品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

計量管理の求人-適正計量管理事業所

2007-06-09 07:13:53 | 測定、5S
                 夕暮れの教会(2007/06/06)

求人内容の3番目は、次のようである。

(3) 適正計量管理事業所の維持 ・ 計量士業務(特定計量器の定期検査の実務) ・ 関係機関(県計量検定室/計量協会)との窓口業務

適正計量管理事業所の維持は、特定計量器の定期検査業務と言うことであろう。
関係機関との窓口業務、この業務は、嘱託計量士が行っている場合が多い。
以上の業務は、比較的に非常勤の計量士で実施出来る内容といえる。

企業が必要としている内容全体を、計量士の資質向上の研修会のカリキュラムに取り入れるために整理すると、次のことが考えられる。

1)必要な知識経験:
汎用の計量・計測器・測定器の定期検査及び取り扱い指導、及び校正のための標準器(測定の不確かさ含む)の管理及び指導
*計量機器の概論、統計的学、管理概論、ISO10012

2)試験所・校正室の運用(マネジメント):
ISO17025とJCSSの要求事項、計量改良及び検査員への指導
*国際規格、SI単位、マネジメントシステム

3)適正計量管理事業所の維持
計量士の国家資格、行政との対応
*国家資格、一般ビジネス能力

4)関連知識:
IT技術、ISO9001、SI単位、14001、TS16949の知識、資料の作成技術、海外の計量関係情報、ビジネス能力など。

以上になる。
以上の項目を教育するためのカリキュラムを、引き続き検討しよう。

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