孫っ子との日常ー36(スークールガード②)

初仕事に入る前に 校長室を訪ねた
私の悪い癖で ついつい長居して喋ってしまった
校長室には歴史的な地域の写真等が飾られていたからだ

「ここ船橋が私の教員生活の出発点でした・・・」
「この学校にも子どもたちを引率してやって来たこともありますよ」
「この学校は歴史ある学校ですよね・・・」と私

はじめは事務的に私に仕事を教えようと振舞っていた校長
「この資料は先先代の校長が集めたんですよ」
「市内の社会科の研究会の部長をしていたんです」

次第に話はスクールガードの話から学校の中身に進んだ
「実は明後日は 本校の90周年式典があるんです」
「社会科をやられていたんですか・・・？」

別に威張りたいわけでもなく まして自慢する意識はないのだが
相手が権威的に出てきたり教えようとする雰囲気が漂うと
それを上回る程のオーラを発揮したくなるのが昔からの悪い癖

別に校長が偉そうにしていたわけではないが
あまりに一方的かつ事務的に事を片付けようとしていたから
ここは一言 言っておかなければと いつもの習慣が出てしまった

これで初日からの仕事がスムーズに進むことになった次第だ

スクールガードのグッズをいただいて帰宅した





-S.S-