品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

ISO10012を運用しないために起きる問題

2008-05-11 11:39:47 | 加工不良
                    雨上がり庭先の(2008/05111)

雨が降って肌寒い。

中国がISO10012の運用では先進国である。これはISO9001から運用するようになったという説明が2005年の日中韓のセミナーで説明があった。

日本のISO9001の審査の運用では、ISO10012を利用しないように指導しているので日本では9001から10012を利用が少ないのはその影響である。専門家の縦割り意識で隣の専門技術が見えないことは産業界としては被害が大きい。

ISO10012を運用する場合と、しない場合はどういう問題が起きるか、中国の製鉄メーカーは計量、制御、情報処理を一体化して運用して成果を上げているという説明が4/24のセミナーであった。日本も量から質へと変遷してきているが、中国は10012を利用することで早く実現するように思える。

QCとISO9001は融合していないし、品質と計量計測も融合していない、中国の製鉄メーカが計量計測、品質、情報処理と一体化していることは、日本のメーカーで一体化していない企業の問題点であり、中国メーカが脅威となる。

計量管理ビジネス:ISO10012計量士
老人のぬいぐるみ