るるの日記

なんでも書きます

小学舘学習百科事典で学ぶ・第一次世界大戦・同盟側と協商側の対立

2021-06-17 08:01:56 | 日記
この事典は約45年以上前、私が小学3年頃に購入したものである

■大戦前のヨーロッパ
★19世紀後半から20世紀初め
ヨーロッパの国々は、海外に領土や植民地を拡げることに懸命だった。アジア、アフリカの国々はほとんどが植民地かそれに近い状態にされた
アフリカ全土の約90%がヨーロッパ列強国々の植民地だった
中でもイギリスは広い植民地を手に入れていた

■三国同盟
ドイツ・オーストリア・イタリア

1
イギリスは
ロシアと対立
フランスと対立
ドイツとも緊張関係に

2
ドイツ
ビスマルクは、ロシア、オーストリアと同盟を結び、フランスを孤立させようとしたが
これとは別に裏ではオーストリアと同盟を結び、ロシアにも備えた

3
1882年、ビスマルクは、オーストリアにイタリアを加え【三国同盟】を成立。ビスマルク引退
皇帝・ウィルヘルム二世が政治をとり、帝国主義のやり方を強引に、押し進めた。ドイツの急速な進出で、ヨーロッパの国々は大きな不安を持つ

■三国協商
ロシア・イギリス・フランス
●ロシアとフランス
1891年同盟成立

●イギリスとフランス
1904年協商成立

●イギリスとロシア
1907年協商成立

♦️ヨーロッパは同盟側と協商側の2つのグループに分かれて対立






大逆事件は政府が社会主義者を弾圧するための、でっちあげ【ひどい】

2021-06-17 07:10:43 | 日記
■明治社会主義の動き
★財閥が各産業を支配し、日本経済がいくつかの巨大資本のもとに独占されると同時に、労働運動が高まり、社会主義運動が進展

★1906年
堺利彦、片山潜、幸徳秋水らを中心に、日本社会党が結成された。しかし治安警察によって党は禁止され、さらに政府はすべての社会主義者の集会や出版を押さえつけたり、規制した
政府の強引なやり方に怒りを感じる人が多くなり、そうした中で幸徳秋水らは無政府主義の考えを持つようになる

■大逆事件
★1910年5月25日
爆弾で明治天皇暗殺計画を立てたという理由で、四人の青年が逮捕された。四人は幸徳秋水の指導を受けた無政府主義者たちだった

★これをきっかけに、政府は幸徳秋水ら数百名の社会主義者を逮捕し、極秘のうちに取り調べを行い、幸徳秋水ら12名名は、大逆罪で死刑にされた

★実際は、幸徳秋水をはじめ多くの人々は、暗殺計画に加わっておらず、事件は政府が社会主義者を弾圧するための、でっちあげらしい

★その翌年は国民の間でストライキが続出。一方では陸軍が軍備拡張を要求するなど、暗い時代への前触れがあった
1912年7月30日、明治天皇崩御
時代は大正へ移った


戦国時代の領地拡大合戦から、明治以後からの資本拡大合戦へ

2021-06-17 06:45:51 | 日記
■日本の重工業
★日清戦争後、政府の軍備拡張政策で、重工業が発展
日露戦争後、満州や朝鮮から原料を得るようになった

★製鉄業では、官営の八幡製鉄所
民間の、釜石製鉄所、神戸製鋼所、日本製鋼所などが生まれ、鉄の生産量は、1900年から1910年の間に約10倍に増えた

★造船業では、石川島造船所、川崎造船所、長崎造船所などを中心に大型船を作った

★これらの工場の動力として電力を作りだすために、水力発電所の建設もさかんに行われた

■財閥の形成
★日露戦争後には、好景気にのって、企業が続々と拡張、新設されたが、1907年アメリカの恐慌の影響で、日本にも不景気がやってきた
企業の解散や、合併、吸収が行われ、預金の支払いを停止する銀行も現れた

★不況の中で、第一、三井、三菱、住友、安田の五大銀行は、いろんな分野の産業に手をのばし、財閥と呼ばれる巨大な資本の結合体となった

★三井は株を買い占めて、他社を支配し、1909年、銀行・鉱山を柱とする三井合名会社を作った

★三菱は造船、鉄道、鉱山など経営をひろげ、銀行を中心とする合資会社を作った

★こうして、財閥が各産業の一流会社を支配したため、日本経済はいくつかの巨大資本のもとに独占された