品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

加工不良を防止するワークショップ

2010-05-25 08:30:23 | 品質計量管理
第4回計量ワークショップ(2010/05/24)

「加工不良防止する測定方法」というタイトルで、ワークショップを開催したら68名の参加者があった。計量士には加工不良を防止するノウハウがあるのでこのテーマを付けた。

加工不良とは、主に機械加工で不良品を作ることである。機械加工の対象物は自動車部品、工作機械部品である。また、対象の測定器は、マイクロなどの寸法測定器である。

NC旋盤などの作業者が主な受講者である。従って、受講者に受け入れてもらいやすいように加工現場の情報を出来るだけ多く入れて、正しくはからないと加工不良が出来ることをいろいろな事例で紹介した。

講習会の終わりに無記名のアンケートで、加工不良をどのくらい発生させているか調査した。その結果35名(51%)の人が2~3回/年、加工不良を発生しているとの回答があった。

この加工不良防止のテーマは、内容を充実して継続することは品質向上、生産性向上に計量管理が役立つと思える。

計量ワークショップのテーマ:加工不良を防止する測定方法
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