郷土教育全国協議会(郷土全協)

“土着の思想と行動を!”をキャッチフレーズにした「郷土教育」の今を伝えます。

孫っ子との日常ー73(エスカルゴで遊ぶ)

2021年02月08日 | 日記

 

今、フランス人の多くはストレスが充満しているようだ

コロナ感染の勢いが容易に収まらず市民生活が大きく制限されている

18時から翌朝6時までの外出は原則として禁止されている

 

当然ながら飲食店はじめ商店もこれに従った営業活動である

やむを得ず外出する場合は許可証を携行しなければならない

「緊急事態宣言」が出ていながら緩い日本とは大きく異なる厳しさだ

 

子どもたちの生活を直接制限するものではないが影響は少なからずありそうだ

学校は開かれているし もともと放課後に友だち同士で遊ぶこともないからだ

しかし 大人や社会の閉塞感は自ずと子どもにも伝わってくるものだ

 

大人たちは制限の厳しいフランスから一時の開放感を得るべく外へ出る

外と言っても単なる外出ではなく隣国のスペインやイタリアだ

これらの国の感染状況も決して良くないがフランスよりは緩和されている

 

子どもたちはただただ家の中で楽しさを見出すしかないのだ

まして彼女は一人っ子で パパは一時的に単身で赴任中なのだ

部屋中に人形等の玩具類をありったけ並べて遊ぶ

 

一昨日はなんと そのおもちゃの中に動くものを発見‼️

それは庭に住む大きなエスカルゴだった

彼女が捕まえて部屋へ連れて来たのだ

 

そのエスカルゴが人形の頭から顔に向かって動いてる‼️

「かわいいでしょ❣️」と笑って話す彼女

サラダの葉っぱをあげると美味しそうに食べるというのだ

 

「お部屋の中は暑すぎてエスカルゴは嫌がるよ」って言っても

「でもお外にはあまり食べ物ないから私あげてるの」と答える

「食べ終わったら外へ出してあげなさいよ」と私は続けるが・・・

 

フランスではエスカルゴを食べるがまさかこれは食べられまい

因みに食用エスカルゴは養殖して穀物等を餌としているようだ

野生エスカルゴは捕獲後に絶食させて消化管を処理する必要がある

 

とにもかくにもコロナ禍にあっても彼女は逞しく生きている😀

今日のテレビ電話で聞いたらエスカルゴは外に戻してあげたそうだ

部屋から見える所にいるようだが外はヒョウが降る寒さとのこと

 

-S.S-

 

  


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