よく分かる 住まいづくり・・(檀建築コンサルタント)

私達の考える住まいは、住まいづくりの原価を探り、無駄のない資金で、遊び心のある家を作る事。

無駄を無くす

2010-10-06 09:17:53 | 住まいづくり

新政権に替わり国が無駄の削減に手をつけはじめた。
資本主義の中に置いて 金を集める側では必ずよからぬ事を考えだす
「やから」が現れ、その連中が組織をつくり、仲間を増やし私服を肥やす。

それが正にいまの官僚社会の中で行われており、国民の税金を自分達の為にプールし、各組織にばらまき、老後と自分達の家族の為にせっせと蓄えている。
役人の中にも本当に国民の為にと考え一生懸命尽くしている人間も少なくは無いはずだが、
霞ヶ関に入所し、財産を増やし、あぶく銭にまみれてやろうと考える新卒者はいないはず、しかし人間腐りきった環境の中で居ると、清い心も泥にまみれ、知らず知らずよからぬ方向へと意識は変わり、真面目に働いているのが馬鹿らしくなり、楽に生きてやろうと言う思いに変わってくるのだろう。

国を動かし、組織を動かし、人の為に使命感をもって働くか、或いは
自分の得手勝手で非常を非常と思わず、正義感を捨て去り、民を思わず自分の事だけを考え、私利私欲に身を置くかは、その人の意識であり、私たち国民は、その「やから」の連中を見極め、排除するため国会に有能な議員を送り込まなければ今の日本を変えることは出来ない。

大きな無駄は国にあり、また”小さな無駄”・・しかし個人レベルにとってはそれは大きな無駄があり、住まいづくりの中にも、その無駄はいっぱいある。
その無駄にさえ気付かず要求されるまま支払い、中身が分かっていない為、人に任せ信頼を言い訳にし、自分に言い聞かせ納得させている。

官僚達の欲の中身が、戦後60年以上も経過し、やっとその事に気がついたが、私達が直接それに手を下す事は出来ない。
しかし、個人の財産を守る為には、手段を考えれば改善することが出来、わからないまま無駄とは気付かず高額な家を買わない方法を自分で直接選ぶことが出来る筈。

100円の物は100円でしか買わない。
それが本当に100円なのか見極める手段を考え取り組まなければ、
原価100円のものを、150円で買ってしまっても気付かず、疑問さえ起きないところに大きな無駄が潜んでいることに気付くべきなのだろう。