品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

ISO9001:2015 8.5.1の演習教材の準備

2017-08-27 20:15:04 | 品質計量管理
ISO9001:2015のモノを取り入れたコーチングを行うための演習教材の作成をしている。

必要なもの。
1.課題
改善が望ましいと思える工程
2.必要なもの
1)要求事項
8.5.1 製造及びサービス提供の管理 
 組織は,製造及びサービス提供を,管理された状態で実行しなければならない。
管理された状態には,次の事項のうち,該当するものについては,必ず,含めなければならない。
a) 次の事項を定めた文書化した情報を利用できるようにする。
 1) 製造する製品,提供するサービス,又は実施する活動の特性。
 2) 達成すべき結果
b) 監視及び測定のための適切な資源を利用できるようにし,かつ,使用する。
c) プロセス又はアウトプットの管理基準,並びに製品及びサービスの合否判定基準を満たしていることを検証するために,適切な段階で監視及び測定活動を実施する。
d) プロセスの運用のための適切なインフラストラクチャ及び環境を使用する。
e) 必要な適格性を含め,力量を備えた人々を任命する。
f) 製造及びサービス提供のプロセスで結果として生じるアウトプットを,それ以降の監視又は測定で検証することが不可能な場合には,製造及びサービス提供に関するプロセスの,計画した結果を達成する能力について,妥当性確認を行い,定期的に妥当性を再確認する。
g) ヒューマンエラーを防止するための処置を実施する。
h) リリース,顧客への引渡し及び引渡し後の活動を実施する

2)擬似製品
・3Dプリンターで製作した擬似製品

3)管理図関係
・X-Rs
・C管理図

4)手順書
・インフラ関係
・測定器校正成績書
・うっかりミス防止
・設備管理記録
・要員の力量記録
・出荷検査要領

5)品質記録
・管理図作成用のデータ

上記のうち、
・X-Rs管理図を作成用する擬似部品30個と手順書ができた。
・C管理図用の手順書ができたので、次に欠点のある擬似部品をこれから製作する。

3.伝え方
9001:2015の伝え方として、モノを取り入れてコーチングをこうなう準備をしてきて約1年経過して、擬似部品の作成が3Dプリンターで製作できるようになったので、従来の文書やコーチングを取り入れた解説よりも効果的に伝えることができるようになったと自己満足をしている、しかし、まだまだやるべきことが沢山ある。

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