建築業界に身を置いて30余年、今までにない不況だと感じている。 過去の好景気で記録した年間170万戸の着工件数がピ-クでその後下降し、今や80万戸まで来ているのではないだろうか?
人口の減少もあり、団塊の世代の影響も確かにあったが、ここ数年急激に下降していることは確かなことで、不況によっての購買力も落ち込み、建築業界のみならず、全ての企業に陰りがみえている。
そんな中で、高速道路の4車線化を進めようとする人達
や、何十年も前のデ-タ-からなるダムの必要性を主張し、相変わらず公共事業に依存をと考える地方経済。
時代の流れの中で意識を変えながら次の手段を考えなければならない時代でもある。
何かに依存する体制から、何かを作り出す体制へと変わっていかなければ新しい経済は生まれて来ないだろう。
例えば、農業一つを取ってみても、減反政策での休耕地がこの和歌山でも荒れ地としていっぱい残っている。
日本の自給率は50%を割り込みむ中、一つの政策がより悪化させる結果を生み出している。
個人レベルで、脱サラから農業に転職を望む人達も多く存在する。 このような中で、ダムや高速道路に投資する資金を相乗効果が出るよう、有効に使えば、自給率も伸び、過疎地も減り、地方にも人が集まる。
全てにおいて、一つの事に執着せず、依存せず、資金を有効に使い、後に自分たちに跳ね返ってくる資金の使いかたを考えなければ、大切な資金が一部の人の私服を肥やす事にもなりかねない。
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