品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

マイクロメータを指導する順番

2011-10-17 06:59:33 | 品質計量管理


マイクロメータによる測定(2011/10/14)

第4回測定トレーナー養成研修会でマイクロメータの測定を行った。
マイクロメータの測定は、簡単なようでやってみるとうまく測定できないことが認識できる。

トレーナーが指導する順番は、山本五十六の言葉を利用するとよいと思っている。

1.やってみせる → 説明する → やらせてみる →褒めてやる

2.測定した後で話し合い → 内容を確認しあって → 任せて測定させる → 測定者が育つ。

3.測定している様子を → 感謝で見守って → 信頼すると → 人が実る。

ここで、説明してからやってみせるのがよいか、やってから説明するのがよいか。迷うところであるが、やってから説明する方が理解されやすいと思う。実験をした科学的なデータはないが、説明するのみの場合と、やるだけの場合を比べれば、やるだけのほうが理解されやすい。

ここで、更に指導する状態を観察すると、やってから直ちに説明するのがよい。直ちにとは、1~3秒間後ということである。

老人のぬいぐるみ