品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

品質計量マネジメントシステム-10

2006-11-18 09:00:24 | 測定、5S
             産業技術記念館(2006/02/24)


QMM(品質計量マネジメントシステム)No10

計量器検査成績書(検査台帳)
検査成績書は、計量器台帳と重複する内容が多いので、QMM(品質計量マネジメントシステム)台帳は電子媒体で作成するのが能率的である。検査データのアウトプットを何に利用するかで、検査結果の入力項目が決まる。すなわち、自社のQMMの目的から決めることになるが、アウトプットの一例は次のようである。
タイトル 2006年度計量器検査集計表
・ 工場別・ライン(製品別)品質クレーム状況
・ 工場別・ライン(製品別)計量器検査結果
・ 計量器の不良状況(数量)
・ 計量器検査データ(計量器の精度)
・ 資産(機種、数量、金額、使用職場)


検査台帳の記入項目
・ 管理番号
・ 名称
・ 能力
・ 形式(分類表を別に決める)
・ 器差(測定ポイントは、3点~)
・ 構造(キズ・割れなど)
・ 判定(検査規格を罰に定める)
・ 校正履歴(必要により3回分の検査データ)
・ 品質への影響調査
・ 備考

製品の品質データは、品質管理データから入力する。この場合に品質管理データに計量器検査データを挿入する方法も良い。

計量管理ビジネス:品質計量士

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