情は、より大きな内面活動が起こると消えて、次の内面活動が起こり、次の感情が起こる

嫌な感情に取り憑かれ、それが嫌だと思うなら、その元である内面活動を、いい感情が起こるいい内面活動に切り換える

■嫌いなものが、なぜ嫌いかを考えていくうちに、その内面活動のマイナスが自然にプラスに変わり、嫌いという感情は消える
なぜなら、いい、嫌、好き、嫌いの感情はものそのものによって起こるのではなく、ものについての自らの習慣や趣向によって起こるから、その習慣や趣向を【反省】すれば、それだけで今までのマイナスを簡単にプラスに換えることは可能である

反省によって感情のマイナスがプラスに変わるのは、反省の感情はより大きな感情だから

■心の中でクヨクヨしないで、思ったことを口に出してみる。その途端「嫌な感情」がスーッと消える
それは、感情を言葉に表そうと思うことによって、新しく強く大きな内面活動(情念の働きによる)が起こり、感情も強く大きな感情に変わるから

弱くて小さい内面活動は
強くて大きな内面活動に弱い
弱くて小さい感情は
強くて大きな感情に弱い

嫌な内面活動とは
自分の中の悪い毒気
嫌な感情をいい感情にするために
その内面活動を見直し、切り換えることは、自分の毒気を抜くということ

感情の相手は自分の内部にある。ヘビが嫌な感情の相手ではない🐍

2021-06-23 14:19:22 | 日記
感情は内面活動によって
内面活動にくっついて起こるから
感情はすべて身体内部で起こる

🐍に対して嫌な感情を持つのは、🐍が直接嫌な感情を起こすのではなく、🐍を見て嫌な感覚が働き、その嫌な感覚が体内に残って、嫌な感じの内面活動を起こす。そこから嫌な感情が起こる
いい感情が起こる場合も同じ

感情の相手は全て、外ではなく内部にあるが、感覚型感情の場合はわかりにくく、感覚と感情がごっちゃにされがち

感情は今体験していることに対して直接起こっていない。蓄積された内面活動によって起こる

2021-06-23 14:06:54 | 日記


感情は激情の1番上につくられる激情の波である。そこに感覚の延長の感覚感情が入り混じっている
感情は激情型感情と感覚型感情の複合体であり、感受性と感受態2つの世界をつなぐ通路でもある

感情は波である
感覚型感情は点である
激情型感情は火のような塊である

感情は直接的には起こらない。間接的に起こる
★感覚型感情は、
感覚を起こさせたものに対して
直接的に起こるのでなく
ものによって起こされた感覚によって、その感覚にくっついて起こる

★激情型感情は、
感情は情念の動きに対して
直接的に起こるのでなく
情念の動きによって起こされた感覚によって、その感覚にくっついて起こる

感情を間接的に起こさせる感覚を【内面活動】という

★感覚型感情の場合
感覚に受けた刺激は
「もの」に対する反応という形での
感覚の働きが消えた後でも体内に残り、そこに何らかの二次的感覚を作りだす。それが【内面活動】で、感情はその内面活動によって、また内面活動にくっついて起こる

激情型感情の場合も、情念の動きによって体内に何らかの内面活動が起こり、それによって、それにくっついて感情が起こる