現在、私の勤務校では、朝の会にて子ども達に「里の秋」という歌を歌ってもらっています。
「しずかな しずかな さとのあき
おせどに きのみの おちるよは
ああ かあさんと ただふたり
くりのみ にてます いろりばた」
から始まり、二番三番とつづくのですが、歌詞を読むほど、おそろしい歌だと思いました。
「里の秋」の二番は。
「あかるい あかるい ほしのそら
なきなき よがもの わたるよは
ああ とうさんの あのえがお
くりのみ たべては おもいだす」
と、二番はこれといって、なんのことのない歌のようなのですが、三番をみると、この「とうさん」は「戦地におもむいていた」ことがわかります。
「さよなら さよなら やしのしま
おふねに ゆられて かえられる
ああ とうさんよ ごぶじでと
こんやも かあさんと いのります」
三番を読んだら、この「とうさん」が「戦地」において、何をしてきたのかという、想像が欠けているとしかいいようがありません。
それはともかく、「里の秋」のもともとの三番は。
「きれいな きれいな やしのしま
しっかり まもって くださいと
ああ とうさんの ごぶうんを
こんやも ひとりで いのります」
これを見て、いまさらながら「南方戦線」がいかに大変だったことか、想像できます。
最後に四番を紹介して、この話題を終えたいと思います。
「おおきく おおきく なったなら
へいたいさんだよ うれしいな
ねえ かあさんよ ぼくだって
かならず おくにを まもります」
この歌を「朝の会」にて、歌うことをやめさせられなかったことを自戒して書きました。
-K.O-
「しずかな しずかな さとのあき
おせどに きのみの おちるよは
ああ かあさんと ただふたり
くりのみ にてます いろりばた」
から始まり、二番三番とつづくのですが、歌詞を読むほど、おそろしい歌だと思いました。
「里の秋」の二番は。
「あかるい あかるい ほしのそら
なきなき よがもの わたるよは
ああ とうさんの あのえがお
くりのみ たべては おもいだす」
と、二番はこれといって、なんのことのない歌のようなのですが、三番をみると、この「とうさん」は「戦地におもむいていた」ことがわかります。
「さよなら さよなら やしのしま
おふねに ゆられて かえられる
ああ とうさんよ ごぶじでと
こんやも かあさんと いのります」
三番を読んだら、この「とうさん」が「戦地」において、何をしてきたのかという、想像が欠けているとしかいいようがありません。
それはともかく、「里の秋」のもともとの三番は。
「きれいな きれいな やしのしま
しっかり まもって くださいと
ああ とうさんの ごぶうんを
こんやも ひとりで いのります」
これを見て、いまさらながら「南方戦線」がいかに大変だったことか、想像できます。
最後に四番を紹介して、この話題を終えたいと思います。
「おおきく おおきく なったなら
へいたいさんだよ うれしいな
ねえ かあさんよ ぼくだって
かならず おくにを まもります」
この歌を「朝の会」にて、歌うことをやめさせられなかったことを自戒して書きました。
-K.O-