よく分かる 住まいづくり・・(檀建築コンサルタント)

私達の考える住まいは、住まいづくりの原価を探り、無駄のない資金で、遊び心のある家を作る事。

いきざまつり

2010-08-29 12:12:32 | とりとめもなく

 娘が所属している「紀道」が第一回和歌山祭り”いきざまつり”を立ち上げ、その記念すべき日に立ち会うことが出来、一角のブ~スを提供して頂き、参加する事が出来た事は嬉しい限りでもある。

この祭りのタイトル”いきざ まつり”・・意味合いを考える時、いきざまと読みたい。
人間の最も大事な人間の”生き様” ただ単にぼ-っと生きるのではなく、何かを考え何かに刺激され、自分が変わり、人を巻き込み変えていく、その人の生き様で有って欲しいと願うからだ。

淡々と生きるのも人生、こだわりの中で生きるのも人生、のたうち回り、苦しみそれに負けることなく向かって行くのも人生。
多くの仲間達が、この和歌山に集まり、命を燃やし灼熱の中、汗と涙を流し、踊っている姿は、圧巻であり、命を燃やす力強さを感じた一日でした。

子供から、年配者達まで、幅の広い年齢層でありながら、若いからとか、歳だからとか言う言葉はそこには浮かばず、年齢を持たない 気力が観ている全ての人達に伝わったことだろう。

命を燃やし生きてこそ、生まれてきた価値があり、その命を燃やし尽くしてこそ生きた価値が生まれる。
            

祈りを願う思いが 全国から駆けつけたメンバ-達の踊りのテ-マの中にあり、その祈りを宇宙と繋げ天にまで届くかのような勢いを感じたのは私だけではないはず。
平和を祈り、人間の幸せを祈り、私達が生まれて来たこの地球を考え、その思いは宇宙に繋がり、その中から自分たちがいかにちっぽけであり、またひ弱で有ることを知る。

おごることなく、こびることなく・・・小さな生き物たちが一つになったとき、大きな力となり宇宙まで届く声となるだろう。
命を燃やす事がいかに大事なことか、また子供達にその生き様を見せつけることがいかに大切な事か、・・何年か後に振り返った時受け継がれている事が分かるはず。
”いけ!”・・”叫べ!”・・”届け!”・・・を連呼し、踊り伝えようとする想いが、踊りの中から伝わって来た。

           

叫びが踊りを呼び、踊りが叫びを呼ぶ・・・
誰かが与えてくれるだろう!
誰かが幸せにしてくれるだろう!
そんな甘い考えを捨て去り、叫び!、祈り!
自らにも言いきかせながら訴えようとする命は持ち続けなければならないし、伝えなければならない


                 

踊り、狂え!・・・その中から何かが伝わる筈。
流れに逆らって何かを生み出してこそ、生きてきた意味がある。
表現出来るのは・・思いがあるからこそ。
伝えたい人がいるからこそ。

必ずその思いを形にすることにより伝わり、またその伝わった形はその人によって何処かで表現される。