品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

中国品質計量の展開-1

2007-01-15 10:11:08 | 測定、5S
                   トヨタ会館の見学写真

中国への品質計量管理の方法を検討していて思い出すのは、国が規制している部分は管理が弱いということである。制度が未熟な時代は国が指導的な役割を果たすのが歴史的に見て多き行われてきていおり、適切な方法といえる。

自動車産業、ガス機器産業、食品産業などで品質問題がマスコミで報道されているが、個人の責任の寄せ集めが品質問題になっているので、当事者のみの責任ではないと思う。社会全体の責任としないと問題は解決しないと思う。


では、どうするかであるが、各個人が担当業務の責任を果たすことである。その責任の果たし方として、ISO9001:2000にはコミュニケーションの要求事項は出来たので、コミュニケーションを充実することが有効と思える。そこで、中国の品質計量管理の合理的な方法として、マザー工場と中国とのコミュニケーションをITを利用して行うと良いので、各個人がメールの機能を上手く使いたい。

国家が計量器の検査をしているので、検査された後の管理を充実することが有効である。日本でも、国の関与が大きかった時代は管理が弱かったが、計量管理が品質と関係しており、自社で行う必要が理解されてから、効果的な管理が開始された経過があるので、この経験を中国で国が検査をしてからの管理に適用すると良い。

具体的には、モデル工程を決めて行う方法などがある。ここで注意したいのは、グローバル化で説明のための業務が日本が発展してきた時代と異なっていることである。

計量管理ビジネス:モデル工程計量士
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